東京ディズニーランド

公式アプリがとても便利

夢と魔法の王国へ!

ムスメの希望で、ディズニーランドへ。千葉が実家だとはいっても広島から訪園するとなると重い腰をあげないとなかなか来られないところ、という印象がどうしてもあります。

今回ディズニーリゾートを訪れるのが久々すぎて、入園のシステムも随分変わっていたのでその辺について。
チケットは携帯のアプリからオンライン購入ができます。日付指定のものと購入から1年以内でいつでも使えるものとがありますが、日付指定のものにしておけば入場者が多くて規制がかかる日でも入場保証をされます。
いつでも使えるチケットは来園日を決めたらアプリ上に2次元バーコードが表示されるようになって、このバーコードで入園したりファストパス入場の受付をしたりします。パークのゲートを携帯の画面の2次元バーコードを表示してくぐったら、印刷物の2次元バーコードがもらえるのかと思っていたら、携帯画面上での提示の場合退園するまで画面の提示でサービスを受けることになるため、携帯の電池が切れたらなにかと不便になります。なので、モバイルバッテリー必携です。

うちの場合、僕の携帯で家族分を購入して4枚持っていることになりましたが、妻の携帯アプリに「おくる」ことでチケットを妻の携帯に表示することもできます(その場合こちらのチケットにはバーコードが表示されなくなります)。うちは男チームと女チームで別行動を取ることもあったので、妻とムスメのチケットを送りました。ファストパスなどではアトラクションに入場するそれぞれのゲストのバーコードを切り替えて表示することになります。

携帯アプリはリアルタイムに各アトラクションの待ち時間が地図上表示されたり、パーク内では自分の位置が地図上に表示されるので、紙の地図のころのように迷子になることがなくなりました。ムチャクチャ便利です。リアルタイム待ち時間はパークを訪れていない時にも確認できるので、事前にどういう日のどの時間帯にどのアトラクションがどのくらい混んでいるのか、の予習ができます。

当日入園に至るまで

さて、今回うちは「パークの特別なイベントデーよりも混雑を避けたい」という理由で事前に来園日を12月26日(木)または27日(金)と決めていました。12月25日まででクリスマスイベントが終わること、その翌週末や年末までの平日であること、というのが主な理由ですが、過去の来場者数を一覧できるサイトなどで調べると、この「クリスマスイベントから年末休みまでの平日」は例年年末に向けて特に来園者が控えめという情報も散見されたからです。

平日の朝でもあるので、実家からパークまでの道路の混雑を避けるために午前6時前に出発しましたが、一般道のみの通行でも渋滞らしい渋滞にも出会わずパークに到着。駐車場のお兄さんに「今日はどんなですかー?」と尋ねてみると「今日はディズニーシーで新しいキャラクターが発表になる日なので、お客さんあちらに流れてるようですねー」とのことでした。

とはいうものの、入場45分前にゲート前に並んだらこの状態。8時半の開演直前には自分たちの後ろにはこの倍以上の人が並んでいましたけれど。

これだけ人が集まると、携帯の電波状態はとても良いのに通信スピードが極端に遅くなるという現象が起こります。アンテナ数、限られていますから仕方がありませんね。

入場待ちで、地面の模様に隠れミッキーを探す子どもたちの暇つぶし。なかなか見つからないので、結構時間潰せます。

入園後の3アトラクション一気乗り

これまでの刷り込みから、入園してすぐのワールドバザールの屋根をみるだけで気分が盛り上がりますし、その先のシンデレラ城を見てさらに興奮が増し‥あれ?

がーん‥シンデレラ城、どうしちゃったの?

全く知らなかったのですが、2019年10月からよく年4月まで、シンデレラ城は改修工事なんだそうです。クリスマスイベントのプロジェクションマッピングのために囲いで覆った物を外しているのかと思いました。これはちょっと興ざめ‥。

パーク内、キャストの方のホスピタリティというかプロ意識には本当に頭が下がります。開園早々に早速落書きもされていました。

今回、うちが家族で乗ると決めたアトラクションは「カリブの海賊」「ビッグサンダーマウンテン」「ホーンテッドマンション」。古典的ですけれど、それがディズニーランドらしくていいかな、と思って。

携帯アプリで取得できるファストパスは開演と同時にみなさん取得を始めるので、人気アトラクションはあっという間に利用可能時間が遅い時間に追いやられていきます。うちは8時半の開園で「モンスターズインク ライド&ゴーシーク」を押さえてましたが、10時からの利用となりました。

そのままワールドバザールを左に折れてカリブの海賊へ。人気アトラクションというわけでもないのでこちらは待ち時間ゼロでスルスルっと入れました。複数人のジャックスパロー、健在でした。今年はカリブの海賊から見えるレストランにも行きたかったのですが、こちらがシーフードレストランでムスコがダメなクチなので残念、諦めました。

パーク内を時計回りに進んでいくと、入園時に調整中と言われていたビッグサンダーマウンテンが利用可能になった直後!チャンスです。ムスメ、身長確認棒を持ったキャストさんに102cm確認のテープを貼ってもらってるところ。

いってきます。

最初思春期的不満をぶちまけて不機嫌にブリブリいっていたムスコも、発着場へ登っていく通路の雰囲気を味わっているうちに魔法にかかってしまったようで、「これ絶対に楽しいやつだ!」とときめいてきました。

ビッグサンダーマウンテン、人気アトラクションですからファストパス必至かと思いましたが、調整が終わってオープンになったばかりだったので待ち時間ほぼゼロ。ムスメは人生初ジェットコースターでした。

ファストパスで押さえたモンスターズインクまでの時間にまだ余裕があったので、ホーンテッドマンションへ。

ハロウィンから年末にかけて、ホーンテッドマンションは「ホリデーナイトメア」バージョンになっていて、内容がちょっとコミカルになった分残念な感じもしましたが、また通常のホーンテッドマンションに来た時に子ども達は違いも楽しめるかな。

アトラクションを出た正面に、足場に囲まれたシンデレラ城、それとクレーン‥ううん、残念だ。ちなみに、ファンタジーランドから正面側への通り抜けもできなくなっていました。

え、ディズニーランドで!?ムスメの体調不良‥

モンスターズインク ライド&ゴーシークに乗るために、トゥモローランドへ向かいました。ディズニーランドの開園以来、外観が丸々見える建物として見た目の印象が変わっていないランドの象徴となる建物のひとつ、代々木体育かn‥ スペースマウンテン。トゥモローなのに昭和の香りがする不思議な建造物‥といってもそれって今では40代よりも上の世代じゃないと分からない印象かもしれません。

しばらくディズニーランドに来ていなかったので、このアトラクションは僕も初めて。最初に入ったホール、映画に出てきた会社のあのホールじゃないですか!

キャストの方にとっていただきました。ゲートの下から何かのぞいていますね‥。

ライド中に気が付いたのですが、娘が盛り上がっていない。どうも頭が痛いと言っているようなのです。

勢いで立て続けに4アトラクション、それもジェットコースターやら暗くて怖い系が続いたので、気分を害したのか悪くなったのかとにかく傷心モード。まだ午前中なのに、もう帰ると言い出しかねない様子です。とりあえず早めに食事を済ませよう、とワールドバザールの端にあるイーストサイドカフェへ。

ムスメ、横になったとたん、寝ました。

これまでディズニーランドでは時間が惜しくて軽食で済ましがちだったのですが、今回ちゃんと落ち着いて食べられる店に入ってみて分かったことは‥テーマパーク内の食事なんて高かろう不味かろうだと思っていたのが30年以上思い込みだった、ということでした。前菜からとても美味しくて、結構な満足感のある食事でした。いや、他のお店を知らないからなんとも言えませんが、イーストサイドカフェはお勧めしたいです。店員さんもものすごく丁寧で頑張っていらっしゃいました。

一家離散とその後の合流‥

ムスメは調子が出ないので、ここで男チームと女チームに別れて、男組はファストパス利用でバズ・ライトイヤーのアストロブラスターへ。これも僕は初めて乗りましたが、モンスターズインクもこれも、大人は子供の付き合いで乗る、といった内容でした‥。

続けてファストパス利用でスターツアーズ。この日は12月26日なのですが、驚いたのはなんと映像の内容が12月20日公開の「スカイウォーカーの夜明け」のネタじゃないですか!僕、公開日に観てからここに来ましたが、映画観てなかったら映像中に出てくるランド・カルリジアンが本物だなんて絶対に信じなかったと思います。

お土産物屋もゆっくり巡って、ムスコは自分用にベイマックスを調達していました。

復活したムスメと合流したお店で僕以外の家族が食いついたのがコレ。スーベニアメダルの発行機。昔からあったのか、僕が興味がなくて知らなかったのか‥調べてみたら、このメダル発行機は1997年からホテルやリゾートラインの駅も含めたディズニーリゾートの各所に設置されているそうです。

100円投入してボタンを押すと、目の前で円形のメダルが凹版のプレス機にかけられて、図柄がエンボスでプリントされた楕円形のメダルとなって出てきます。パーク内に入ると金銭感覚が麻痺しますから、このメダルプレスマシンを見つける毎に100円玉を投入しまくりです。でも、おかげでムスメの機嫌も良くなってきました。

その結果‥。でも、ものすごくお手軽なお土産だと思うんですよね。

何気にディズニーランド内で僕が好きなのは、このツリーハウス。全然目立たないので、もしかしたら知らない人も多いんじゃないでしょうか。

無人島に漂着したロビンソン家族の生活を再現したツリーハウスを一方通行で巡ることができます。自力で最高部まで登る必要がありますが、一番高いところからは普段見ることのないアングルからパーク内を見渡すことができます。ここは待ち時間もほぼないでしょうから、オススメ。

ムスメの希望でミート・ミッキーへ。

養老天命反転地を思わせる、垂直水平のない歪んだ(揺らいだ?)ミッキーの家の中を庭から進むこと30分。

ミート・ミッキー。

ここのミッキー、写真撮影だけでなくお願いするとサインまでしてくれる‥ということをムスコが事前学習していて、サインも2枚いただきました。ひと家族ひと家族、じっくりと丁寧に対応してくれて、とても素敵な時間を過ごすことができました。

ムスメ、完全復活。

足元を気をつけてみていませんでしたが、トゥーンタウンのマンホールはこんなのでした。他の場所は違うのかな。

一周まわって感じるもの

さて、僕個人が家族と乗りたかったアトラクションは、のんびり系の蒸気船マークトウェイン号とジャングルクルーズ。いずれもランド開園以来続いているアトラクションだと思います。若いころは蒸気船マークトウェイン号なんて「つまらない認定」して全く乗らなかったのですが、大人になってからは結構乗ってます。ジャングルクルーズも蒸気船も、最近のCGやら3D映像やら使った映画のスピンオフ的なアトラクションと違って、リアルで生っぽくて、実際にここに来ないと楽しめないという昭和的な「物」を体験する、という点で一周回って僕の中で魅力再発見なアトラクションとなっています。特にジャングルクルーズは日が落ちて暗くなってから乗るのは今回が初めてで、これまた作り物じゃない闇とジャングル(いや、作り物か‥)を体験するのがとても新鮮でした。

ムスコがどうしてもスプラッシュマウンテンに乗りたい、というのですが、待ち時間が120分‥もうこの時間からそれは無理、と諦め掛けていたムスコに「でも、シングルライダーなら!」と教えました。ディズニーランドではスプラシュマウンテンが唯一シングルライダーを利用できるアトラクションです。団体の隙間にお一人様のゲストを潜り込ませる、アレ。

ファストパスの入り口で「シングルライダーで」と言うと、キャストからチケットをもらえます。通路の途中にいるキャストにそのチケットを渡すと、シングルライダー用のレーンに誘導されるのですが、今回なんと120分待ちの列を尻目に、さらにファストパスの列も尻目に待ち時間ゼロ、ムスコの乗った便の次の便で乗車できました。前から2列目に乗ったムスコは濡れなかったと言っていましたが、一番後ろの席だった僕は最後のダイブでムチャクチャな水浴び‥12月といってもそれほど寒くはない日で良かったのですけれど、真冬に木綿の服なんか着ていたらちょっとしんどいかも‥。

お土産も沢山買って、頑張ればハニーハント70分待ちもできるくらいの体力的な余裕はありましたが、18時過ぎに退園。

パークに居る時間の8割は待ち時間なんじゃないか‥という思いから、なかなか訪れることに腰が浮かなかったディズニーランドですが、今回、スペースマウンテンとハニーハント以外のファストパス対象の人気アトラクションには全て乗ることができました。列に並んで一番待ったのがホーンテッドマンションの50分、という、なんというか超快適すぎるパーク体験。空いた時間はゆっくり食事をしたりお土産物屋をしっかり巡ったりして楽しめましたし、とてもラッキーな日を選べたと思います。

ただひとつ残念なのは‥シンデレラ城が改装工事中で、夜もライトアップされていませんでした。夜のディズニーランドって、それはそれで魅力を感じる場所だと思っていたのに、シンデレラ城がライトアップされていないとなんだかとても薄暗いのです。華がないというか。あのお城がパークの真ん中でどこから見ても光り輝いているのが夜のディズニーランドの顔だと思うので、お城の改装も終わって、新しくオープンするエリアも整ってから再度訪れたいと思います。

退園からのお楽しみ

で、ランドを出てからももうちょっとディズニーリゾート体験。
リゾートを周回するモノレール、ディズニーリゾートラインに乗ったことがなかったので1周してみることにしました。

駅には駅オリジナルのスーベニアメダルの発行機もあって、余韻を楽しめます。

でもムスメ、「次はあのホテルに泊まりたいな」とか言い始めたので、失敗かも。うちは実家から来ることができるからね、ホテル泊はしないのよ。

モノレールは窓もミッキー。つり革もミッキー。

夢から現実へ。家族と過ごしたディズニーリゾート、その楽しさは想像以上でした!

人混みやら作り物やらには興味がもてないのに、是非また来たい!と思える1日でした。

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