NUDA900R 朝走り

空が白んで日が昇る前の時間に家を出て、山で夜明けを迎える(そしてプリキュアが終わる前に家に帰り着く)‥ここ数年のオンシーズンの週末の朝の標準的な過ごし方です。この日、佐伯の町を走っていると空がピンク色に染まったので水面に空が写る場所を探していたら‥夜明けが進んでピンク色の空は終わってしまいました。

5:30AM スパ羅漢ガラーン‥バイクは居ませんでいたが車中泊の車が10台ほど。

吉和の町でも見下ろしながらコーヒーでも‥と向かう途中、水の張られた田んぼに映る空の美しいこと‥。

端から雲海は期待していませんでしたが、少しだけ雲が出ていました。向かいの女鹿平山が新緑の塊になっています。

湯は沸かしたものの‥ブンブンと小さな虫に群がられてとてもじゃないけれど落ち着いてコーヒーを淹れたり飲んだりできるような環境ではなかったので、沸いた湯を保温ポットに戻して退散しました。

再びスパ羅漢。お知り合いが何人かいらっしゃったので写真を撮ってもらいました。こんな細くて長い指で鼻くそほじったら、脳味噌掻き出してしまうわ。

最初ベース車がなんだかわからなかったカスタム車。スイングアームの形状とシャフトドライブからドラッグスターの400だとわかりました。雑に作らずにかなり綺麗にまとめていてちょっとカッコイイかも。うちのハーレーもこんなのできるんかな。

山を下ろうかと思ったら、あんまりにも木漏れ日や新緑のトンネルが気持ち良く、気温も上がって走ってるだけで楽しくてしょうがなくなってきてしまったので少し遠回りしました。三倉岳のふもとの水田‥ここに来るまでの道のりは、本当にバイクに乗ってて良かったな、と思える気温・路面・風景・バイクと人のコンディションでした。

田んぼを覗き込んでみたら、水中に虫が。タガメ?と思ったけれど小さいし前足も強そうじゃないので、コオイムシですね。

なんでもない堰ですが‥おもわずUターンして二度見してしまうくらい気持ちの良い風景でした。ホント、何でもないところなのに。

渡ノ瀬ダム湖の周遊道路は僕のお気に入りの道のひとつです。水位が今まで見たことがないくらい低くて驚きましたが、いつも湖の中にポツンと立っている木の水面下の秘密が垣間見えました。

この道をバビューンと全開で駆けるわけですよ。大型車に乗っていて良かったなとも思えたなぁ‥コーナーの立ち上がりで、ヘルメットを擦る風のズボボボボボボ‥という音が何とも言えない心地よさ。

過去の記録を振り返ると、このBSのS21に履き替えたのが2年前、5000㎞ほど走行したようです。2年間で5000㎞‥NUDAに全然乗らなくなってしまった。こういう短距離走的な使い方だったら、一度プロダクションレース用タイヤを履いてみても‥って思いもするけれど(フロントなら適合サイズのディアブロV2の新品が余ってる)、そんなことしたら冬に本当に乗らなくなりそうだわ。

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