GB250 タコメーター修理

購入前からタコメーターが傾いているのは分かっていて、「偉い人にはそれが分からんのです」的な気持ちで性能に関係するところじゃないから気にしないようにしようかと思っていました。いや、実は気にしていて納車の翌日に早速直そうとしたものの、どの配線を抜いたらメーターが丸ごと外せるのか探るのが面倒臭くて途中でやめた、というのが本音かもしれません。

実はタコメーターの針の動きも怪しくて、4000回転くらいから上に上がろうとしてくれません。力なく途中で落ちてきたり、ハッと気が付いてピクン!と回転が上がったり。中のコイルやら磁石やらの距離感がおかしいのでしょうか。サービスマニュアルを手に入れて配線と手順が確実に分かったので、分解してみることにしました。

ヘッドライト、パカ。

中は本当に年式なりで、ちょっと嬉しくなりました。外観は本当に良い状態を保つ努力をされていたんだなぁ、って。

スピードメーター関係の配線は赤のカプラと、それにくっついているギボシ端子3つです。

ヘッドライト内の配線を抜いて、トップブリッジと繋がっているボルトとスピードメーターケーブルを外したらメーターがごっそり車体から外せます。

今回はタコメーターの分解までやろうと思うので、メーターケースからタコメーターユニットを抜き出します。

サイドスタンドを出したらニュートランランプが点灯した、みたいなことにならないように分解前に配線の写真を撮っていますが、メーターユニットの裏側には一応配線の色がエンボスで記してあります。

中央にネジ止めで3本並んだ配線がきているのですが、中央のネジが緩んでいました。タコメータの針がピクピク動く原因はこれかな?

背面のボルトを全部外すとケースの中でメーターユニットがカタカタになります。ここからもうひと分解‥と思っていましたが、この時点でまた仮組みしてみたら、なんだか針の位置が正規の水平の位置に戻っているような‥。

組み戻してみたら、いい感じ。もともとのズレていた原因は全く不明です。タコメーターの針の動きも正常になりました。こちらはボルトの緩みが原因ですね。

あれ、タコーメータの3000回転あたりのバックライト、切れてないか‥?「イルミなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」的な気持ちで気にすまいか‥いや、近いうちにまたバラすでしょう‥。平日の夜に小一時間バイクいじりするのはとても楽しい。

しかし、イルミ切れ‥中古バイクを昼間に購入すると気づかないところですね。

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