GROM Gクラフトスイングアーム

「とーとん、届いたよー」とムスメが箱を持ち上げて持ってきました。G-craftのスイングアーム。え、そんなに軽いの?と受け取ると、それなりに大きな箱はスイングアームが入っているとは思えない軽さ。

バフ掛け仕様のアルミスイングアームはテラっテラ。これを通勤バイクにつけるのは‥アリなんですか?と気が引けてしまうくらい。

これまでGROMに乗ってきて、今の走りが全然ダメなわけじゃないのですが、距離を稼ぐような走りの場合もう少し反応の鈍いハンドリングでも良いんじゃないかと思って、通勤GROMは突き出しを戻したりチェーンを少し長いものにしてギリギリ一杯までチェーンを引いてみたりしました。それでもまだ足りない。というわけで、今回標準より6cm長いスイングアームにしてみました。

交換して確かめたいのは、6cmロングになったハンドリング、バネ下の大幅な軽量化による影響、ピボット部がベアリング仕様になったことによる動作の状態、6cmリアアクスルが退がったことによる外観。

本当は目立たない黒が良かったのですが、バフ掛け仕様から黒仕様への変更はそれだけで28,000円の価格アップ。お金をかけてドレスアップしてます!と見せたいのが目的じゃないのに、ドレスアップしたように見えないようにするためにお金がかかるというジレンマが発生します。

G-craftのウェブサイトによるとチェーンもブレーキホースもそれなりに延長しないと届かないということで、適正な長さのチェーン・ホースと、バンジョーのアダプターなどをオーダーしてこの日は床に就きました。そして「あ、でもチェーンは予備の標準長の420チェーンがあるし、ブレーキホースはバックステップにしてあるので‥もしかしたら届くんじゃないか?」とかぼんやりと考えながら眠りました。

翌朝、4時過ぎには起きたので、平日にもかかわらず唐突に作業開始。

交換はホントあっという間。

足りないチェーン長の確認。もともと4コマ長いチェーンでも6コマ足りませんでしたので手持ちのチェーンをカット。クリップ2個使って止めることになります。

ブレーキホースもノーマルホースで十分届きました。ううーん、買っちゃったもんはしょうがないけれど長いホース買わなくて良かったんだなぁ。出勤前に作業完了したのでGROM通勤です。

違和感あんまりない。いかにもロングスイングアームといった感じじゃないのがうれしいです。

見た目の気になる点というと、インナーフェンダーが後ろに下がった分、リアショックとフェンダーの間に意味のない空間ができてしまったというくらい。

ポン付けで何もセッティング変更せずに乗った感想は‥

走行中のちょっとしたふらつきにフロントが反応しなくなって、直進安定性は格段に上がりました。狙い通り、距離を稼ぐ走りのときに気忙しい思いをせずに走れるのではないかと思います。コーナリングはダルい。この辺りを二律背反と諦めずに、直立状態は安定しているけれど、曲がり始めたらグイグイいくハンドリングが作れたらホント楽しそう。思っていたほどグチャグチャな感じじゃなくて、ファーストインプレッションとしては好印象でした。

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