GROM スタッドレスタイヤ

九州からkudomenさんがせとげち君とヒデヨシ君を連れて広島のスキー場へ来ている!ということで間に合えばよかったのですが、昼過ぎにスタッドレスタイヤが2本到着。IRCのSN22sというジャイロX用のスタッドレスタイヤです。IRCのカタログではSN22という扱いになっていますが、100/100の12インチのタイヤです。届いたタイヤのサイドウォールにはSN22sと書かれていました。組み替えて15時すぎから山へ行ってみました。

GROMのノーマル比でリアは3サイズダウンw ちょっと無理やりな感じもしますが、舗装道路でのパフォーマンスを期待しなければ、一般道の流れに乗ってそれなりに走れるハンドリングです。幅が100でも扁平率が100%のこのタイヤにするとタイヤ外径が大きくなるので、リアは少しだけハイギヤードに、フロントはフェンダーと干渉してしまいます。僕はフェンダーの前側の2点止めになっているネジ穴を一段上にあげて1点止めにすることでとりあえず回避しました。フォークが沈んだ際のエンジンとフェンダーとの干渉もありませんでした。

あ、今考えたら、90/90-12という設定もあるタイヤなので、フロントはそちらにしたらフェンダーの問題は解決かも。走り出した際もフロントのハイトがあがって切れ込み感の全く無い(というか全然曲がらない)ハンドリングになってしまったのが気になりました。90/90ならその点自然になるかもしれません。

雪道まで30分少々は一般舗装道路を走らなくてはならないことから、家を出るときの空気圧はフロントが1.5kgf/cm2、リアが1.8kgf/cm2でスタートして、エアゲージと小型ポンプを携行したものの結局そのまま走り切りました。この点、GROM遊びのパイオニアのかしやんさんはリアを1.0kgf/cm2以下まで落として走ったそうです。僕はオフロード走行の経験がほとんどありませんから、悪路でどのくらいが「食う」のかが全然わかりません。

狭い雪道で方向転換するのにフロントブレーキをかけて車体を押し込んでもスリップせずにフォークが沈む、これ絶対凍ってるだろうという上り坂でもリアタイヤがグイグイ車体を押し出す、少々スリップしてもグリップが回復する‥など、雪道や凍結道路でこれまでにバイクでは体験したことのないことが起こります。無茶苦茶面白いです。

ただ、基本的には横方向の力に対するグリップは弱いですから、GROMの動画の最後にも書きましたが、もし装着して遊ばれる際はくれぐれもお気をつけて、自己責任で宜しくお願いします。

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