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GROM 雪山ペアツーリング

スタッドレスタイヤが2セット。ついにペアで雪山ツーリングが実現することになりました。

早速山を越えて湯来方面へのショートカット路を‥と思ったら、傾斜が急な凍結路でリアが空転してまっすぐ登れません。停車する際にフロントタイヤを坂の上に向けて停めると、車体がズルズルと谷に向かって滑ってしまうので、スキーのゲレンデと同じように横向きに停めています。

こんな裏道、誰も来ないだろうと思っていたら、地元の4輪駆動車らしい車がグイグイと坂を登ってきました。道路を塞ぐ向きでバイクを停めていたので動かすのですが、乗車して移動する間もないので押しながら向きを変えていたら‥両輪が谷の側へズルズル滑りはじめてバランスを崩してしまい、反対側へ倒してしまいました。普通の道では考えられないようなことが起こります。

この寒さですがジェラートでも、と久保アグリファームに到着。

がーん‥電灯点いてるのにクローズド‥。

こんな天気ですし、お客さん全然来ないからしょうがないですね。

今回ドリブンスプロケットの丁数を落としてハイギヤードにして、低回転でリアタイヤが雪面を掻き回さないようにするつもりで持ち込みました。白い方のGROMは僕のGROMよりもドライブスプロケットで2丁小さいローギヤード。平坦地ではそれほど違いを感じませんが、上り坂で僕のマシンは低回転で粘らずエンストしてしまい、エンジンが止まってしまうと再始動してもリアタイヤがスリップしてどうにもならない、という場面が幾度かありました。
自分が運転してきた限りでは、低回転のパワーを増すため、というよりは極低速でエンジンが死なないようにするためのローギヤード化というのはアリだと思いました。

白GROMはタイヤが新品でスタッドレスのエッジが立っているというのも登坂力の高さにつながっていたのかもしれません。タイヤの空気圧は今回前後1.3kg/cm2で持ち込みました。エアゲージもポンプも持ってきたのに、いろいろ試すというほど余裕がなくてこのあたりは何が正解か分かりません。
路面が氷り気味でも、平坦地や少々の登り坂であればタイヤが空転することなく前へ進みます。でも、楽しいのはタイヤがある程度埋もれるくらいの雪が残っている道で、雪を踏みしめながら走れる状態ではググっとしたグリップ感を感じながら加減速ができます。

県道41号の峠越え。今回の最高所です。

ここから舗装林道が延びていて、できればそちらへ‥と考えていたのですが、もうこのあたりは除雪が入っていないとバイクで突っ込んで行けないような雪深さで、林道はとてもじゃないけれど走れた状態ではありませんでした。

そこでラーメンタイム。僕は普通にいつもどおりのカセットコンロ用のボンベを持ってきてしまいました。これを雪の上において使うと、圧が上がらないためかものすごく赤い炎が立ってしまい、手でボンベを暖めながら湯を沸かすと言う羽目になってしまいました。

一般的なカセットコンロ用ボンベに使われているブタンガスは、0度あたりでは気化しづらく、寒冷地では使いにくいものになります。こういう場面ではプロパンガスを使っているボンベじゃないと普通に使えません。うちにプロパンタイプのカセットコンロ用ボンベ、持っていたのにこういう場面で持ってくるのを忘れてしまうのよね。

電線に積もった雪が、このあと変な音を立ててドサリと落ちてきます。30センチくらい左に停車していたら直撃でした。

いつもに増して、美味いことこの上ない。

峠を越えて国道に入ってしばらく進んだ緩やかな登り坂、凍結しているわけでもない圧雪路で突然白GROMが転倒しました。フロントが振られて流れたそうです。「それまでより10km/hほど速度を上げて走っていた」とのこと。
このとき肩から落ちて「鎖骨からぺちぺち音がする」という事態に。

車通りも少なく救急車を呼んでもいつ到着するか‥今回のルートの最遠所で、進んでも戻っても家までの距離は同じ。なら事情のわかっているこれまで走ってきたルートを、ということで出来るところまで自走で戻ることになりました。

往路で様子が分かっているつもりでも、登りと下りではずいぶん事情が違います。また雪道は同じ道でも午前と午後で路面の状況が大きく変わっているのは毎回思うことです(午前は凍結しているものが溶けていたり、車に踏まれてツルツルになっていたり)。振動で痛みが増すので速度も上げられず、雪も降り始めて雪まみれになりながら来た道を戻って最後の峠を越えると、平野部は相変わらず平和な冬の日が続いていました。

バイクをトランポに積み込んでご自宅までお送りしました。その後伺ったところによると、鎖骨骨折だったそうです。

いまさら言うまでもありませんが、出先でバイクが動かなくなる、人が怪我をするというのはあってはならないことだし、できる限りそれを避けるように準備をして走らなくてはなりません。長時間の低温走行では弱っているバッテリーで走行するのも危険なので、携行品にジャンプスターターも必要だと思いました。
雪道走行はわざわざ危ないところへ出向いているということを忘れずに、マシンも気持ちも万全の準備で、楽しい思い出を沢山作れるように走りたいものです。

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