Home > GROM | ツーリング > GROM 阿蘇ツーリング

GROM 阿蘇ツーリング

はじめてのGROM×阿蘇。

僕が阿蘇へバイクで通い初めて今年で25年になります。最初は大きなバイクで雄大な風景の中を走るだけでも満足していましたが、ここ数年は湧水地や阿蘇の周辺探報など、あの地域の一層下へ潜り込めるようなツーリングをしています。そこへGROM投入。これまでの経験から、あのスケールの大きな地域をこんな小さなバイクで楽しめるんだろうか?今回もNUDAにキャリアを取り付けて‥と最後まで悩みましたが、今回は5月3日に阿蘇でGROMミーティングが開催されることもあって、GROMで阿蘇ツーリングをすることに決めました。

午前0時半に家を出て、徳山港まで1時間、車での移動です。

午前2時発のフェリーにもかかわらず、バイクが結構並んでいます。4時に大分県の竹田津港に着いて、それから1時間少々走れば夜が明けてきますから、1日をたっぷりと有効に使える行程です。

GROMだと風景がゆっくり流れるので、NUDAでは気がつかないものに目が止まって、ついつい寄り道してしまいます。幅1mほどの水門とか。バイクから降りるのが異様に怖かった‥。

気になるものを見つけたらすぐUターンして撮影できるのもいい。ゴミを捨てるな案山子。ゴミ捨てしたら呪われそうな、尋常じゃない恐ろしさ‥。

時間はたっぷりあるので、たっぷり時間をかけて進みます。

阿蘇のGROMミーティングに先立って、「GROMで林道ツーリング」というイベントが用意されていたので、集合場所の湯布院に到着。ちょっと早かったので、金鱗湖をぐるり1周散策してみました。朝の金鱗湖、とても気持ちが良いです。

何気なく湖に流れる小川に手を突っ込んでみると‥温かい!そのまま全裸で飛び込んでも寒くなさそうな温度の湯が流れています。さすが湯布院‥。ここは掛け流しにも程があるような足湯になっています。驚いたことに人の体温よりも温かい川の中を20cmを超えるような魚が群れになって優雅に泳いでいました。金鱗湖にも手を突っ込んでみましたが、湖の水自体も温かいんですね。

朝霞台まで登ってみようと走っていたら、別府方面からのGROM4台とすれ違いました。林道ツーリング主催のかつおちゃん御一行!サクっとUターンして、追走。動画はかつおちゃんの。

集合場所のローソンへ到着すると、あれよあれよという間にGROMがワラワラ集まってきました。総勢12台。中にはコテコテにカスタムされたマシンも。

というか、日本一コテコテとも呼べるMAVさんのローダウンGROMも含めて、これ全部林道走るの‥!?

ぜぇ?さんのGROMのシート下のダートっぷりに、みんな絶句。でも、正直いうとこのくらい無茶苦茶できるGROMが1台欲しい‥。

出発!MAVさんのGROM、小せえ‥!

びゅいーん。

何気に全部GROMという、なんとも言えない森の中の光景。

ダート自体は全体的にガレてないフラットダートで、バイクが直立していれば全然問題のない道でした。

最深部到着。駐輪方法がおかしいひとがいますが、街なかならいざ知らず、ここなら許される感じです。

ダートの終点は深い森の中の広場になっていました。色別に並べて記念撮影。ドラマチックで絵になる光景です。

センター(付近)をとらせていただきました。

楽しさの伝わる動画。ホント無茶苦茶楽しかった‥!
それにしても僕の走りのなんと安定していること。ダートでも地蔵が乗っているような走りです。動画はぜぇ?さんの。

かつおちゃん。企画ありがとう!

震災で破損した朝霞台展望台は補修を控えて完全に立ち入り禁止になっていたので湯布院を眺望することはできなくなっていましたが、この雨乞岳林道の入り口からは朝霞台よりも高いところから湯布院の街を見下ろすことができます。とても良いところを教えてもらったなぁ。

みなさんおくつろぎ。

道の駅ゆふいんでGROMミーティングの第1会場へ向かうみなさんと一旦お別れです。

これまで走ったことのない道=幹線道路じゃないから莫大な時間のかかる道 を伝って阿蘇を目指します。夢吊橋をほぼ真横から見渡せる展望所発見!

昨年も立ち寄った黒川温泉近くの蕎麦屋でお昼。

だいたいこんなサイズの道ばかり走って、ほとんどバイクとも出会わず外輪山へ到着。

そこからカルデラの底へ降りられる細い道を探して降りて、雨に降られてまた登って‥とかやっていると第2会場の集合時間に間に合わなくなりそうに‥。

北山レストラン近くの駐車場で、GROM23台が大集合です。もう誰が誰だかわかりません。ここで前日から阿蘇入りしてすでに連泊体制でいつもの鍋の平キャンプ場にテントを張っている彦衛門さんと合流。「つがたくさんが来られても大丈夫なように、ハンモック吊れる木をキープしておきました」と言ってくださったので、今晩はそちらへ泊まることにしました。

寄り道せずにキャンプ場へ‥と思っても、スルスルと引き込まれてしまう道が多くて‥。

集合会場へ向かうのにこの道を登ってきましたが、カルデラの底へ降りるのもこの道で。

あちこち寄り道したい気持ちを抑えて、夕方のゆったりした時間を過ごすためにキャンプ場入り。彦衛門さんはキャンプ場の中でも一番大きな木のあたりを抑えてくれていました。さすが心得てる!

夜の部スタート。ボイルしたソーセージを直火で炙ってパリパリにして食べる。これが最高に美味しい!金属フォークで刺して炙ったというのに、そのフォークを唇に当ててしまって火傷してしまいました‥。

たくさん喋ってたくさん飲んで、気持ちよく就寝‥。

2日目。

5月の阿蘇は、ハンモックで寝るにはちょっと寒い‥と思っていましたが、これまでの経験から肩や足先を冷やさなければ十分寝られることが分かっていたので、今回は銀ロールマットを適当な大きさに切ったものをハンモック越しの外気温に直接触れてしまう肩に当てて寝たところ、これで寒さを感じることなく朝を迎えることができました。

が、朝の冷え込みは火がないと辛いくらい。昨晩の残りの薪に火をつけて暖をとりながら、ゆっくりと朝食。

どこかへ行かなくてはならないという義務も目的もないので、霧雨が降っていたということもありますが大抵6時には出立する僕にしては珍しく9時までダラダラと食べたり飲んだりしていました。

南阿蘇側から阿蘇の山上へむかう登山道の入り口にある阿蘇白水温泉瑠璃さん。立派な構えからお高いんでしょう?とずっと思っていましたが、入湯料300円。秘密基地みたいな立体的な構造がとても魅力的な良いお風呂でした。

モンベルの直営店のある道の駅で、赤牛のロコモコ丼。日差しがありがたい。

ケニーロードをGROMで走っても面白くもなんともないだろうと思っていましたが、今回は震災で南阿蘇の生命線になったこの道をどうしても走ってみたくて、久々にやってきました。

ケニーロードが外輪山を超える峠付近で、枝道発見。九州自然歩道と書かれていて、一応車も通ったような轍がありますが、豪快に茂っている木々の様子を見ると車の往来はほぼ皆無の様子。凸入です。

ベタベタに外輪山の山肌を舐めるように道が続いています。これはいい。

 

自然歩道を降り切っても、見たことない風景がいくつも見られます。ガイドで案内されていないけれど、これはなかなか良いところなのではないだろうか。

前日ダートで巻き上げた粉のような汚れに雨が祟って、見るも無残な汚れ方。これは軽く水洗いでもしなくちゃ、と湧水の湧き出る交差点をめざしていたところ‥

あれ、この丘というか塚、もしかして登れる?という発見をして寄り道。

写真でみるとこんなところ。

大草原でした。こんなところにバイクで入っていけるなんて。

尾根が頂上まで続く道になっているようなので、塚を取り巻く道を辿って入り口を目指します。

あら、残念‥。

でも徒歩ならOKのようです。ほほー、これはこれは‥。恐ろしく気持ちが良い。

頂上には「二辺塚城址」の碑が、おそらく震災で崩れたのでしょう。そのままになっていました。

スケールは大きくないですが、プチ冒険といった感じで楽しめる。

この丘。内牧から国道を走っていると必ず目に止まる丘ですが、とても楽しめました。大きなバイクじゃ寄り付きもしないようなところです。

ダクダクと湧水が溢れる交差点で、軽く洗車。実はいつもお世話になっています。

阿蘇神社周辺の湧水を汲んで、キャンプ場へ戻ることにしました。

鍋の平キャンプ場、こうして地図で見ると阿蘇の根子岳にかなり肉薄した山の中だということが分かります。

彦衛門さんも僕もこの数年こちらのキャンプ場にお世話になっているので、管理人のおじさんとは顔見知りになってしまいました。薪も火持ちの良い硬い木を譲ってくれましたが、うちの小さいストーブに入りきらないので、薪割りです。モーラナイフを叩き込んで切れ目を入れて‥

レンガタガネを打ち込んで薪割り。でも、かなりの労力が要ります。楽しいけどね。

この日は結構くたびれていたようで、二人とも火のそばで寝落ちしてしまうくらい。21時には就寝。

3日目。明るくなってきても二度寝三度寝して6時に起床‥ですから9時間もハンモックから出ることなく寝ました。僕は家では二度寝できないのですが、ハンモックだとできてしまいます。そのくらいハンモックの寝心地は最高。

この朝は寒くなく、火を使う必要がありませんでした。持参していた組み立て式のネイチャーストーブ、実用性よりファッション性の方が強いんだろう?と思っていたら、2人が暖を取るには十分の能力がありました。これはこの時期の屋外泊には必携だ‥でもキャンプ場なら良いけれど、人目がありそうな場所での野宿だと炎を昇らせるのはちょっと厳しいか。煙も出るし。

前日苦労して割った薪、朝使わなかったので大量に余ってしまった‥まぁ、薪割り楽しかったからいいか。

気になるものがあったらすぐUターン。いいなぁ、GROM。

この日は19時に港に着けば良いという日程なので、枝道にもガンガン入っていきます。治山工事用の道は牧草地を突っ切っていました。

牛って、丸いのね。

南阿蘇側から峠を超えると‥なにこれ!と叫びたくなるような風景が広がっていました‥絶句。絶景。

もう爽やかすぎて。言葉にならない。撮影場所はここ。GROMじゃなければ気がつきにくい道だなぁ。

いつもはこの道を気持ちよく切り返しながらバビューンと駆け抜ける道なので、こんな撮影ポイントの枝道には気がつきようもありません。

いろんな写真を撮りましたが、今回一番のお気に入り。トコトコと、ただ走るだけの道。

昨日の丘の草原よりもさらに広い草地へ入り込めるところをみつけて入ってみました。

もう、今日はここにずっと居ても良い感じ。

コーヒーセットを取り出したら、荷物の中に未開封のチョコレート発見。これは嬉しい!

稜線まで走ってみたり。

GROM、面白い。本当に面白い。

もう打ち止めだろうと思って居たら、外輪山の外側でまたゲートのないコンクリートの道を見つけたので入ってみます。

ああ、もうだめだ。草、草、草、草、草。トコトコとどこまでも走っていける。

根子岳にかかっていた雲も晴れて、まー気持ちの良いところ。

谷あいに轍があるのでトーレスしてみると、これがまた丘の間を縫うようにどこまでも続いていて‥

その先は外輪山の縁まで続いて居ました。これはまた新鮮な風景。その先にも下りの道がつづていて、さすがにフル装備では戻ってくるのが困難そうだったので‥ここは荷物をおろして凸入。山奥の露天風呂にスッポンポンになってこっそり入っていく感じ。

その終着点。もうこの先は無理。絶対に無理。

斜度70度くらいの絶壁。いかにも阿蘇の外輪山の縁っぽいところ。

で、草原を突っ切ってきたものだから、なんと帰り道が分からなくなってしまいました。

360度似たような風景に囲まれた中で本気で迷子。どっちを向いても草原の丘。谷あいの轍をトレースしてきたことを思い出さなかったら、本当に抜け出せなかったかも。

長湯温泉、いわゆる炭酸の泡の立つラムネ温泉。なかでも河原に堂々と設置してあるガニ湯は、4年前の2013年に訪れて入湯をあきらめた開放的な露天風呂です。んー、入りたいなぁ‥と眺めていると、写真を撮っていたご夫婦が「入られるなら写真撮りますよ」と背中を押してくれたので‥

入りました。憧れのガニ湯。しかも真昼間。

お湯は黄濁しているので、入ってしまえば恥ずかしさも何もありません。ぬる湯で長湯できます。ゴボゴボとカニの形をした石からお湯が吹き出ているのですが、飛沫が携帯に付着して水分が飛ぶと濃い斑点ができるくらいいろんなものが濃い濃いに混ざっているようです。

考えてみればこれまでに三朝温泉の河原の露天風呂にも入っているわけですから、何を今更という感じもします。ただ、この天気の下、スッポンポンでうろうろするのが犯罪に相当しないのかどうかが心配にはなります。今どき沿道から見た人が「マジ大人が昼間から露天入ってるしー(笑)」とか写真付きツイートしかれかねませんし。

九州ツーリングの土産は、唐揚げがうちの定番。「からあげ一筋50年」に期待してテイクアウト。

別府湾。綺麗な湾形が、いつ見ても素晴らしい。写真じゃ全然伝わらない。

僕が勝手にスイカ割りと呼んでいる、国東半島縦断コースで今回のツーリングもおしまい。長湯温泉から港まで、3時間ほぼ全線ワインディング。素晴らしいぞ、大分県!

すおーなだフェリーは車優先で、バイクだと予約もできませんし、その時の混雑具合で乗船の可否が決まるので、GWということもあってちょっと早めに到着しておきました。別ルートを走ってきた彦衛門さんとここで合流。

無事徳山港に到着して、ハイエースに積み込んでお気楽帰宅コースです。

帰ってからのお楽しみ‥でもこの唐揚げ、無個性で普通で残念でした。

初めての原付での阿蘇ツーリング、期待度は80%だったのですが、帰ってみれば満足度300%な、過去を振り返ってみてもこれまでにないくらいの素晴らしいツーリングでした。これまでビッグバイクで走った道を避けることで見えてくるのは、もう冒険といって良いくらいの阿蘇の魅力的な道と風景。次回もGROMで!と思える楽しさで‥この発見は儲けもんです。

今回持参した荷物で必要十分と言った感じですが、もうちょっとゆったりと積みこめる積載能力は欲しいところ。次回までに検討するのはサイドバッグの容積アップかな。

Comments:7

タロスケ 17-05-08 (月) 7:08

大満足な旅だったようですね。
そして、随所に魅力的なスポットが紹介され、阿蘇にまた行ってみたくなる内容の日記ですね^^
訪問した折の参考にさせてもらいます( ´∀`)

つがたく 17-05-08 (月) 12:34

>タロスケさん
いつも帰ってきてブログを書くと、「あれ?これだけだっけ?」と思うのですが、実際はもっともっと充実した感じがありました。掘っても掘ってキリがないですね、阿蘇。

tamarin-r 17-05-13 (土) 10:25

つがたくさん初めまして!
いつも参考にさせていただいております。
GROMとPCX持ちのtamarin-rと申します。
5/3阿蘇でGROMミーティングあったのですね。
私も毎年恒例のPCXミーティング(大観峰)に
参加して、実家に里帰りしました。
九州でのミーティングにはぜひ参加したいですね。
GROMならではのツーリング
大変参考になりました。

つがたく 17-05-13 (土) 16:07

>tamarin-rさん
はじめまして。PCXのミーティングは3日だったのでしょうか?大観峰方面からミルクロードを県道11号方面へやまなみハイウェイ方面へやってくるPCXの集団(大集団ではなかったように思います)とはお昼過ぎ頃すれ違いましたよ!
僕はミーティングそのものにはベッタリ参加していないのですが、ミーティングに顔を出すために出かけるのは楽しいので、九州でイベントがありましたら、是非よろしくお願いいたします。

TOK 17-05-30 (火) 22:17

はじめまして。東広島でGROMに乗ってます。
車は徳山港に置かれたのでしょうか?
以前乗っていたXR100Mではトランポで阿蘇近辺まで行った事はありますが結構しんどかったので、つがたくさんと同じように徳山までトランポでそこからフェリーだと楽そうなので質問させて頂きました。

つがたく 17-05-31 (水) 10:59

>TOKさん
はじめまして。
車は徳山港と徳山駅の間にある「徳機駐車場」へ停めました。丸1日置いて1000円です。かなり広い平面駐車場なので、満杯ということはないと思います。このブログ記事の1枚目の写真が駐車場入り口です。背景に写っている東横インと看板の位置関係でお分かりになると思います。

TOK 17-05-31 (水) 23:06

お返事ありがとうございます。
google mapで確認しました。
阿蘇に行く時には利用させて頂きます。

コメントはこちらから(初めての方は承認後の掲載となります)
入力内容を保存しますか?

Home > GROM | ツーリング > GROM 阿蘇ツーリング

Feeds
Meta

Return to page top