NSR 専用工具の壁・クランクケース分割

少々の補機類はついていても、クランクケースが割れてしまえばOK、と思って作業を進めてきましたが、フライホイールを外すのに「フライホイールプーラー」というものが必要だということが分かりました。ちゃんと手順書読んでから始めろって話です。
手間と時間をかけてなんとか外したとしても、もう1台分外さなくちゃいけません。こればっかりは専用工具買った方が早いですね。幸い年内今日まで営業のストレートに在庫があるそうなので、仕事帰りの妻にお願いして寄ってもらうことにしました。

フライホイールとギアポジションセンサの関係で、エンジンそのものはMC21のものを使うことにしました。というわけで、MC28エンジンからクランクとプライマリギアを抜いて、MC21エンジンに移植、ということになります。白煙エンジンはバラしてパーツで売ることになりますかね。

さて、フライホイールプーラーが手に入ったので、作業を進めます。
NSRの場合、プーラーを使えばサクっとフライホイールが外れるわけではなく、「ロータプーラーアタッチメント」という専用工具を差し込んでクランクシャフトを保護してやらないと抜けません。これまた代用品を探してみましたが、写真のM8ボルトが丁度ピッタンコ。クランクシャフトの穴に差し込みます。

プーラーとフライホイールを固定するネジは逆ネジになっています。十字のパーツをグリグリねじ込んでいくと、フライホイールが徐々に浮いてきました。これ、ドライバ等でコジった程度じゃ絶対に外れそうにないです。専用工具が絶対に必要。

上下クランクケースのズレのあるところを何箇所かマイナスドライバでコジると、ゴム質の液体ガスケットで密閉されているクランクケースがミリミリと音を立てて剥がれていきます。最後はパクっと割れてクランクケース分割完了。お疲れ様と言いたいところですが、もう1個割らなくちゃいけません。
2サイクルエンジン1台を全バラするくらいがウチのガレージの空間的な限界のようで、もう1台バラしてしまったら、2台分の外したパーツをもとに戻せるように分別して置いておけるかが今から心配です‥。

2 Comments

カントク

ホムセンによくあるフタの出来るプラケースが良いでするね
たくさん揃えたら部品の保存には役に立ちまする
密閉性があるので鉄でもあまり錆びないのがいいトコロでせう

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つがたく

ケースもですが、棚も欲しいですねー。
床に置いていたらキリがないです‥。

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