うちのFIT、新しくしました。
5つあるグレードの一番上位グレードで内外装の豪華な「Luxe」のオプションフル装備車。この4型FITが発表された1年前、いずれ乗り換えることになるだろうと試乗しに行った際、Home(一番汎用のモデル)のハイブリッド車に乗りましたが、そのディーラーにはLuxeも置いてありました。興味本位でお値段を尋ねてみたら「フル装備のハイブリッド車で300万円弱になります」と言われて、「え、FITでしょ?革張りシート?こんなの誰が買うの?」と思ったモデルです。
これ、10年前の黄色いFit納車時の写真。もともと初期型の赤いFITに乗っていて、これに10年乗ったところで2型の黄色に乗り換えました。初期型もとても良い車でしたが、2型も静かで使い勝手が良かった。ただ2型の内装はプラスチック多用でちょっとおもちゃっぽい感じでした。3型には食指が動かず全く眼中に入りませんでした。2020年に登場した4型はとても評判がよく、中でも僕の心が動いたのは「一番ローグレードのBASICも上位モデルも、足回り・シート(の中身)は同じ=ローグレードもハイグレードも乗り心地自体はほぼ一緒」という点でした。ならBASICでもいいじゃん、って。
でも、現実はこうなりました。どうしてこうなってしまったかというと‥
1.10年を超えた黄色Fitが6月に車検で、車検までに新車を納車したいならそろそろ動いても良いんじゃないかと値段を調べ始める。
2.もともとBASICのハイブリッドにしようと決めていたので、乗り出し200万円だということがわかる(ちなみにガソリン車とハイブリッド車の価格差は新車で44万円)。
3.ついでに中古も調べてみたら、走行2700kmで200万円ちょっとのLuxeが広島で見つかる(ちなみにBASICとLuxeの価格差は新車で45万円)。え?っと思ってちょっと見に行ってみようという話になる。
4.実車はホンダディーラーで試乗車として使われていた、メーカーの意地をかけたフルオプション車(オプション総額50万円!)だということがわかる。
5.もともと200万円で考えていたんだから、これで良いんじゃないか?ということになる。お買い上げ。
以上が、1日の間に起こりました。
ハイブリッドがガソリンになった差額がグレードの違いで相殺されて、オプションは丸々おまけでついてきた、という感じ。
ガソリン車とハイブリッド車の燃費の違いと現在のレギュラーガソリン価格から考えると、44万円分高いハイブリッド車の価格差分を回収するとなると、14万kmくらい走ったあたりがハイブリッド車がお得になる境界線です。今後税制などが変わったら話は違ってくるかもしれませんが、それにしても多分そこまで走らない。
車がさし変わることで、うちの様子も様変わり。今の家が建ったころ。
1年後、黄色に乗換え。
そして10年後。色味がなくなって寂しくなりましたが、落ち着いた雰囲気にはなったように思います。
テラッテラに磨いてみました。うちに似合うかどうかは別にして、せっかくのコンパクトカーにもかかわらず高級志向の車なので、この30年バイクで培った磨きと状態維持の能力をフルに使って、丁寧に扱ってみようと思います。
なお、花粉と黄砂の季節がやってまいりました。
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