秋らしくキリリと引き締まった寒さの朝です。空との境界線がはっきりとした雲が横に長くのびていました。こういう雲の日は朝焼けがどういう仕組みで起こるのかがよく分かります。地平線の向こうから射す日を受ける雲だけが赤く染まりますが、その他のところは「は?朝?」といった感じで、非常に無関心なのです。それだから焼けたところに気持ちも視線も集中してしまうのかもしれません。
連休3日目、本当は1泊2日で阿蘇へ行こうと思っていたのですが、噴火しちゃったし、朝の寒さも厳しいのでやめました。この日家族は実家の実家へお出かけするということで最初は僕もそれに同行しようと思っていたのですが、秋晴れが保証された1日ということでNUDAにも乗りたい。そこで、妻子供にはハイエースで実家の実家へ先に行っておいてもらって、僕はNUDAで散歩しながら現地合流というスタイルにすることにしました。
県北の取りこぼしているキャッシュをいくつか巡りながら実家の実家へ向かいます。目的地に最短ルートで、ではなくてキャッシュを巡りながら、これまで選んでこなかったような道をつないで走るのが最近のスタイルです。見知った土地のはずなのに新しい発見がたくさんあってとても面白い。この日も最初のキャッシュは名水の出る神社でした。
高速道路の下を通る隋道。中央を走らないとヘルメットが天井に擦れてしまいます。
向こう側へ抜けてみましたが、トンネルに入ったとたん排気音が細いトンネル内で反響しまくって、ヘルメット越しでも「グゴオオオオオォォン」と脳ミソに染み込んでくるような轟音になりました。いろいろ実験し甲斐のある、なかなか面白いトンネルです。
刈り取り前の田んぼ。映える色のバイクでよかった。
広島市安佐北区の上根にある分水嶺ポスト。ここから瀬戸内海と日本海というと相当瀬戸内海が近くて日本海は遠いのですが、かつてここにあったポストの左の屋根に降った雨は瀬戸内海へ、右の屋根に降った雨は日本海へ流れていったということだそうで。バイパスができて往来の減った道ですから、こういうものがあるのも全く知りませんでした。
山中に、大きなお釜。皮パン・ライディングブーツでよじ登りましたよ‥。
お釜の先にグライダーのフライトポイントがありました。山の頂上は一面芝生。ちょうど太陽に雲がかかって薄日になったので、しばらく寝転がってのんびり。
庄原インターの近くにある、ドライブインミッキー。
ここはなぜか食事に牛乳がついてきます。大味なのかと思ったら、何を食べても意外と美味しいお店です。
実家の実家に到着。ハイエース、敷地に入れてもらえていませんでした。
今日は芋堀りをしたそうで、収穫したてのサツマイモがごろごろ並んでいましたが‥かなりデカイです。これはうれしいね。
近所を散策。この味のあるトラック、ナンバーついてないけど私有地などで使ってるのかなぁ。
NUDAを積んで、5人乗って帰ります。人間とバイクで、全部で400kg強の荷物を積んで走るわけですが、不思議とよく走る。高速の登り道もなんだかスルスル走る。駆動輪に荷重が増しているから?ハイエース、荷物が載っているほうが調子よく感じることがよくあります。
コメントを残す