SEROW 秋ツーリング

最近のツーリングスタイルは「早朝出発して昼には帰宅」「トランポで現地まで運んで美味しいところだけ堪能」のいずれか。昔みたいに人が動き始める前の時間に家を出て、1日走り回るというツーリングをここしばらくしたことがなかったので、朝出発で秋を探しに行くツーリングに出かけてみました。

11月の初旬で山に入っても紅葉はまだまだでしたが、川沿いなどの気温が低いところは葉っぱも秋らしく色づいていました。

朝日が正面から射すところ。太陽も登ってきたし、時間的にバッチリだろうと思ったら‥地平に近いところはカスミがかかっているようで陽の力が弱く、残念な感じ。

林道を奥へ進むと、山の高いところだけ陽が射していました。

来た道をリバース。ここは往路でも写真を撮ったところだけれど、ここはまだ日差しがありません。
往路の途中、大きめの石がゴロゴロしているところに落ち葉がたっぷり積もっているところがあるのですが、薄暗がりの中では路面の凹凸ががつかめなくて結構恐いですね‥。

時間的にずいぶん高くまで日が昇っていると思われる時間でも、森の中のコントラストは低め。

見上げると、木てっぺん付近は暖かさを感じる光を受けています。

さらに見上げると‥木々がお互いを避けあった隙間から空が見えます。

背の高い植林が切れるあたりで、やっと陽の光が森に差し込んできました。

場所によっては色づきの良いところも。これに朝日を浴びると色味の温かさも増します。

秋を探しにいくわけですから、標高の高いところを狙って走ってみました。スキー場もある羅漢高原でもまだススキの穂が開ききっていません。

六日市側から匹見側に抜けるトンネル。県境越えかと思ったら、トンネルの前後ともに島根県でした。

途中で見つけた味わいのある橋。近づいてみたら、バイクで走るのも恐そう‥

というか、歩いて渡るのも恐そう。トラロープで仕切られていました。

国道と並走している県道や旧道を選んで走っていて途中で見つけた個性的な個人宅の石垣のディスプレー。

石垣の隙間にもこれでもかというくらい空き缶が突っ込まれています。世の中いろんな人がいるもんだ、と思いました。

男命(みこと)イカが食べられる口福の馳走屋 梅乃葉さん。4回目くらいの訪問になると思います。イカの活け造りって呼子の専売かと思っていたのですが、ほぼ同じものがここでも食べられます。

毎朝その日のイカの入荷をサイトに掲載してくれていますが、今年は本当にイカが不漁なんですね‥連日全然入荷がありません。

先日NHKで、イカに関する様々な経験を活かしてオリジナルの「イカ墨美人カレー」をつくられた、と紹介されていていたので、この日訪問した目的はこれ。

スキレットに蒸し焼きした野菜やイカが並んでいます。

これにオリジナルのイカ墨カレーをかけて‥見た目はアレですが、味はカレー。

正直ここにたどり着くまでが寒くて、味をしっかりと覚えられるほど身体がまともな状態ではありませんでした。美味しいご飯食べるときは、身体の状態がまともになってからオーダーということも大切ですね。

須佐の漁港。海にダイレクトインできるスロープが。

入り江をそのまま港として使っています。こういう小さな港、いいな。

正面の山、高山(こうやま)の山頂を目指します。

高山は山頂付近に強い磁性を帯びた斑レイ岩があって、方位磁石が効かないそうです。展望台には無料の双眼鏡も設置されているのですが、こいつが左右は動くけれど上下に動かないので‥

楽しめる風景もかなり限られます。

山を下って須佐のホルンフェルスへ。手前のシマシマの崖が象徴的なので、これをホルンフェルスと言ってしまいがちですが、元来のホルンフェルスはマグマの熱で変成した岩を指していて、ここでいうと奥の方に赤っぽい色になっている崖の部分を指します。手前のシマシマの部分は熱の影響を受けてはいても変成度合いが少ないのでホルンフェルスそのものではなく、ホルンフェルスの一部(外縁部分)ということだそうです。
‥ということを、アースキャッシュの回答を調べているうちに知りました。ジオキャッシングのキャッシュの中でも、地球的な事情で起こった現象について学習するアースキャッシュ、最近いろいろなところでとても楽しめています。山口県は意外なことに火山関連のアースキャッシュがたくさん設置されていて、特に面白みを感じていなかった山口県全域がとても楽しめるフィールドになっています。

ザッパーン!

ザッパーン!
どこまで寄れるかは自制心との闘い。

明るい色のところが砂岩。色の濃いところは頁岩(けつがん)。頁岩は粒子の細かい粘土質の体積したものが固まったもので、硯の材料として使われたりしています。

シマシマの境界に沿って割れるだけじゃなくて、縦にも割れています。今立っている場所もいずれは浸食をうけて‥それはもしかしたら、今‥とか思うとタマヒュンです。ここもどこまでキワまで寄れるかは自制心との闘い。

この日は波が荒くて、落ちたらただじゃすまない感じ。

帰りの道程にもうひとつアースキャッシュがあったので寄ってみました。柱状節理がある、というので何気なく走っていたら、ブラインドコーナーの途中に大量の柱状節理の壁が!思わず「うわー!」っと声が洩れました。

溶岩が冷却する際に収縮して六角形の柱状を形成しています。

海ではたまに見かけますが、ここは道路工事をしている際にたまたま見つかったとのこと。

触れる。会いに行けるアイドルみたい。

帰りに寄った通常のキャッシュ。ここもしょっちゅう通っているところなのに、水源地だとは知りませんでした。

ノコギリと朝ラーセットを積んでいったのに、今回出番なし。せっかくなので夕方帰宅して庭でカップラーメンを食べました。

秋を探しに行ったのに、終わってみると地球について学ぶツーリングになっていました。

それにしても、日の出前から日の入りくらいまで日中丸々走っていたのに、なんか充足感が足りないツーリング。もうわざわざバイクで家から全行程自走で遠出するスタイルのツーリング、ダメなのかも。セローやGROMに乗るようになって重箱の隅を突くような、もっと探報系のツーリングのような冒険のようなのが好きになっちゃって。なんかこの、いつまでたっても完成しないスタイルというのがツーリングの面白みと言えるのかもしれないけれど。

3 Comments

NC30ワダ

11/11の11時に徳島の鳴門スカイライン走ってませんでした?
三原ナンバーグロムに抜かれました!

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tsugataku

>NC30ワダさん
そんな超ポッキーな感じの日と時間、普通に仕事していましたw
僕のGROMは廿日市のご当地ナンバーで、宮島の鳥居が描かれています。

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