日の出前の朝走りへ‥と走り出した途端、クラッチに違和感。握り込んでもクラッチが切れてない。騙し騙し走っていくうちに握り心地がスカスカになっていって、ついにクラッチが切れなくなってしまいました。
690DUKEはマグラ製の油圧クラッチが入っています。リザーバーの蓋を取ってみると‥空っぽ。これは大ごと‥。
ちなみに、使用するオイルはブレーキフルードと同じDOT4またはDOT5のオイルです。以前NUDAにマグラの油圧クラッチをつけた際に購入したミネラルオイル(鉱物油)がたっぷり余っているので、オイル抜けていても安心♪って思っていましたが、このモデルはミネラルオイル厳禁。サービスマニュアルを読んで気がつきました。
大抵の場合、蓋に注意書きが書いてあるので、油圧クラッチをご使用の方はよく見てみてください。
ホースをたどっていくと、このチェーンの外れ止めの金属プレートを止めている2本のボルトで油圧クラッチが共締めされているようです。
外してみると、ゴム製のオイルシールが一部ちぎれていました。組み付けのミス、または製品の不良ですね‥。このゴムシール、紙製のガスケットの内側にあるので漏れたオイルはエンジンオイルに混入している、ということでしょうか。
車体側は右側のクラッチへつながるプッシュロッドが見えています。レーシングスタンドに架けて直立させている時はそうでもありませんでしたが、サイドスタンドで立てるとオイルがタラタラと漏れてきます。
さて、このゴムシール、パーツリストをみてみると単品パーツではなくて油圧クラッチのスレーブピストンとアッセンブリのようです。購入店に電話してみると「パーツを取り寄せて送るよりはそちらで直接KTM埼玉の通販サイトからオーダーかける方がきっと早いので、後で実費請求してください」とのことでした。ピストン本体・紙ガスケット・ゴムシールリングと送料で25,000円ほど。
オーダーしたけど、KTM埼玉さん、月曜定休だって。在庫あるといいなぁ。
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