かっこいいけど、うるさいヨシムラ。エンド部にバッフルが収まっているのでこれをどうにかこうにかして消音できないものかと外そうとしてみましたが、どうにもこうにもなりませんでした。
外して中を覗いてみたり。
丁度刺さるものはないか探してみたり。あれあれ‥プレクサスの缶が見事にピッタンコ。
プレクサスの缶はこの手のドリンク缶と径がほぼ同じということがわかったので、早速加工しやすいアルミ缶の蓋を切り外して加工してインナーバッフルとして挿入して組み直してみました。
アルミだとちょっと走るだけで破れてしまいました。が、径を絞ることで加速中のキンキンした高音が抑えられて、中低速が太くなることが分かりました。これはものすごい収穫。
アルミでは弱いので鉄缶のドリンクを買ってきて、無駄に飲みました。
この缶、上の蓋のところだけアルミなんですね。なので、底をパイプカッターで切り取り。
こんな形に穴を開けて、2枚重ねてずらすことで穴の大きさを変えてセッティングできる様にしてみるのも面白いかな、と。
流石に缶コーヒーの底では鉄とはいっても薄いので、最終的にはスプレー缶やらガスボンベの底など強度のありそうなものにする必要があります。
暇な時にプレクサス缶の蓋と底を切り離し。
蓋はこの出っ張っているところをカットすれば理想的な形状と穴の大きさができるんじゃないだろうか。
それが、コレ。開口率70%くらいでしょうか。
無加工のサイレンサーの穴。エキパイの差し込み径と排気口の太さが違うので、この段差に引っ掛けるようにバッフルを入れられます。
プレクサスの蓋バッフル。このくらいが丁度良いかと考えていましたが、これでもまだ音が気になりました。どのくらい絞ったら適音になるのか、また排気効率上どこまで絞っても許されるものなのか、全然ノウハウのない中で身近にあるもの利用で試行錯誤は結構楽しい。サイレンサーを外したり付けたりというのがそれほど面倒臭い作業じゃないというのが良いところ。
プレクサス缶の底に8mmの穴を9つあけてみました。これはもう、絞りすぎだろうと思ったのですが、意外なことにコレでも走るし音はかなり絞られました。
蓋と蓋を2枚重ねて入れてみました。とりあえずこれでしばらく走ってみます。CBのノーマルサイレンサーは低速がスカスカですが、これはトルク感が出てとても扱いやすくなりました。
ありがとう、試作品たち。こういう試行錯誤はとても楽しいですね。
エアクリーナーボックスの蓋を外すと低速でパワーが出るという話を伺ったのでこれも試してみましたが、これは吸気側から出る音が爆音で、街乗りではパワーが出ているのか爆音でパワーが出ていると勘違いしているのかよく分からない状態なのでそっと蓋を戻しておきました‥。
音対策もできたので、あとはサイレンサーの転倒対策ができたらパーツ的には完成かな。
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