「自転車要りますか?」と言われて譲っていただいた丸石サイクルの自転車。保管してあるというバイク屋さんへ行くと、なんと箱ごと。
開封してみると、といってももう箱はボロボロ。中身を取り出してみると「ジャンプ6 JD22-4-M」という型の自転車のようです。ザックリ調べてみたら40年ほど昔、1980年初期のデコチャリブームのころの自転車のようです。
40年間、箱の中で眠っていたようですが、それでも埃が侵入してうっすらと白くなっています。
取り出してみました。欠品があるかもと言われましたが、一通り部品は揃っているようです。
ゴムバンドはさすがに朽ちかけていましたが‥
埃を払ってみると、メッキ部品に錆ひとつない。
リムもスポークもピカピカ。タイヤのホワイトレターもくっきり。
プラスチックパーツも全く劣化の様子が見受けられません。
唯一死んでいたのは、乾電池。液漏れしていました。この乾電池、何に使うのかというと、
ここ。6速ギアチェンジのポジション表示に使います。この装置から出ている配線をどこへもっていったらよいのか分からず、残念ながら電池を入れてもデジタル表示はされませんでした。
大雑把なマニュアルらしいものも付属していましたが、どのボルトがどこ、という指示まではされていないので、大体わかる範囲で組み立ててみました。
この、昆虫のような真面目人間のような顔とか、昭和世代にはたまりません‥
どうもこの筒がダイナモの発電量でヘッドライトを2灯にするか4灯にするかの切り替えをするようで、ダイナモやヘッドライトの端子を接続していくことになっています。このあたりの結線図は付属していました。
もうね、1周回って、カッコいいやつ。外観のアウトラインを決めているフレームが、プラスチックパーツのバンパーの役割にもなっているんですね。
発電のチェック。手でタイヤを回すと外側の2灯が点きます。
シートポストがまだ刺さっていませんが、とりあえず全体の様子。
FFっていうのはタイヤが回転していたらペダルを漕がない状態でギアチェンジしてもギアが切り替わる仕組み、だったと思う。小学生の頃、何かで読んで覚えた知識。
ピカピカ。
ピカピカ。
あんまりきれいすぎるので、一回も乗って走っていません。24インチなので、大人が乗るにはちょっと小さい。室内保管しています。
しまなみ海道とか走ったらそれはもうバカウケな気もしますが、状態が良すぎるのでメーカーさんへ連絡して昭和の貴重な資料として寄贈しようかと思います。どうしても手元に欲しい、という方がいらっしゃいましたら、まだ手元にありますのでご連絡ください。
こんにちは、ご無沙汰してます
良いものを見せて頂きました、箱のままとは ビックリです
それにPTA推薦に
こんにちは、まだ寄贈せずに手元にあるのでしょうか?