GROM 四国行脚4泊5日 その2

八幡浜市の諏訪崎自然休養林で2泊目が明けました。この日は全く予定を立てておらず、夕方アシカさんの自宅へGROMを拾いに行くまでの約12時間が自由な時間。うわ、12時間もあったのか‥早起きはなにかとお得です。

朝一ダート。

前夜飲んでいる途中、近くに「ねずみ島」という干潮時にしか渡れない島、いわゆるトンボロ現象がみられる島があるという情報をいただいたので、寄ってみることにしました。この日の午前の干潮のピークは5時過ぎ。

5時半ごろ到着‥すでに渡れない‥。

コーヒーを沸かしていると陽が差しはじめました。小一時間滞在して潮の満ち具合を観察してみましたが、この日は干潮のピークでも渡れなかったと思われます。渡れていても、渡ってはしゃいでいると島に取り残されていたと思います。

とりたてて目的地がないときはジオキャッシュを巡ると、それだけでその土地の人がオススメするスポットを巡る事ができます。

朝の交通量の少ない国道378号は、小さな湾に沿った気持ちの良いワインディングが繰り返し繰り返し続いています。途中で見たこの島、この向きだとコンモリと丸いのですが、奥に長〜い島でした。

キャッシュを拾いに四国西予ジオパーク。4億年前の地層が縦縞になって見られるという須崎海岸まで降りてみると、ちょっとGROMでアタックしたくなるような危険な歩道が続いていました。

行き着いた先には、本当に縦縞になった巨岩が海に突き刺さっていました。ここはこんな岩に周囲を囲まれた空間です。晴れているともっと異世界感が増したと思います。

この時期、朝一番で人が歩いて居ないところを歩くと蜘蛛の巣にかかる事が多いのですが、これはちょっとやられ過ぎ。

その後も岩山の山頂だったり、

柑橘畑の間を縫うように走る道が気持ちよく見下ろせる高台の展望台だったり、キャッシュを追いかけながら南下して、宇和島市を目指しました。

宇和島の街の中にあるキャッシュを一通り拾って、宇和島城へ。平地の街に囲まれた城山の麓にバイクを停めて、天守へ向かう段を一歩いっぽ登っていきます。木漏れ日が涼やか。だけど汗だく。今回もよく歩くなぁ。

天守へ到着。僕は左奥にまわりこんで石垣のキャッシュをホジホジ。

ところがキャッシュが見つかりません。完璧なヒントのあるキャッシュなので場所を間違っているわけではなさそうで、どうやらロスト‥。せっかくここまで来たのだからとしつこく石垣を探っていると、おばさんが2人「研究者の方ですか?」と声を掛けてくれました。そういう風貌、確かにしていますよね‥僕よりもムスコの方がよっぽど城の研究をしていますといったら、ぜひムスコさんに、と面白そうな全国のお城のガイドブックを2冊くれました。

宇和島駅前。宇和島といえば、おお、確かに闘牛。そんなことも忘れてキャッシュ探しに没頭してしまいました。

内子方面へ向きを変えて、点在するキャッシュを辿りながら進んで行きますが‥食事も摂らずに暑い中進んでいたので、クラクラのクタクタになってコンビニへ。バイクは全然くたびれていません。今回は人間が完全に負け。

トンネルの手前でバイクを停めてヘルメットを脱いだところで、白い商用車がトンネルの中に吸い込まれていきました。その音が‥やけに大きく響きます。思わずそんな音を出すような車だったかな、とトンネルを覗き込んでしまいました。

トンネルの中で「あっ」と叫んでみると、びっくりするくらい長い時間エコーが響く。これは面白い!

その後も電波の届かない渓流でキャッシュを探したり。

完全に山の中。幹線道路はかなり暑くて、時間がかかっても山の中のワインディングを走る方が断然楽しい。

ハイエースまで戻って来ました。

松山インターで降りて愛媛大会のときにいつも利用している温泉を目指します。なに?左折が赤で、右折が青?これはミスコーs‥事故の元じゃないの!?

預けて居たGROMを積み込んでアシカさんの 自宅近くのお店で晩御飯をいただきました。こういう、まともなご飯がもうとても久しぶりな感じがします。高速へ上がってこの日は宿泊。翌日はジムカーナの練習会&夜はGROMミーティングの前夜祭なので、しっかりと寝ておかないと!

1 Comment

のり

〉のり
msgcではお世話になりました。

宇和島まで来られていたんですね。

鯛飯やじゃこ天は食べられましたか?

また良かったら、宇和島へお越しの際は声かけて下さい。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です