TRYGYMKHANA プレ大会

結果から言うと総合2位だった今回の大会。ウェットの割には頑張って走れたし結構グリップするんで全然怖くありませんでした。

前日。初めての岡山国際サーキット会場。7月も後半ですが、これが今年初めての大会となります。

TRYGYMKHANAのイベント会場としてこれから岡山国際サーキットをお借りする、ということでその準備として正式ではないながらも大会を開始することになりました。正式ではない、といってもTRYGYMKHANAのポイントがつかないだけで、Sクラスの選手が7人も参加して昇格対象にはなる大会です。

今回は前日練習会も併催。広島からだと和気インターを降りて北上ということになります。うちから3時間と見越していましたが、3時間半かかりました。 ほどほどサーキット近くまで進んで、山中を走る周囲の様子から「これはもしかして‥」と地図でガソリンスタンドを確認してみると‥ルート上にガソリンスタンドがないんだな、これが。インター付近の和気の市街地以外にはガソリンスタンドどころかコンビニもないのです。練習会と本番の大会と2日間走るので手持ちのガソリンがちょっと不安なことから、補充のために止む無く引き返しました。なにもかも麓で準備しておかないと潰しが効きません、岡国。

もともと2日続けて雨予報でしたので、カーサイドリビングを張って雨の準備。会場が広いので、リアゲートの後ろに出すテントじゃないこういったタイプのテントも今回はご迷惑かけずに張れました。

大会当日に向けてウェットの練習をして置きたかったのですが‥あてが外れてこの日は完全ドライでした。常に曇りで日差しもキツくなくて良かったんですけれど‥翌日の雨走行が不安。

昨年・一昨年のMFJ西日本大会に参加した方に伺っていた噂の会場まで徒歩1分のコテージ。

コースのパドックのすぐ裏手には芝生の中に白いコテージが割と自由な角度で並んで建っています。んー、最高に素敵な宿泊会場だ。

ま、僕たちが泊まるのはここなんですけどね。廃校になった小学校を利用した施設。岡山国際サーキットから車で10分ほどです。

中は元学校という雰囲気は残しながら、適度に改装されています。

この手洗い場なんか小学校っぽい雰囲気そのまま。廃校にはなりましたが、卒業した子供たちが将来やってきた際に、こういった壁の作品なんかがとても懐かしく映るんでしょうね。

黒板跡の残る宿泊部屋。無駄に広いよ。

宿泊だけでなく研修などにも利用できるように、教室がそのまま教室として使われている部屋もあります。

全く改装されずに物置になっている教室もあります。ここには悪いムーミンの亡霊が出るようです。

他にも、ユニット式のシャワールームも6部屋用意されているので、いつでも好きな時にシャワーを浴びることができます。とてもありがたいです。

本来ならビュッフェ形式で食事だったようですが、このご時世にあわせて適度な距離感を保てる個食形式。

到着のみなさんを待ちきれず、一足お先にいただきます。

お弁当にチケットがついていて、飲み物やらおつまみやらは現金の代わりにこれで購入できる自由度の高さ。会場でも提供されていたトルティーヤドッグなどもこの場で作っていただけました。

みんな揃ったので、小学校のグラウンドでラジオ体操。

じゃなくて、オープンな空間で適度な距離を保った乾杯です。

夜は2箇所に分散して、それぞれの時間を過ごしました。お酒は困らないほどありましたので、楽しい時間になりましたよ。

翌朝。雨降ってない‥!

先日のしまなみ海道ツーリングの朝食に買っておいた鳥しお雑炊、お酒飲んだ翌朝にはいいなぁ。食べにくいフォークでゆっくり食べるのがちょうど良いです。

開会式が終わる頃までは空もなんとか保ってくれましたが‥

走り出す頃にはウェットになりました。フルに雨の大会、ぶっつけ本番。

トップのHSTNさんとの比較動画。ウォーミングアップを見ていて、キレの良い回転とフリーターンで2秒くらい差をつけられそうなので、コーススラロームで3秒くらい稼ぐつもりで走らないと勝てないな、と思っていたのに、並べてみると回転はほとんど差がなくて、結局最後のフリーセクションで1秒差がついただけ、という内容でした。昔からフリーセクション、嫌い。みんな同じルートで勝負しようよ‥。

今回勉強になったこと。

  • 雨だと強く曲がれないのでいつものつもりでパイロンへ突っ込むと必ずオーバーランします。なので、それを見越したラインで入ってパイロンピタ付けできるようにウォーミングアップのうちに頭を切り替えて調整しておく必要があります。
  • バンクは深くとれませんが、切り返しはどんなに派手にしても転けません!バイクが直立に近いあたりではできるだけ早く動いて、早めに向き変えして後で楽をする、というラインで走るのが良いです。逆にターンが遅れてパイロンを通り過ぎてしまうような走り方をしていると途中からの修正がドライ以上にとてもしづらいです。
  • 結局どこで稼ぐとかセコいこと考えずに、全部で頑張るしかない。
  • VTRの強みは「扱いやすいからミスしづらい」というGROMと同じようなところなので、雑な走りせずにひとつひとつ丁寧に。あと、ウェットでアクセルをフルに開けても全然タイヤすべらない‥w

フォークオイル抜いて行ったのも正解だったようです。結構フォークをズドンと沈めて勝手に曲がるマシンになってきたように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です