GB250 & SUPERTRAPP

スーパートラップのメガホンサイレンサー、GBに乗り始めたら付けたいなと思っていました。どうも世間様のスーパートラップの評価はビッグスクーターが流行っていたころのストリート系爆音サイレンサーというどちらかというとヤンチャ系な感じなのですが、僕の中では「カワサキはKERKER、シングルはSUPERTRAPP」という僕がバイクに乗り始めた1980年代終わり頃の強烈な刷り込みから抜け出すことができずに30年が過ぎてしまいました。

残念ながらこれまでスーパートラップを付けられるようなバイクに乗ってこなかったので、今回GBはもうスーパートラップ一択。迷わず程度の良さそうな中古品を見つけて購入しました。

届いた商品、車体から外したそのままっぽい感じ。ススけてるし汚れてる。

映り込みのせいでわかりにくいのですが凹みはなし。傷もわずかなもの。

後端の6本のボルトを抜くとお皿がバラせます。お皿の枚数で排気抵抗を調節して、少ない枚数なら消音効果の高いトルク型、枚数を増やせば抜けの良い高回転型にセットを変えることができます。面白い。こんなに簡単に出力特性変えられるサイレンサー、他にないじゃないですか。お皿は6枚付属していました。

ピカールで一番後端の蓋を磨いてみました。てかてか。

後端の蓋の裏側。排気が直接ぶつかるところだからかカーボンが結構な厚さで堆積しています。ピカールで途中まで磨きましたが、全部のお皿を手作業で磨いていたら1日が終わってしまう。

なので、洗浄液に漬け込むことにしました。サンエスK1。800mlのお湯に44g、6%弱の濃いめの溶液をつくってジップロックで漬け込み。

袋にお皿とサンエスK1を入れてぬるま湯を注いだ瞬間から液が真っ黒になりました。1時間くらい放置しました。

カーボンの堆積の薄いところは取り出して水洗いするだけで取れました。残ったところはピカールで。

純正サイレンサーを外してみました。ガスケットのカスがエキパイにこびりついています。

マフラーバンドの外から見えないところは年式なり。23年前の部品って感じ。

ギラギラっ。今までの僕のバイク人生の中にはなかった世界に足を踏み入れた感じがする。

GB、バイクらしいバイク。ホントカッコいい。

 

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