GB250 初夏のAMツーリング

朝4時出発、経小屋山で朝ラー。ここ2日続けて5時前くらいの空が割と綺麗に染まったので、高いところから拝みながらラーメンでも、という計画的な出発です。でも今日は良い雲が出ていましたが、朝日が弱くてあんまり染まりませんでした。

日中は25度を超えるのに、朝は寒いのでラーメンが染みます。この日路傍の寒暖計で8度を示している場所があって、二度見しました。

大竹・岩国が一望。一番左端の平坦なところが米軍基地ね。

実は足場はあんまりよくなくて、平坦なところはわずかしかない。

朝イチでここへ来たのは朝焼けのためですが、他にもこの場所のキャッシュが数年前の僕の発見後おそらくロストしているので責任をもって再設置しに来た、という目的もありました。ミッションコンプリート、どこへ行こうか。

朝日の差し込むトレイルを歩いてGBまで。

太陽の方を振り返ると逆光なのかと思ったら、朝日を受けた無数の光点がキラキラしていて本当に綺麗です。

若葉の緑も瑞々しく、この時期この時間を逃すなんてもったいない。

前日と同じルートで渡之瀬ダム湖から三倉岳へ。昨日はこの辺り、サスセッティングを探りながら走っていましたが、今日は昨日気持ちよく決まったセットで流しました。同じ道でも楽しさが全然違う。

見た目本当に普通のGB250 Clubmanですが、足回り、エンジン出力、僕に合わせて触りまくったGBはもう本当にかけがえのない「俺のバイク」です。

羅漢ガラーン‥昨日も昔の馴染みの方がお一人いらっしゃっただけでした。良い朝なのに‥。

むちゃくちゃ緑色に染まった景色の中で写真を撮っていて、ああ、僕のバイク緑色してるんだな、ってあらためて気がついた次第‥普段は緑のバイクだなんて意識は全く飛んでました。本当はこの型の黒銀が欲しかったんですよね。今はもう馴染んじゃったけど。

まだ拾っていないジオキャッシュでも巡って帰ろうと国道434号を南下。途中GoogleMapにも載っていない落差28ｍの「宇佐の大滝」というものを道沿いに見つけました。

結構立派な滝が周りの岩を削って独特の地形を醸しています。全然展望とか気にされていないのが可哀想なくらい良い滝。

アンチエイリアスが切れたような模様になっている橋。

降り立ってみると、結構タマヒュン！

道の駅ピュアライン錦のキャッシュ。実は訪れるの4回目くらい。これまで全然見当違いな場所を探していて、今日はなぜかひらめきがありました。こういうことを経験すると、人生も当たり前に過ぎていっているようで、実は何度も筋違いな生き方や時間を過ごしてしまっているんだろうなぁ、って思うことがよくあります。常にひらめきが降りてくるわけじゃないから、何かに囚われて見過ごしてしまっていることってたくさんあるんだろうなぁ。

錦川沿いを走っていると遠くからでもはっきりと読める字で書かれたパブリックトイレットの文字があちらこちらで見受けられます。

錦川清流線の河山駅の下が通り抜けられる隧道になっていたので入ってみると、その先は、コレ。セローならそのまま上がってみたと思います。とりあえず歩いて階段を登ってみました。

僕より10歳年上の階段。真っ直ぐ先も左も民家になっていました。

振り向いてこの写真を撮っていると「何を撮られているんですか？」と住民の方に声をかけられました。錦川清流線が開通した時、駅が目の前だし便利になると思ったら、線路より山側の集落は何をするにもこの階段を降りて隧道を通らなくてはならなくなって、まー大変になりました‥と語られていました。なるほど‥。
調べてみたら岩日線（現錦川清流線）の開業が1960年ということで、この階段はそれにあわせて作られたということで間違いないようです。