廿日市界隈は、土日に丁度桜が満開を迎えて、どこへ行ってもモコモコの桜を見ることができました。今年はタイミング的に大当たりの年です。明け方から、人の少ない時間を狙って桜の写真を撮りに出てみました。
廿日市市の市の花が桜であるのを象徴するような場所が、市役所近くの住吉堤防。600mほどの旧堤防の道の両側に桜の並木があります。こういうものすごい量の桜をうまく写真に捕らえるのが本当に難しい。桜そのものじゃなくて存在感のある桜の写真をうまく撮れる人、尊敬します。
新しく歩道の整備が進んでできていた石垣の上が今回の撮影ポイント。
翌朝、NUDAで羅漢へ上がってみました。山の桜は沿岸部に比べて例年約1週間ほど遅れて満開になります。下界では散り始めた桜も見られる頃、小瀬川温泉の桜は咲き始めといった感じ。
その小瀬川温泉の向かいの山は、植林されていない雑木林で、この時期こぶしの花が咲くとなんともいえない不思議な風景になります。こんなに群生しているところはなかなかないんじゃないでしょうか。過去の写真を振り返ってみると、こぶしも満開まではまだ数日かかるようで、満開になるとこの倍くらいの密度で白い塊がモコモコと山肌に並びます。
この日、僕は今年初の朝羅漢。KTMの人はもう3週目だとか。
県道30号で山を下る途中にもこぶしの群生地があります。ほんとにこの時期だけの楽しみ。
平地に近いところには見事な枝垂れ桜があります。ここは個人の畑の中だからか、名前もない桜です。
枝垂れ桜のドームを裏側から。ここもこの日あたりが満開で、毎年見ていますがこれまでの中では一番条件が良いものでした。
遠くに行かなくても、うちの近所の小川の土手にも愛でるには十分の桜の並木がありました。
今年はホントに、良い花見ができました。来週は九州遠征の予定なので山間部の桜を楽しめないのが残念です。
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