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2017-02

GROM クラッチ板交換

  • 2017-02-28 (火)
  • GROM

このGROMはしばらくメーターのカウントができていない時期があったので何キロ走っているのかがわかりませんが、先日のツーリングでパワーをかけて引っ張るとクラッチが滑り出すという症状がでたので、クラッチ板を交換することにしました。初期型で4年目、その間いろいろ使い倒しいますものね。

ご開帳。通常開けたらチェックする箇所は2箇所。

一つは茶漉しと呼んでいるドレンボルトの上に挿さっているオイルフィルタ。えらく堆積物があるし、なんだかわからない青いのやら赤いのやらあるんだけれど‥。堆積物は最初ゴムやプラスチックの破片かと思ったら、固まったペースト状のものでした。一応挿入する向きが決まっているのですが、非常に分かりにくい。もう少し明確に上下左右が分かればいいのに。

もう一つは遠心フィルター。ガスケットを外すとフィルターの内側にドロドロの堆積物が張り付いています。ここ、特に清掃しろとかいう指示もないので放っておいてもよいのかもしれませんが、見た目にちょっとアレなんで外したついでに綺麗にしておきます。

外したついでといえば、このフィルターとクラッチセンターを止めている特殊ナット、なんでこれだけ高トルクで止めるナットが専用工具が必要でかかりの悪そうな特殊ナットなんでしょうか。普通のナットに変えちゃいけないのかなぁ。

クラッチスプリングは3本だけ強化タイプに交換してあります。

バラバラ外していって、クラッチ板に到着。

クラッチハウジングの下になる受け皿みたいなパーツ、ハウジングと同時に取り付けしないと取り付けできないので注意です。つい後に取り付けたくなるパーツですが、ハウジングを取り付けた後だと挿入できません。

新旧フリクションディスク。今回金属のクラッチプレートの交換はなし。

ノギスで測っても新旧の差はわからない程度だったので、マイクロゲージを使って測ってみました。数枚測った新旧プレートの厚みの違いは平均は0.06mm。フリクションディスクの交換なんて生涯3回目なので様子がわかりません。こんなもんなんでしょうか。

組み込んでいたら、「ペチ」っと破片が飛びました。え?と思う間もなくエンジン内部へポロリ。クラッチリフタープレートの外側が割れて飛んだ模様です。スプリングの圧が局所にかからないように3つのボルトを順番に締めていったにもかかわらず、です。それはそうと、エンジン内部に落ちていった破片、これは回収しないとマズイ。ダメ元でピックツールをオイルの中に突っ込んで数回アームを開閉したら‥あら、なんか掴んだわ。

なんと、破片を回収できました!

リフタープレートを外して他の箇所の状態も確認しましたが、目視ではクラックなどは見受けられませんでした。新品パーツは注文しておきましたが、とりあえずそのまま組み上げ。

さて、エンジンスタートして走り出したところ‥グワーッンっと回転だけ上がって以前よりもクラッチの滑りがひどい。アタリがでてないからか?としばらく走っても改善せず。んー、これはスプリングのヘタリか‥と思いこんで、クラッチレバーのつながる位置がいつもより遠くなっていたので交差点でレバーホルダー側の調整ネジを使って位置を手前に近づけたところ、改善。なんと、半クラ状態になっていただけのようです。もしかして元々フリクションディスクが原因じゃなかったのか?そして今回はパーツ壊しただけ、という話だったんでしょうか。

 

センチメンタルジャーニー#3

休みを長めにとったのは、昔懐かしい場所で日がな一日何もせずに過ごしながら過去を振り返る、という心づもりだったのですが、僕にはそういう時間の使い方は無理でした。トナミゴン君が「親父が亡くなったとき、何も考えずにできる何かに集中したくてキャッシュハントに没頭した」と言っていましたが、僕もなんだか故人を偲んでただ東京に居る時間を過ごすだけじゃなくて何かに没頭したい気分。そこで日の出前に後楽園へ移動して、また自転車を借りて昨日フライング祝賀会をしてもらったキャッシュ1000Fを目指してキャッシュハント東京観光へ。

昨日の六本木ヒルズのように、普通の風景の向こうに妙に巨大な象徴的な建造物が見えるのが東京らしい。ここは道の向こうに東京ドームが見えます。

この日最初のキャッシュにはウォーホール風に配置されたバラク・オバマさんの顔が並ぶステッカーが。写真を撮ろうとしたら一斉にカメラが顔認識のマーカーを並べるので、笑った。

「池袋界隈のキャッシュが割と素直」という情報をもらったので、大塚方面へキャッシュをつないで主に宅地の中を抜けて行きました。春日・小日向・大塚と、この辺りはほんと坂ばっかり。僕には全く馴染みのない地域で、ものすごく観光している気分になれます。大塚公園はラジオ体操発祥の地だそうです。

昨日マスクもせずに1日過ごして、明け方花粉症の症状に苦しんだので、完全防備で。

都電も1回しか乗ったことない。この辺は東京に住んでいた僕の生活圏ではなかったので、とても新鮮です。

大塚駅あたり。山手線の線路の先にスカイツリー。

上の地図のような車だとちょっと面倒臭さそうな移動も、自転車だと宅地の中をスルスル抜けて1分くらい。坂だらけといっても、都心部は坂道が延々と続くわけではないので、電動アシストのおかげで上り坂でも全然苦になりません。

そして、ついに1000F達成!

‥と喜びたいところですが、この1000Fの中にはいくつか重複しているものがあるのがわかっているので、完全な1000F達成を目指してもうちょっと見つけて回らなくてはなりません。

神楽坂まで戻って来て自転車を返却。このとき借りた自転車はいろんな個体差のあるレンタサイクルの中でも出来の良いマシンでした。

飯田橋から大手町まで地下鉄移動して、もう少し時間があったのでまた自転車を借りて駄目押しのキャッシュハントへ。
大手町界隈のビルのシャープさや密度とういか容積というか空間を占拠しているボリュームって、非常に無機的でドライでちょっと異様さを伴った勢いを感じます。

日本橋。翌日の東京マラソンの準備でカメラやらいろいろ来ていました。

日本橋の道の中心にある、「日本国道路元標」。中央通りが週末歩行者天国だったころ、彼女とよくこの道標の上に立ったなぁ。

3日間のジオキャッシングの成果は、80を超える発見とDNFはなんと1個。恐ろしい成果で発見総数も(重複分の修正前ですが)1022Fとすることもできました。

東京駅の八重洲口といえば大丸‥というのも今は昔、あの何かを拒む壁のような平たい駅ビルが無くなって、グランルーフという垢抜けた駅舎になってしまいました。全然東京って感じがしない。ここからバスで成田まで60分、1000円。

LCCは成田空港の第3ターミナル発着です。僕は成田空港を使うのが初めてなので他のターミナルの状況がわからないのですが、第3ターミナルはものすごく安っぽくて雑然としていて投げやりな感じが漂っています。場内アナウンスもなんというかとても素人っぽい。乗車口に現れないお客さんを呼ぶ悲鳴のような声がひっきりなしに飛び交って、お客じゃない側の品が足りない感じ。

帰りは機体右後ろの窓側の席をとりました。さようなら、成田空港。飛行機があまりにもたくさん駐機していて驚いたよ。

本当だったらあと30分は早く飛ぶはずで、ちょうど富士山付近で夕焼け‥という目論見だったのですが、いろいろ遅れて飛んだので、空に上る頃はすっかり日も暮れて残照だけが富士山のシルエットを映し出すという感じでちょっと残念。

初めてなことも初めてじゃないこともいろいろありましたが、限られた時間をいっぱいいっぱい使って思い出の上塗りをして来ました。若くして亡くなった彼女の分まで生きるわけじゃない、過去に引きずられない新しい生活の始まり。そう思うことにします。

センチメンタルジャーニー#2

実家。庭にハーレーが置いてある。僕のNUDAなんか置いたら多分相当な違和感を感じるけれど、このハーレーはなんか、庭とマッチしている。

思い出の地を自転車で巡る1日。サイクルポートと未訪問のキャッシュの関係で、千駄木とかこれまで一回も降りたことのない駅で降りて自転車を借ります。役場などの公共交通機関の空きスペースなどがサイクルポートとして利用されています。

ここではじめて気がついたのですが、よく見ると自転車は一律同じというわけでななくて個性があるんですね。バックミラーがついていたり。

カゴやハンドル形状が違ったり。

シートも様々。自転車そのものも見た目はよく似ていますが細かく仕様が違うものが混ざっています。サービスが最初にはじまった千代田区と江東区登録のモデルは古く、港区や中央区登録のモデルは比較的新しいように見受けられました。

駐輪中でもバッテリー残量の確認ができるので、レンタル前にチェックを忘れずに。

谷中とか自転車がなかったら、そしてジオキャッシュがなかったら奥深くまで入ることなんて普通はないですよね。上野へ向かうまでの道中、谷中の古い町並みを巡ります。

ほんと、お寺だらけ。

根津周辺。この辺は日本画材を扱う得應軒さんに筆を買いに来たりして割と歩いていたあたりなのですが、ちょっと外れたところに千代の富士像とか。全然知りませんでした。

動物園と道を挟んだところにある上野動物園園外倉庫。

東京芸大は入試の看板が掛かっていました。

美大受験、特に芸大を本気で受験した人は、おそらく人生の中でも相当密度の高い変な汗の出る期間を受験に向けて過ごしたのではないかと思います。他律的な縛りではあるのですが、大人になって何かに真剣に取り組むのとはひと味違う、一生の宝になる経験です。

今は美術館があるので、割と気軽に門をくぐれますが、昔の風格のある正門だったころは、それはもう緊張したものです。ちなみに、芸大といったら美校のことしか浮かばなくて、道を挟んだ音校の方はあんまりピンとこない‥。

国立博物館の裏手には、由緒のありそうな建物がたくさん立っています。なかなか歩いて回ることはない側でしたから、今回キャッシュをおいかけて一巡りできてよかった。

東京都美術館といえば、このステンレスボール。いろんな機会にいろんな人と写真を撮りました。

上野に住む彼女との待ち合わせの場所はいつも公園内の花園稲荷神社でした。

だんだん天気が良くなってきて、西郷さんの前では嘘のように晴れました。はじめて彼女と会ったのが30年前のこの場所。こういう変わらない場所が思い出の場所というのは良いんだけれど、この周りは随分オブジェが増えたりして変わってきています。

湯島の飲み屋街のなかに日本画材専門店の喜屋さんがあります。

ムサビの中で売られている日本画の顔料は喜屋さんのものでした。こちらも学生時代よく買い物に来ました。

中央通りを秋葉原へ。電気街とは言えない混沌とした街になっても、総武線のガードがある限り秋葉原らしい風景は変わらない。

秋葉原で一旦自転車を返却して、地下鉄で六本木まで。開館して10年の国立新美術館、行こう行こうと思いながら訪れるとクラクラしてしまう行列だったりでなかなか入館する気になれませんでした。今回は平日なので入館制限もなく、やっと落ち着いて訪れることができました。

「これだけで、草間彌生と分かるというのもすごい」と美術館から出て来たご夫婦が話していました。

でも、なんというか草間彌生の生涯の作品を見ると、もっとドロドロしていたりガサガサしていたりするものがたくさんあるなかで、割とポップで受け入れやすいものだけを彼女の「らしさ」として受け入れているだけのように思う。一般の人に広く周知されて成功した作家さんだと思いますが、生き様じゃなくて表面的なものしか見られていないという感じ。こういう大規模な展覧会を通じて、草間彌生の一面だけじゃなく多様性の強烈さにふれる機会が設けられるというのは大変素晴らしいことです。

展示方法そのものが草間彌生の作品群を利用したひとつの作品化していて、要するに学芸員によるインスタレーション化してました。このエリアは「携帯位電話のカメラで写真撮影可」。いわゆる普通のカメラは使用禁止。オープンで良いですね。

関連商品売り場は水玉グッズを求める人で通り抜けるのも大変な大混雑ぶり。草間彌生さんの楽しみ方、僕はそっちじゃないと思うんだけどなぁ。まぁどうでもいいけど、少なくとも僕はそっちじゃない。

五美大展、ここで開催されているのを知りませんでした。母校の作品を中心に見てまわりました。ここで呟いてもしょうがないのだけど、学生さんたちに言いたいのは、もっと世の中の作品をジャンルを問わずたくさん見なさい、だな。視野の狭さは作品に現れる。

館内、とてもおしゃれです。

晴れていると光の射す方向を意識して作られているのがよく分かる、シンプルに無機的さと有機的さが融合した美しい館内。初めてということもあって、建物そのものを十分楽しみました。

なんでもない宅地をカップルが歩いていますが、その奥にどどーんと六本木ヒルズ。東京だなぁ、と思います。今回いわゆる市井の人の住む宅地内をこれまでになく長い時間をかけてたくさん走りましたが、東京は傾斜地ばかりで平地に住んでいる人は本当に限られています。ましてや庭付きの家に住むなんて本当に限られた人だなぁ、と。住めればいいや、というような思考は長い年月をかけると効率的だけど味気ない無機質なものの考え方につながりかねないので、田舎暮らしというのは悪くないと思います。田舎は田舎で競争心が培われず、実力を絞り出すような生き方が難しいのかもしれませんけれど。

六本木で新しく自転車を借り直してリスタート。

東京タワービューポイントという名前のキャッシュから。東京って新しい見所が次々とたくさんできていますから、もうこの風景はレガシーな東京の風景といえるのでしょう。

でも、素敵な場所に導いてくれてありがとうございます。

おお、目の前をちょうど裁判沙汰になっているマリカーが駆け抜けていった!これ、東京タワーの前ですが、翌日昭和通りでも集団を見ました。

日テレの宮崎駿の大時計。こういうのも知らんかったなぁ。

レンタサイクルの問題点の一つに、どうしても返却は駅近くのポートに集中しがちになるので、夕方はポートの自転車スロットに車体を戻せないポート難民があふれかえることになります。ここ、東京駅最寄りのポート。

さて、この日は上野に投宿して、夜は仕事帰りのトナミゴン君と待ち合わせて飲みました。御徒町の待ち合わせの場所を地名じゃなくて座標で示す仲です。「東京のサラリーマンが週末の仕事帰りに一杯引っ掛ける店」度満点のお店を選んでくれました。僕は東京の会社に電車で通勤するという経験がないからね、ありがたい。

サプライズとして、1000個キャッシュを発見した記念トラッカブルアイテムを用意してくれていました。あ、まだ1000Fに達してないんだよ。あともうちょっと。

店を出て、僕が見つけられずにいる近隣のキャッシュにアテンドしてくれました。「ここ、ここ!」超嬉しそうw

上野オークラ劇場。その昔、廉価に朝まで眠れる場所を確保する方法が限られていたころ、始発電車が動くまでの時間を屋根下で過ごすために何度か利用したことがあります。ここがハッテン場だということを全く知らずに‥。広い劇場の真ん中で寝ていて、ふと目が覚めたらガラガラで他に席はたくさん空いているのになぜか隣におじさんが座ってこちらを見ていた、という感じ。

オークラ劇場の顔出し看板、超嬉しそう。この高さの顔出し穴って、どう扱えばいいの?

不忍池の弁天堂からの上野駅のオーバーパス。できてからしばらく経つんでしょうけれど、初めて渡りますよ。僕の知らない上野の風景。

ああっ!トナミゴン君が初めてキャッシュを見つけたという上野のジャイアントパンダ、駅の外にあるのね!昔は改札の中にあったと思うのですが、知りませんでした。

学生のころは上野のバイク街が大繁盛だった時代ですが、今はもうそんな感じも響いてきませんね。上野駅周辺のいくつかキャッシュを巡りながら、こんなわずかな時間ですが新しい発見がたくさん。いつも使っていた常磐線の線路の真下は空洞になっていて別の路線のホームなんですね。上野駅の利用歴なんて相当長いはずなのに知らなかった‥。

公園口、何回出入りしただろう。それにしても、トナミゴン君、健康だなぁ。仕事して、飲んで、あれだけ歩き回る気力があるのは立派。ジオキャッシングを休まず続けていると、こうい体力は落ちずに済みますね。

センチメンタルジャーニー#1

センチメンタルジャーニー。1週間前に偶然、本当に偶然学生時代に付き合っていた彼女が亡くなっていたことを知りました。お互い多感な時期に多大な影響を与えあいながら、地味だけどとても楽しく幸せにお互いの存在と能力を認め合うことができました。本当に出会えてよかったと思える人でした。

たまたまその翌週まで回顧展ともいえる個展を銀座の画廊で開催しているという情報を元に、仕事のお休みをいただいて急遽東京へ。今回初めてLCCの春秋航空を利用して東京入りです。抜群に安い。広島から東京までの新幹線の片道分の料金で往復ができます。その分、機内サービスが全くないとか、猛烈に席は前後長が狭い(<空港からのリムジンバス並)とか、いろいろありますが、1時間少々の空の旅ですから文句を言うほどのことでもありません。席の指定は400円の有料です。知人は、3列シートの真ん中はただ狭いだけということもあるので、指定料金を払って開放的な通路側を指定するそうです。窓際にこだわるのでなければ、確かに通路側を選ぶというのが一番快適かもしれません。

成田空港からバスで直接数寄屋橋へ。これも便利ですね、1時間少々で1000円ですよ。平日日中なので途中渋滞でもあるのかと思ったら、全くストレスなしでした。10年も広島に住んでいると、もうすっかり東京が「珍しい場所」になってしまって、数寄屋橋で記念撮影。

徒歩数分で、画廊へ。

作品にどう向き合って良いのか分からなくなるんじゃないかと思いましたが、亡くなったということを知って、インターネット上にある彼女の作品を見たときよりも、現物の作品を前にした方が落ち着いて受け入れることができました。

大学の同級生の話では、意外なことに亡くなった彼女は「頼れる存在だった」とか。多浪して芸大に入っているので年齢的なこともあったのかもしれませんが「とても知識が豊富だった」とのことで、影でいろいろこだわって研究をしていたんだろうなと思います。

死んでも絵が残る、というのはペンタブでデータとして描いた絵とはちょっと違ったものを感じます。岩絵具の絵肌へのこだわり、画面サイズへのこだわり、彼女においては額装も特注で行なっていたということですから見せ方へのこだわり、そいうったものが生きている時の息づかいとして没後少しだけ存在を近いものとして感じられる。自分が絵を、日本画を描く人間じゃなかったらこの距離感ももう少し遠く感じるのかもしれないのですが、絵を描くまでの所作や使った絵の具の粒子の番手など、印刷やコンピュータの画面からは感じられないものが現物の絵をみると感じられる。
例えば「出版物として活字で印刷された文章」と「手書きの原稿」の違いというべきでしょうか、同じ内容の文章でも生原稿は文字を書くスピードから伺える筆致から作者の苦悩やらためらいやら勢いやら、「行間に書かれたもの」を超えるものまで感じられるのではないかと思うのですが、生の絵を見るというのはまさにそんな感じ。

この画廊は小品の展示で、院展入選作などの大きな作品を別に展示しているということで別会場へ。

屏風がありました。

イラスト、ともいわれそうですが、描くの大変そうな意欲作。こういうの10枚も描いたら相当力がつきそうですが、力も尽きそうでもあります‥。

なんというか、素描などを見るとテクニックやものを見る目は万人が認めるざるを得ない確かな実力があるのはわかるのに、描く作品はマイワールド。その辺の大きなギャップに彼女の負けん気と頑固さと遊び心を感じるのは僕の知っている彼女らしいところ。でも、芸大の同級生から「学年一だと思います」と言われるくらいの技術は、僕の全く知らないところで何十年もかけて培われてきたんだなぁ、と感じました。というか、知らない時期の方が圧倒的に多いんですけれど。

年をとって、愛だの恋だの言わなくて済むような年齢になったらまたお会いして話をしたいと思っていた人でした。この日の前日が命日で。この世に彼女がいなくなって2年過ぎて新しい1年がまた始まったわけですが、ちょっと吹っ切れました。来て見て良かった。

少し長めにお休みをもらったのは、作品を見るだけじゃなくて彼女と歩いた道をもうゆっくり一度歩きなおしてみようと思ったからです。昔は日曜日、上野から銀座まで続く中央通りが全て歩行者天国になっていました(現在は秋葉原と銀座だけ?)。付き合いだしてすぐの頃、この歩行者天国を歩き切るというデートをよくしていましたが、その終点の銀座にあるソニービル。いつも面白い展示をしていたので、何度も訪れていました。

取り壊しになるというニュースは耳にしていましたが、いよいよ2017年の4月からそれが始まるということで、今は館内にソニー製品があふれかえるわけではなく、「It’s a Sony展」という展覧会を全館内で開催中でした。

外側の壁にはウォールアートが施されて、プロジェクションマッピングやら参加型のイベントやらを楽しみながら上のフロアまで上っていける工夫がなされています。

中二階のような状態をぐるぐる回りながら階上へ上っていけるソニービルの構造を活かして、上のフロアから玉がコロコロ転がってきてWhat A Wonderful World を奏でていました。

最初、これかと思いましたが曲も違うしなぁ、と。この動画の森のシロフォンはシャープの製品のCMだし。

ソニービルは取り壊したあと、ビルを再建するのではなく2018年にソニーパークとして生まれ変わるということで、数寄屋橋の風景もまた大きく様変わりするんですね。いつのまにか知らない街になってしまっている場所が多いなか、割と思い出の詰まった建物を最後に確かめておけるというちょうど良い機会に訪れることができました。

ちよくる出動。上野方面へ向かうのにレンタサイクルを使います。3段変速の電動アシストサイクル。

携帯でレンタルする自転車を選んで、メールで届いた解除番号を入力するとレンタルスタート。各所にあるポートで施錠してエンターボタンで返却。手続きが完全オンラインで、引き落としも裏でクレジットカードからという大変便利なシステムです。

以前利用したときには千代田区内だけだった試行が拡大して、2017年1月から東京都内6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区)のすべてのポートで貸し出し・返却が可能な広域実験期間になっています。30分150円で、それ以降30分毎に100円。この値段で好きなところへ足を運べるのですから、便利極まりないです。特に今回の僕のような思い出の場所巡りなどにはまさに渡りに船。

おまけに、2泊3日の宿泊道具を詰めたカバンが、カゴにピッタリ収まります。

懐かしく皇居周辺を巡ってみたり。城マニアな息子と話をしていると見所が変わって来て、気になるのは江戸城の石垣。

ただの移動ではなく、ジオキャッシングをしながらの移動。以前皇居周辺はおおかた巡っているのですが、今回はその取りこぼし分を。

大きい部分は江戸城外堀の石垣だそうです。ここは完全に八重洲側の新しいビルの谷間で、キャッシュがなければ知ることもなかったところ。そんなものを巡っていたら全然距離が稼げず、上野までいこうとしたのに神田までしか進めませんでした。この日は実家泊です。

GROM しまなみ海道ツーリング

1週間ほど前、うらいけさんから電話。「いなだん、O高君としまなみ海道ツーリングしようと思うんですが、どうですか?私はカブで。」

ということで、広島に住むO高君@PCXと、うらいけさん用のGROMも積んで今治北の糸山展望台の駐車場に集合しました。

今回はいなだんが白いGROMを購入した記念ツーリング。

今更ご紹介するまでもないように思いますが、しまなみ海道は高速道路になっている橋に歩行者・自転車と原付バイクの通行ができる側道が用意されていて、原付は橋の規模に応じて50円〜200円で隣の島へ渡ることができます。

そのため小銭をジャラジャラと持ち歩く必要があるので、これまでは事前の準備だったり財布がパンパンになったりと全然スマートな感じじゃなかったのですが、サンライズ糸山でチケットを売っているということをO高君が教えてくれたので今回はそれで。50円チケット10枚の500円分が1束。向島までの全ての有料の橋を渡ると丁度500円なので、往復分、2束購入して橋へ向かいます。

今回は超雨女のいなだんvs晴れ男の僕の戦いだったのですが、僕の勝ちですね。

グオングオン‥うらいけさんと二人きりでバイクごとエレベーターに乗る日がくるとは思いませんでした。

馬島。橋がでかすぎて標準的なカメラでは収まりきらないって奴です。

あれは?と、うらいけさん。

なんかボーボー燃えています。野焼きですかね?とうらいけさん。

ここにさっき買ったチケットをちぎって入れるんだよ、と初めてしまなみ海道を原付で走るいなだんにO高君が教えてあげています。

あ、うらいけさん、まだ見てたんですか。

来島海峡を渡って、大島の亀老山展望台。天気が良いと、道中のワインディングも含めて本当に最高の場所です。

橋桁の土台になっている無人島、見近島の無料キャンプ場。いなだん、トイレへ向かうものの、なんと鍵がかかっていて使えないという。大変だ!次の伯方島へ急ごう!

伯方島でラーメンでも、と思ったら開店時間には早すぎたので、島を一周。開山公園の展望台からは生口島と大三島にかかる多々羅大橋を真横から見ることができます。

11時営業開始の伯方島の塩ラーメン店、さんわさん。あっさり系だけど軽くない、不思議なスープのラーメンです。

いなだん、おいしさに箸と震えが止まらない‥。

いや、ほんと美味しかったです。

アイスを舐めながらいなだんの後を不審者のようにツケるうらいけさん(そして、それをツケる僕)。

ああ、波打ち際で彼女が変なことをやらかす、ってことがわかっていたんですね。さすがの師弟コンビ。気持ち良さそうな写真が撮れました。

この伯方島のビーチ、海水が真水のように綺麗です。気持ちよく海遊びができそうです。

普通のアイスもここの海水に浸けたら伯方の塩アイスですねーっ、とかいう話をしているわけじゃなく。O高君の食べているのはチョコレートアイスに見えるけれど、実は揚げ物。

いいんだよ。と慰めてもらっているうらいけさん。今期こそA級に上がってください。

次の島、大三島。ジオキャッシュを見つけてはしゃぐ二人。

ここから見えるなんでもない集落も、とてもかけがえのない素晴らしいものに見えてしまう‥。綺麗な海は大切にしたいです。

天気も良いし、日差しのおかげで寒さを感じることがありません。

「真昼のぉ〜蜃気楼〜♪」 浮島現象は夏に見られるものだと思っていたら、冬の風物詩なのだそうです。瀬戸内海は島が多いのでツーリングなどで移動し続けていると結構な確率で水平線上に浮島現象を見る機会に恵まれます。

若者たちはそんなものも心に響かない様子で、ヘルメットを脱ぐとリードを外した犬のようにビーチに駆け出してはしゃぎまくり。

「まってーっ、O高くぅん」「あははは、いなだん、こっちこっち」

若いって‥別に憧れないけど。

おじさんたちはメットも脱がずに寄せては返す波の音に悠久の響きを感じて悦に入っています。「僕たち、長いこと地元で闘ってきたね‥」「うん」

「これからは、仲良しだー!」「おー!」

今日の良き日を、記念撮影。

近い将来、こうやってヘルメットも脱がずに将棋盤を囲むことになるんでしょう(‥闘いは終わらない)。

大三島にはなんとダム湖があります。湖の周遊道路は路面も道幅もよろしい感じのワインディング。ちょっとした寄り道にオススメ。上の写真は湖に突き出した岬の東屋へ向かう道ね。

多々羅大橋は橋の柱のところでバイクを止めて、柏手を思い切り3回打つこと。面白い現象を体験できます。

ジェラート、食べる前から先にカジるのやめてくれ。

因島大橋。ここ、SSで300km/hとかで突き抜けたらかなりSFアニメっぽい遊びができそうです。

有料の橋を渡りきって、一応のゴール、向島の高見山展望台。展望台に登った瞬間眼前にペターーーーッと広がる海の平板さに感動感激。ものすごく遠くまで見渡せる天気です。

デュワッ!うらいけさんと二人でウルトラセブンに変身

本当に天気の良い日で、展望台のおじいさんが年に3回あるかないかの眺望だ、と展望台に登ってくる人を捕まえては語っていました。どこまでも青い青い海。目の前の視界いっぱいに愛媛から香川、下手したら徳島までの山の稜線が‥や、地図で確認したら眼前の山の稜線は高知県も含んで居ます。まさに四国を一望。剣山らしき山に冠雪しているところまで見ることができました。信州ならいざ知らず、瀬戸内海に居ながらこういうダイナミックな風景を見る機会はそうそうあるものではありません。

良きライバルと、心に残る思い出。

今治へ戻るために、夕日に向かってひた走ります。

 

日の入りを狙って大三島のカレイ山展望台へ。日が陰り始めたとたん、猛烈に寒くなってきました。ここは夕日を拝むのにはイマイチな場所でした。

複雑な水路をつくっている島々を遥か遠くまで見渡すことができるところ。

というわけで、いなだんGROM納車記念ツーリングは気持ちよく終了しました。B+COMを使って通話しながらのツーリングでしたが、通信中一番使われた言葉はいなだんの「頭痒い」でした。

さて、僕はその後松山へ移動して、アシカさんとGROMミーティングです。なんか、恐ろしくオシャレな夜のカフェでお食事。嘘みたいな中庭。

ドアを開けた瞬間、思わず「やりすぎだろう‥」とオシッコは漏れずにため息が漏れるトイレ。これは、住めるわ。

提供される食事がまた、このギャップ‥。すごいです。美味しいし。

ネジマキ カフェ
愛媛県東温市志津川1557-1
089-993-7626
(火曜定休)

この後、うちのGROM2台とも乗ってもらいましたが、ヘルメットの中でニヤニヤしているんだろうな、というのが容易に想像できるような走りをされていました。

いや、大変充実しました。遊んでいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。

GROM オイル交換、で‥

関西のGROM(じゃないような)乗り、MAV#02さんより、新車外しに近いホイールを譲っていただきました。GROM2台あれば競技用のハイグリップタイヤのローテーションもうまいこといく‥とか思っていたのに、実際2台のホイール交換となると同時にフロントを2台もちあげて‥の作業になるので結構面倒で困っていました。今度こそタイヤのローテーションが捗ると思います。ありがとうございました。

翌日のしまなみ海道ツーリングへ向けて、通勤用GROMのオイル交換をした後、1回分残っていた広島高潤のヒートカットを注入しました。最後の1適まで力を込めて絞り出していたら‥

チューブの先端部が抜けてオイル注入口の中へ。上から覗いて見ると見えるところにいたので、針金を曲げてフックを作っているうちにズブズブと沈んでいって‥見えないところへいってしまいました。

プラスチックのパーツだし、まー大丈夫なんじゃない?と一瞬だけ、ほんのちょっとだけ頭を楽観的な考えがよぎりましたが、バラバラになった小片がオイルラインを塞ぐ様子がすぐに頭に浮かんで、クランクケースカバーを外す決意に変わっていきました。

今入れたオイルを抜く手間を惜しんで、車体を左にフルバンク。カーペット敷きだとこういうとき便利よね。GROMの場合、フロントのウインカーが接地して負荷がかかってしまわないようにハンドルを切る角度を調整してやる必要があります。

最初は面倒に思っていましたが、オイルを抜いたり入れたりする作業がなければ、ケースカバーのボルトを抜いて蓋を取るだけの作業ですので、大したことではありません。

いたいた。白い奴。中央左側の穴に潜られていたら発見が難しかったかもしれません。

ついでに茶漉しも。本当だったら遠心式(?)のオイルフィルタも蓋をあけて見ておくべきなのでしょうけれど、今回は手抜きで。

メモ:走行距離7000kmでオイル交換。

NUDA900R 冬の大島

冬らしい氷点下3度の朝です。ガレージにしまい忘れて一晩お外の子だったGROMのタンクカバーには、結露なのか雪なのかよくわからない綺麗な結晶がくっついていました。

午前中、GROMや子どもをつついたりして、お昼前にNUDAのバッテリーをチャージしようかな‥と、思いましたが、そのくらいなら走りに行こうかしらと思いついて正午ごろ出発。

山口県の玖珂ICまで高速で移動です。普段うちのNUDAはETCの車載器を外してシート下に収めています。使うときだけ取り出して、防水カプラのアクセサリーコネクタにつなげて、タンク(カバー)に吸盤でくっつけたりタンクバッグに入れたりして使っています。以前はシート下に通電させた車載器を収めていましたが、ゲートを正常に通過できる割合が5割くらいだったので、現在の方法に切り替えました。

新調したヘルメット、KABUTOのIBUKIは高速道路でもとても快適でした。とにかく伸縮性のあるチンガードが秀逸で、真冬の高速道路だというのに寒くない。今までスモークシールドでトンネル内に進入しても視界の悪さについてそれほど気にしていませんでしたが、インナーバイザーを跳ね上げてクリアシールドにすると、さすがに集められる情報量が違いますね。

玖珂ICで降りて小腹を満たすのに、蕎麦遊というお蕎麦屋さんへ。ここ来るの、3回目かな。

普段は冷たいお蕎麦をいただきますが、さすがに寒かったので温かいお蕎麦をお願いしました。出てきたお蕎麦には温められてむせるように香る海苔がたっぷり載っています。お蕎麦の量は少なめなので、途中から蕎麦を食べているのだか海苔を食べているのだか分からなくなりましたが、最後までとても美味しくいただきました。上品な薄味なのに、蕎麦湯までついていて。これ、舌が鍛えられるわ。

大島大橋。子供の頃から大島、大島って呼んでいますが、大島は日本中にたくさんありますから、正しくは周防大島、または屋代島と呼ぶと特定できるのだと思います。でも、多分この界隈の人はみんな大島って呼んでいるんですよね。

僕がものごころついた頃に開通した橋で、調べてみたら1976年開通だそうです。当時は有料でした。建造から20年経った1996年に無料化になったということですが、無料化になってから訪れた回数も限られていることもあって、僕の記憶の中では本土側に料金所があるイメージがまだ拭えません。とにかく、いつ来て見ても小学生のころのノスタルジーに浸れる橋です。

この島のオレンジラインという広域農道は、信号機一切なしの40km一本勝負の豪快なワインディングです。大型バイクでも存分に走り応えを感じることのできる道幅・路面・Rが続きます。おお、今気がついたけれど往復だと80kmのワインディングですね‥帰って来てからえらくくたびれていたのですが、そりゃーノンストップで走ったらヘトヘトになるわけだ‥。

と、かなり手前から案内が出てはいましたが、路面が崩落していて一部通行止め。あらかじめ地図で迂回路を確認しておいたので、そちらに戻ります。

普段走らない道には初めて見るダムがあったり、傾斜地に並ぶみかん農家があったりで、のんびりとした感じも悪くありません。

普段広島で見る瀬戸内海と、山口県のこの界隈の瀬戸内海と、同じ海と島の風景なのですがなんかこう‥違う感じ。なんというか、島もまばらだし人が居ない島、って感じ?

このあたりは海がものすごく綺麗なのです。夏は本当に青い海!白い雲!を満喫できます。この日は晴れたり雪雲がかぶったりでしたけれど。

島の先端付近まで来ました。水平線に載っている島のさらに奥に見える陸地は愛媛県の松山市あたり。ああ、ちょうど二輪車交通公園でお友達たちが冬だというのに練習してゴロゴロ転倒しまくっているのね、と思いながら眺めて‥いたわけじゃなくて、ちょうど雨雲がかかっていたので見えませんでしたが、この向きだとダッシュ島(由利島)が見えるはずなんですよね。対岸の四国が見えているわけですから、晴れていれば間違いなく見えるのだと思います。

島のほぼ先端の油田トンネルが、通行止め。このトンネルを通らないと島の南側から北側へ抜けられず、来た道をリバースすることになってしまいます。歩行者通路は用意されていて、通るときには声をかけろと書いてあるので歩いて入っていって、バイクを押して通れないか交渉してみたところ、中で穴を掘っていたパワーショベルを脇に避けてくれたのでNUDAを押して入りました。

最初は押して歩いていましたが、出口付近はバイクを押して歩けるほどの幅もありませんでしたので、乗車して通らせてもらいました。

陸奥記念館においてある新明和PS1。良いデザインですね。近くで見るとものすごく大きいのですが、これが水上から発着できるというのが信じられません。

タラップがついていますが、中へ入れるわけではなく、窓から中をのぞくだけ。

真冬に大島のワインディングを駆け回る、というツーリング(?)をいつかやってみたかったのですが、ついに実現しました。大島は気候が穏やかなので、冬でも十分走れます。どこかへ行く、というよりはただ走るだけ、のツーリングですが、晴れていれば海景も存分に楽しめるとても良いルートです。

GROM チェーン&リアブレーキホース

  • 2017-02-12 (日)
  • GROM

通勤用GROMのロングスイングアーム化で、長さが足りなくなると思ってオーダーしてしまったチェーンとブレーキホースが届きました。とりあえず現状で走れる状態にはなっているのですが、せっかく届いたので交換しておきます。GROM用に購入したチェーン、5セット目だわ。

Gクラフトのサイトに6cmロングのスイングアームには純正長よりも6cm長いものを選べ、と書いてあったのでそのまま考えもなしに5cmロングの600mmを購入しました。でも、これは純正ステップの場合のホースの長さなので‥バックステップでマスターシリンダの位置が後ろにさがっている場合は指定された長さよりも短くて良いようです。

純正ホースではこの状態。マスター側が結構急カーブになってしまってはいましたが、使用上問題はない感じでした。メッシュホースだと純正ホースのように柔らかくはないので、純正長ではさすがに届かないとは思います。

作業開始。

ホースのねじれのないようにバンジョーアダプターを付けて作業終わり。

マスター側は純正と同じホースの取り出し方だとダボついたホースがエキパイに触れてしまいそうだったので、少し外側に振ってグルリと回しています。インナーフェンダーで見えない部分でおそらくホースとスイングアームが触れていると思うのですが、そのまま走り続けると擦れて傷になりそうな予感。浮かせる方法を考えなくてはいけません。

GROM フェンダーレス化

  • 2017-02-12 (日)
  • GROM

今更なんですが、競技用GROMのフェンダーレス化。なるべく小さくシンプルなものを、購入しました。

ウインカーは別売。そこで見た目と大きさでLEDウインカーを選んだのですが、思っていたよりも張り出しが大きくてこれじゃサイレンサーとどう考えても干渉する‥。

ナンバー灯は純正流用なので、フェンダーを分解していきます。ここ、初めて開けました。GROMって何気に外装関係のネジ類がやたらと多いですよね。

取り付けしましたけれど‥ナンバープレートもウインカーもサイレンサーと干渉するという、どうにもダメな感じ。

ナンバープレートを若干左にオフセット。サイレンサーは標準位置だとウインカーと接触して走行すると傷が入りそうなので、少し下へ逃がしてこの状態。ステーを作り直すかウインカーを別のものにするか‥すぐ使うわけじゃないからじっくり考えてみます。

GROM Gクラフトスイングアーム

  • 2017-02-09 (木)
  • GROM

「とーとん、届いたよー」とムスメが箱を持ち上げて持ってきました。G-craftのスイングアーム。え、そんなに軽いの?と受け取ると、それなりに大きな箱はスイングアームが入っているとは思えない軽さ。

バフ掛け仕様のアルミスイングアームはテラっテラ。これを通勤バイクにつけるのは‥アリなんですか?と気が引けてしまうくらい。

これまでGROMに乗ってきて、今の走りが全然ダメなわけじゃないのですが、距離を稼ぐような走りの場合もう少し反応の鈍いハンドリングでも良いんじゃないかと思って、通勤GROMは突き出しを戻したりチェーンを少し長いものにしてギリギリ一杯までチェーンを引いてみたりしました。それでもまだ足りない。というわけで、今回標準より6cm長いスイングアームにしてみました。

交換して確かめたいのは、6cmロングになったハンドリング、バネ下の大幅な軽量化による影響、ピボット部がベアリング仕様になったことによる動作の状態、6cmリアアクスルが退がったことによる外観。

本当は目立たない黒が良かったのですが、バフ掛け仕様から黒仕様への変更はそれだけで28,000円の価格アップ。お金をかけてドレスアップしてます!と見せたいのが目的じゃないのに、ドレスアップしたように見えないようにするためにお金がかかるというジレンマが発生します。

G-craftのウェブサイトによるとチェーンもブレーキホースもそれなりに延長しないと届かないということで、適正な長さのチェーン・ホースと、バンジョーのアダプターなどをオーダーしてこの日は床に就きました。そして「あ、でもチェーンは予備の標準長の420チェーンがあるし、ブレーキホースはバックステップにしてあるので‥もしかしたら届くんじゃないか?」とかぼんやりと考えながら眠りました。

翌朝、4時過ぎには起きたので、平日にもかかわらず唐突に作業開始。

交換はホントあっという間。

足りないチェーン長の確認。もともと4コマ長いチェーンでも6コマ足りませんでしたので手持ちのチェーンをカット。クリップ2個使って止めることになります。

ブレーキホースもノーマルホースで十分届きました。ううーん、買っちゃったもんはしょうがないけれど長いホース買わなくて良かったんだなぁ。出勤前に作業完了したのでGROM通勤です。

違和感あんまりない。いかにもロングスイングアームといった感じじゃないのがうれしいです。

見た目の気になる点というと、インナーフェンダーが後ろに下がった分、リアショックとフェンダーの間に意味のない空間ができてしまったというくらい。

ポン付けで何もセッティング変更せずに乗った感想は‥

走行中のちょっとしたふらつきにフロントが反応しなくなって、直進安定性は格段に上がりました。狙い通り、距離を稼ぐ走りのときに気忙しい思いをせずに走れるのではないかと思います。コーナリングはダルい。この辺りを二律背反と諦めずに、直立状態は安定しているけれど、曲がり始めたらグイグイいくハンドリングが作れたらホント楽しそう。思っていたほどグチャグチャな感じじゃなくて、ファーストインプレッションとしては好印象でした。

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