IMAGE DIVE

東京の原美術館のWebサイトを見ていたら、成田にあるIMAGE DIVEという会社のサイトを思い出しました。美術館のサイトの方は洗練さという点で今一つ(「引いて見せる」というよりは「足して見せる」的)なので、おそらくIMAGE DIVEの手がけたページではなく、IMAGE DIVEに影響を受けた方の仕事じゃないかと思います。

IMAGE DIVEのWebサイトの方は久々に訪れたらリニューアルされていました。アップルのiOSが他のOSに比べて使っていて心地よいのは、フリック操作などで画面を強くスライドすると行き過ぎてリバウンドする動きなど僕たちが住んでいる世界の物理法則がとても自然に感じられるようシミュレートされている点が挙げられます。この動作には相当なこだわりを感じますし、センスのいい方がチューニングしているのだろうと思われるのですが、アップルの製品でそのような感覚を得る10年も前にこの「僕たちが住んでいる世界の物理法則」に相当こだわった動作をするFLASHサイトを立ち上げていた会社がIMAGE DIVEです。平面作品にインタラクティブさが加わったとき(要するにFLASHが使われ始めたとき)、「動けばいいや」じゃなく操作性・操作感にもこだわりを見せた作品づくりに、ものすごい衝撃を受けましたし、今の僕の生活や仕事や遊びにもその時の衝撃が色濃く影響しています。

なんかオフィスも、経営者の山崎さんご本人もとてもおしゃれですね。んー、まずは職場の机のまわりから片付けるかな。

2 Comments

tsugataku

昔のように、触ると揺れるようなのはなくなっちゃったのね。
タイポグラフィについても、ずいぶん勉強させてもらいました。

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