モトジムカーナ三種の神器といわれれば、タイヤ・サスペンション、それと車種によりますがバンパーだと思います。四種の神器といわれればさらにギア比セッティングと言えるのでしょうが、CB250Rはどうもノーマルギア比でも走れるとのことなのでうちの場合はタイヤ・サス・バンパー。
そのうちのひとつ、ジムカーナ用のバンパーが届きました。
SSBの装着、僕はCBR600Fで1.5セット、NUDA、VTR、そして今回ということで4.5セット目の購入となります。
CB250R用のSSBはただ取り付けるだけ、というわけにはいかなくて、ラジエータホースを抜いてSSBのフレームの輪の中に通したり、シュラウドに切り欠きを作る加工をしたり‥とちょっと手間のかかる仕様になっています。
クーラント抜き取り。ラジーエタの直下のホースを抜くと、おおそよ1〜2Lの間くらいの冷却的が出てきました。
車体側のエンジンハンガーなど既存の強度のあるボルト類を差し替えてバンパーのマウントにしています。
後部のつっかえ棒になるパーツの受けは、メインフレームの接合部です。ここ、プラスチックのキャップをとってびっくり、ただの中空のパイプなんですね。アルミのカラーを当ててバンパーの受けにします。
ここ、付属のM10ボルトで取り付けるとフレーム強度が出過ぎて曲がらないバイクになってしまうので、わざとM8ボルトに取り替えてさらにラバーマウントにして前後にも左右にも動く仕様にした方が曲がるという情報をいただきましたが‥すごいな、そんな情報が得られるだけ関東の人は走り込んでるということか‥。
三点止めで強度を出したいのに、もう一点を受けるボルト穴が車体側にありません。そこでこのようなパーツが付属していました。シリコンの被っているフック状のものを車体側のダウンフレームにひっかけてバンパーのマウントを作ります。
こんな感じ。ボルトを締め込むとフック部分とバンパーのプレート部分がフレームを挟み込んで固定される、というもの。カシコイ。
取り付け完了。ここまでは小一時間もあれば終わります。
大変なのはシュラウドの加工。バンパーを通す開口部をつくったり、微妙に当たってしまう部分をくり抜いたりしていきます。開口部は糸ノコでざっくり切ってから整形しました。
バンパーの当たる部分のくりぬき。リュータである程度けがきラインを深く削って、プライヤーでつまみ取り、あとはひたすら現物合わせの整形。
アウターになるパーツは見えるところですから慎重に‥。
仮止めしてアタリや隙間をみて調整‥の繰り返し。
できた!綺麗に取り付けできました。
これまで使ってきた3.5セットはステンレスのフレームだけのものでしたが、今回はじめてスライダーのようなエラストマーのついたタイプを取り付けました。エラストマーのない従来タイプは削れてガザガサになると狭いガレージで服が引っかかったりしましたが、これなら大丈夫なのかな。転んでみてからの使用感など、また記事にできればと思います。
スタイル的にはもうすっかりジムカーナマシンっぽくなりました。あとはサスがいじれるようになったら実戦投入です!リアショックは1月初旬に到着予定。フロントのフォークキャップを開ける道具を調達しなくては‥。
さくたさん。取り付け方法、寝ながら?悩んだのだろうなぁw
Z900RSの時は3日考えたと言ってました。おかげで東京に4日滞在しました(笑)