プライマリギア交換

もう1年くらい前から交換しようと思っていたプライマリギア。クランク軸に直結したギアとクラッチにつながったギアの組み合わせで、エンジン内部で行われるいわゆる一次減速のためのギアです。MC21はこのギアの組み合わせがドライブ:ドリブン=25丁:59丁なのですが、MC28は24丁:60丁と、MC21よりローギアードな設定なのです。市販部品の組み合わせでMC21をローギアード化する場合、二次減速で15丁:40丁→13丁:48丁が一般的だと思いますし、僕のマシンもその状態です。さらなるローギアード化を図る場合は、スプロケットを特注するか、一次減速をMC28のモノにするという方法になります。
ヤフオクでいくら探してもこのMC28のプライマリギアが見つからなかったので、この度思い切って新品パーツを購入してみました。パーツリストによると2万円弱のこのギアが、リストが発行されてから20年近く経った現在では3万円強。これで乗り味が良くならなかったり、タイム上がらなかったら泣くなぁ。

冷却水とミッションオイルを抜いてクランクケースカバーを外したら、プライマリギアとご対面。サイドスタンドを立てたままできる作業なので、楽チンお気軽な作業です。

サクっと交換して終了かと思っていたら、オイルシールを抜く作業がありました。先に分かっていたら新品を買っても500円しないパーツですので購入していたのですが、今回はベアリングプーラーで引っ張り出して差し替えです。
(追記:構造的にはわざわざプーラー使わなくても、裏側からカラーを叩き出すことが出来る構造になっています。サービスマニュアルにはそう書いてありました。)

とりあえず仕事後帰宅しての作業はここまで。明日は休日なので、じっくり組もうと思います。

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