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2009-12

NSR エンジン組み立てなど

エンジンの組み立てです。使うケースはこれまで使っていたMC21のエンジン。磨いたらそれなりにキレイになりました。
シリンダヘッドまで組みあげたエンジンは人力で持ち上げてハンガーボルト穴に合わせられる重量ではありません。ですが、写真のような腰下部分ならミッションが収まっていても手で持ち上げられるので、後端のエンジンハンガーボルトさえ通してしまえばそこを軸にしてその他ボルト穴に合うようにエンジンを動かすことができます。腰下さえフレームに固定されてしまえば、あとはクランクケースやミッションカバーを組み付けていけばOK。レーサーベースとはいえ、本当に整備性まで考えてあるよくできたエンジンだと思います。

2サイクルエンジンとはいえ、エンジンをほとんど全バラしたのは初めての経験です。以下、今回の失敗談。

高トルクで留められているクラッチセンターホルダのナットを外すのに作ったスペシャル工具。これで今度はナットを止めようとしたところ‥クラッチセンタのスプリングマウントが折れました。外すときにはトルクを一気にかけたので良かったのでしょうが、今回は100Nmになるまでトルクをじわじわかけていったのがいけなかったのだと思います。鋳造パーツはモロいですね‥。ちなみに、2個目のエンジンのナットを外すときは、支えもなにもなしでエアインパクトでブブンと一撃でした。

クラッチアウタを止めているボルトを外す時だけでなく、これまた100Nmで止められているプライマリドライブギアのボルトを外すときもコンロッドの穴に適当なシャフトを通していたのですが、かなりの負荷がかかっていたらしくクランクケースが変形しました。上の写真のクランク穴の奥側のラインが若干ひずんでいます。
専用工具が手に入らない環境ではないですし、それほど高価な工具ではないのですから、このあたりはケチらずちゃんと工具をそろえてから取り掛かるべきだったと反省。

あと、ガレージ。素の状態でいっぱいいっぱいなガレージだと、今回のようにパーツであふれかえるような整備をするとパーツトレーで足の踏み場がなくなります。床面積が潤沢にないガレージの場合、外したパーツを整理して順番に収めていく棚が必須です>キョウちん

NSR 車載MC28エンジンの分解

車載した状態でMC28のエンジンからクランクを取り出しました。
クランクケースの底に残っていたオイルです。色の違いは明らか。右が正常なガソリンとエンジンオイルの混合液状態、左(白煙を吐いていたフロントバンク)はミッションオイルが混ざっているものと思われます。逆に今回抜いたミッションオイルは、新品オイルなので再利用しようと思ったのに、再利用する気がおきないくらいかなり濁っていました。

腰下。ミッションオイルの流入経路は、クランクケース手前側の大きく開いた曲面にはまるオイルシールだと思っていましたが(実際、少々傾いて取り付けられていました)、クランクケース背面のシール状態が悪くてもオイルの混入がありえます。組み付けの時に気を付けましょう。

センターシールの生きているクランクです。これをMC21のエンジンに移植します。

NSR 蓋を開けてみると

材料や工具が揃ったので、車載のエンジンを開けていきます。1個エンジンを割ってるので、もうコワいもの無しでガンガンバラして行きます。
プライマリギアが外れたところで24:60丁のギアかどうか、丁数を数えてみました。‥56、57、58、59‥あれ?もういっかい。‥57、58、59。プライマリドライブギアも数えてみました。‥22、23、24‥あれ?‥25。
ケースは確かにMC28のモノなのですが、ギアはMC21のもののようです。いろいろいじった痕跡のあるマシンのようですし‥まー世の中そんなモンかと。サササっとクランク交換して組み直しですね。

NSR 専用工具の壁・クランクケース分割

少々の補機類はついていても、クランクケースが割れてしまえばOK、と思って作業を進めてきましたが、フライホイールを外すのに「フライホイールプーラー」というものが必要だということが分かりました。ちゃんと手順書読んでから始めろって話です。
手間と時間をかけてなんとか外したとしても、もう1台分外さなくちゃいけません。こればっかりは専用工具買った方が早いですね。幸い年内今日まで営業のストレートに在庫があるそうなので、仕事帰りの妻にお願いして寄ってもらうことにしました。

フライホイールとギアポジションセンサの関係で、エンジンそのものはMC21のものを使うことにしました。というわけで、MC28エンジンからクランクとプライマリギアを抜いて、MC21エンジンに移植、ということになります。白煙エンジンはバラしてパーツで売ることになりますかね。

さて、フライホイールプーラーが手に入ったので、作業を進めます。
NSRの場合、プーラーを使えばサクっとフライホイールが外れるわけではなく、「ロータプーラーアタッチメント」という専用工具を差し込んでクランクシャフトを保護してやらないと抜けません。これまた代用品を探してみましたが、写真のM8ボルトが丁度ピッタンコ。クランクシャフトの穴に差し込みます。

プーラーとフライホイールを固定するネジは逆ネジになっています。十字のパーツをグリグリねじ込んでいくと、フライホイールが徐々に浮いてきました。これ、ドライバ等でコジった程度じゃ絶対に外れそうにないです。専用工具が絶対に必要。

上下クランクケースのズレのあるところを何箇所かマイナスドライバでコジると、ゴム質の液体ガスケットで密閉されているクランクケースがミリミリと音を立てて剥がれていきます。最後はパクっと割れてクランクケース分割完了。お疲れ様と言いたいところですが、もう1個割らなくちゃいけません。
2サイクルエンジン1台を全バラするくらいがウチのガレージの空間的な限界のようで、もう1台バラしてしまったら、2台分の外したパーツをもとに戻せるように分別して置いておけるかが今から心配です‥。

ガレージ牡蠣パーティー

tacさんが「牡蠣をお持ちします」ということで、身近なメンバーの集まりやすいウチで牡蠣パーティーとなりました。焼き牡蠣を食すメンバーは、tacさん・フラトラ・自分。3人で写真の量の今朝採れた殻付き牡蠣を焼いて食って焼いて食って焼いて食って‥牡蠣だけで腹が膨れてきました。その後は室内で牡蠣キムチ鍋。1年分は食った。tacさん、ありがとうございました。

NSR プライマリギアの減速比

MC21とMC28とで、ミッション以外の減速比が違うものかどうか調べてみました。
パーツリストによると、MC28のプライマリドライブギア(クランク軸につながっているギア)が24T、プライマリドリブンギア(クラッチアウタを回しているギア)が60T。これに対して、MC21のプライマリドライブギアが25T、プライマリドリブンギアはマニュアルに数値記載がありませんでしたが、先ほど外したギアの丁数を数えると59T。プライマリギアの段階でも、MC28の方がローギアードだということが分かりました。数値にすると、MC21:MC28=0.42:0.4 で、MC21に対してMC28のギアセット方がプライマリ減速比の段階で94.4%のローギアード化が可能です。
ミッションまでで減速比を落としすぎた場合は、2次減速で調整すれば良いわけですから、ここはガンガンに落としておくべきでしょうか?選択肢が多いっちゅーのも困りモノですね。

【翌日追記】
とある方からタレコミをいただきました。
ミッションは1・2速に関してはMC28もMC21もレシオが同じだそうで、ジムカーナ用に交換しているのはプライマリギアだそうです。ん、ということは単純にMC28のエンジンに載せかえるだけでローギアード化されるということですよね。今車載しているMC28のエンジンのクランクシャフトのオイルシールを交換すれば作業完了、ってことですか。MC21のエンジンで予習できたので、作業ははかどるか…な?

NSR クラッチ分解

白煙吹きながら試走してみて驚いたのは、部品取りとして買ってきたマシンのキャブで走ると7000回転くらいで若干モタついたあとは、8000回転あたりから恐ろしい勢いで加速するのです。部品取りマシンはエアクリーナボックスに穴開け加工されていたり、タイヤの端がドロドロになっていたりと、どう見てもサーキット仕様のマシンだったのですが、このトップギアでも恐怖を感じる加速感のセッティングは、これはこれで捨てがたいですね‥もちろんジムカーナで使うにはピーキー過ぎですけど。
パーツオーダーする際に気がついたのですが、白煙を吹いているエンジンはエンジンの刻印からMC28のモノだということが分かりました。MC21(ガルアーム)とMC28(プロアーム)の決定的な違いは、エンジン出力。僕の認識が間違っていなければ、馬力規制でエンジン出力を落としたMC28は、ミッションをローギアード化することでとりあえず加速感を稼いでいた‥というわけでMC21のエンジンにMC28のミッションを組めば、さらにローギアード化が図れるわけです。となると、最終的には

エンジン本体‥今降ろしているMC21エンジン
ミッション‥今車載しているMC28エンジン
クランク‥今車載しているMC28エンジン

というわけで、2つ共、エンジンを割る必要があります。(アップ後の気づき:単にミッションだけの問題ならMC28のエンジンを直すだけでもいいのかなぁ。プライマリギアの減速比とか違うんだろうか?)

まずはMC21エンジンの分解から。クラッチ板を外したらクラッチセンタホルダのナットを外す必要があります。この27mmのナット、普通に回すとクラッチセンタ(内側のギアギアしたパーツ)と一緒に供回りしてしまいます。おまけに締め付けトルクが約100Nmと、リアアクスルナット並のトルクで固定されています(しかもカシメてある)。マニュアル通りだと、クラッチセンタホルダという爪のある特殊工具でクラッチセンタを押さえておいて、センタホルダナットを回すわけです。今日は土曜日で、アストロプロダクツのサタデータイムセールの日ですから、夜のこの時間でも30分も車を走らせれば工具も買えるわけですが‥手近にあったフックレンチに穴を開けて、写真のように固定してやれば、クラッチセンタの供回りは防ぐことができました。あとはエアインパクトで、ブブンっと軽く一発でセンタホルダナットを外すことができました。

次はクラッチアウタ(大きいギアギアしたパーツ)の取り外し。これも6個の固定ボルトを外そうとすると供回りするので、通常なら軸の反対側にあるフライホイールをユニバーサルホルダで固定してボルトを外します。今回はコンロッドがムキ出しになっていたので、ここに適当な工具を差し込んでクラッチアウタが回転しないようにしてボルトを外しました。ムチャクチャなような気もしますが、それほど高いトルクで止めてあるボルトではないのでクランクへの負荷もたいしたことないハズ。

プライマリギアとご対面。右側の小さなギアの軸がクランクシャフトにつながっていますが、白煙エンジンはこの軸のオイルシールが逝っているのではないかという予想です。

NSR 白煙の原因

右シリンダの白煙の原因、分かりました。おそらくミッションオイルがクランクケースに流入しています。

エンジンを組んだ時にミッションオイルを規定量いれていたはずなのに目減りしていたので、また規定量入れて20分位走りまわってきました。帰宅後ミッションオイルを見ると、明らかに目減りしています。ナンバープレート周りはギトギト。

クランクケース分割コースです。年末なのにオオゴトで、気が重い‥。

パーツ磨き作業

NSR自体が古いマシンなので、中古パーツはほとんどの場合腐食が進んだり汚れていたりします。サンドブラスターなどがあればそのあたりの悩みも減りそうなものですが、うちでは手作業で磨きます。
久々にNEVR-DULL(ネバダル)を買ってみました。洗浄&研磨剤が染み込ませてある繊維の詰まった缶です。素手で触ると手が染み込ませてある液で濡れる(<当たりまえですが‥)ので、作業の時はウスウスの使い捨て手袋を使います。これまでこういう作業ではチューブに入ったコンパウンドを使っていましたが、作業後のコナコナした感じがイヤで、またいちいちチューブから出して補充するのも面倒でした。ネバダル+手袋の組み合わせはなかなか使い勝手がよく、写真のディスクプレートを磨くくらいならネバダルをひとつまみして作業すれば補充も不要で、仕上げ後はコナコナせず、作業の後は手も綺麗なまま。オススメです。

ハイビジョンムービーカメラ

普段お付き合いのある方はご存知だと思いますが、ジムカーナのイベントなどではSANYOのフルハイビジョンデジタルムービーカメラ Xactiを使っています。これはこれでクレードルから抜いて液晶を開いたら即撮影可能!と使い勝手が大変よく、光学ズームもジムカーナの大会等を撮影するには十分寄れるモノなのですが、広角側が弱くて屋内で子供を撮影するにはちょっと厳しいモノでした。
先日単二さんご夫妻と東京でお会いした際に、以前から単二さんが強く推しているCreativeのVado HDを見せていただきました。「これって買いですか?」と尋ねてみると、ご夫婦揃って「買いです」とマジ顔。

というわけで買ってみました。

とってもシンプル。Tractionステッカーがなければほんとに寂しいくらい。広角の単焦点(ズーム機能もありますが、デジタルズームで画質が荒れるので、実質単焦点と考えた方がよいです)なので、屋内での撮影や撮影対象に近づける場合、または風景の撮影にはピッタンコ。

USBコネクタは内蔵でPCに接続すると8GBの内蔵メモリがマスストレージとして認識されるため、USBメモリ的な使い方も可能。秀逸なのはこのビデオで撮影したデータを再生るするためのアプリケーションが予め本体にインストール済みで、初回再生時には使用するPCにコーディックのインストールも行われるので、確実に動画データを見ることができます。
本体では録画と再生とデータ削除ができるだけ。撮影したデータを一覧表示で並べて確認するようなこともできません。そのかわり、電源投入後2秒で撮影可能ですから、とにかく好きなときに撮るだけ撮って、 あとはすべてPCで管理という使い方になります。
通常撮影した1280×720のHD画質(30fps)なら大画面テレビに接続してもそこそこ見ることができます。接続用のHDMIケーブルまで付属。見事にピッタリとはまる専用のシリコンジャケットも付属です。

画質云々を求めるわけではなく、動画を気軽にスナップしたいという方には最適です。価格も今ならamazonで14,800円とお買い得。
ジムカーナ動画も普段の練習を撮影するのには向いているんじゃないでしょうか。とりあえずガレージを撮影したサンプルです。

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