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2006-08

体力と気力の関係

仕事と生活のサイクルができあがってきて安定期に入ると、とたんにつまらなさを感じてしまうのももう何度目か。
新しい事を始めようにも、この数ヶ月でできあがったサイクルが完全に運動不足の生活で、体力が落ちると新しい事をはじめようという気力も落ちるのか、毎日今のまんまじゃ今のまんまと思う日の繰り返し。

阿蘇とその周辺ツーリング 2日目


池山水源にて

翌朝、ライダーハウスの宿泊客オプション体験ツアーとして無料で参加できるブルーベリー摘みへ6時に出発。

実はこの体験ツアー、摘みきれないくらい生っているブルーベリーを宿泊客に摘んでもらうというもの。その報酬として摘んだ内の1割を客がもらえるのです。1時間ほどで首からぶら下げたバケツいっぱい、1.3kgほど摘みました。途中食べながら摘んでもOK。大きいくて、色がちょっとヤバいんじゃないかと思えるくらい黒いものが甘みが強くておいしいことがわかりました。

ライダーハウスの前には大きな木を掘りぬいて作った手湯があります。二の腕までどっぷりと浸けるだけなのですが、なんともいえない気持ちよさ。底にはびっしりと藻なんだか苔なんだかわからない植物が生えていて、小さな気泡を吐いています。この上なく自然な感じがいい感じです。

2日目はライダーハウスの管理人さんにアドバイスをもらって、ツーリングマップルを見るだけではライダーが訪れないという穴場的なルートを巡ることにしました。
山頂部がギザギザの根子岳の東側を走る国道265号のワインディングはコーナーの回り込みとブラインド度合いが自分のバイクにはぴったりの道です。タンデムシートの連れは乗りなれたのか、ステップをカリカリいわせながら走っているのに、後席から写真を撮りまくっていました‥。

そのまま細い県道を東へ抜けて、お薦めされた荻岳という小高い山へ到着。ここは山頂までバイクで上っていけるところで、周囲360度の大パノラマでした。生憎朝の早い時間帯だったので、九重連山方面は薄くかすみのかかった状態でしたが、阿蘇はバッチリ。阿蘇方面からだと北からのアプローチがいいと思います。

道の駅の蕎麦アイス、ミルクロードとお薦めルートを進んでいくと、この日も早いうちからもう頭が麻痺してきて、草原と空と牛と道だけのなんでもない風景が流れていくだけで、頭の中は気持ちのいいものでいっぱい。

やまなみハイウェイから1本東に入った道沿いにある池山水源は、もうイケマセン。シシ神様がでてきてもおかしくない。

最深部は円形の池になっていて、池の底の砂がフワフワ動いているところから、こんこんと透明感に清涼さまで感じられる水が湧いているのです。水底の植物に差す木漏れ日がさらに色の幅を広げて、もう絵なんだか現実なんだかわからないくらいきれいな緑色を作り出していました。植物として生まれるなら、こんなところに生まれたら幸せだな。かなりお薦め。晴れていれば。

池山水源から30分ほど移動して今度は岳の湯温泉・白地商店の蒸し鶏を食べにいきました。「歯がなくても食べられる」とライダーハウス管理人が連呼していた蒸し鶏は、丸々1羽。

これにおにぎり2つを頼んだところ、二人でも食べあぐねるくらいの量でおなかいっぱい。
この店は山の中腹に200円で50分間貸切にできる露天風呂を持っていて、食後に入ろうと思っていたら次々と風呂目当てのお客さんがやってきて2組ほど先に予約をされてしまいました。そこで時間つぶしに今度は生茶のCMのロケ地となった、通称(?)松嶋菜々子の滝を訪れてみました。

この滝は滝の裏側が大きくえぐれていて、滝の裏側へ入れるのです。やわらかい土の層の上に固い岩盤が乗っているような地層のようでした。駐車場から滝までは、かなり急峻で足場の悪い道を進むことになるので、ハイヒールなんかじゃちょっとキツイかも。

そんなことで小一時間ほどしてから再び岳の湯へ。

風呂は手作りっぽい野趣たっぷりな露天風呂で、夏の真っ昼間から入浴。

竹田津港17時50分葉津のフェリーに乗るために湯布院インターを目指します。途中、男池湧水群にも寄ってみましたが、ここも幻想的な水源地で、地下からかなりの勢いで水の湧くところは青白く水が光って見えました。

湯布院到着が16時。ここから高速で別府の北側まで1区間。あっという間です。国東半島は山越えをして、フェリー乗り場に着いたのが17時過ぎですから、高速を使えば港からやまなみハイウェイまでは1時間少々でたどり着けるということです(それなりのペースで走りますけど)。

徳山港に20時前着、広島帰宅は21時前。
往復500kmほどの、九州の夏を満喫できたタンデムツーリングでした。
二人分の着替えとカッパでヘルメットが1個半入るパニアケースがいっぱいいっぱいだったので、余裕をもった旅をするならサイドケースも欲しいね、という話にこぎつけたツーリングでした。ふふ。

阿蘇とその周辺ツーリング 1日目

草千里のあたりにて週の半ばに急に九州へ行きたくなって、その週末は阿蘇まで行ってくることになりました。
今回はソロではなくタンデムツーリング。連れあいが阿蘇は初めてだということで、阿蘇周辺のオススメスポットを巡ることが目的のツーリングです。金曜の晩に仕事をを終えてから、そのまま徳山駅前の東横インで一泊、翌朝ホテルの目の前の徳山港から船で国東半島へ渡りました。

九州上陸後は竹田津港から時計回りに国東半島をまわり、1時間少々で別府到着。夏らしい青空とモクモクとした雲の下に広がる別府湾‥イイネ。ここから別世界が始まります。先を急ぐわけではないし、連れは初めて別府に訪れたということで別府名物地獄巡りしてみました。自分も小学校以来のことなので30年ぶり。

バシュバシュと熱気と湯気が吹き出す海地獄は摂氏97度だそうで、卵も良い感じに茹でられるのでしょうね。蓮池には紫や黄色の作り物のような色をした花が咲いていました。ずいぶん昔からある施設でしょうにそれほど古くささは感じませんでしたが、観光の方法や方向性に新鮮さを感じられないのは否めません。別府からは、湯布院を目指します。なんつーか、九州に通い始めてここ10年くらい同じルートなんですが、登坂車線のある豪快なワインディングを抜けて黄緑の布で覆われたような由布岳を見上げるルート、飽きないんです。

のあたりから次々とたっぷりした風景が様々なパターンで広がってきます。ホントにいろんな風景なので、目が慣れたり飽きたりということがありません。いつもワクワクドキドキ。

湯布院を見下ろす高台の駐車場は、きっと夜景もきれいなんでしょうね。周囲を山に囲まれた盆地だということがよく分かるところです。やまなみハイウェイはいまさら説明するまでもない好ルートです。はじめは林間の高速ワインディングにはじまり、遠くに久住連山が見えるところまでくると直線的で開放的な道にかわります。遠くだと思っていた山の懐に飲み込まれると今度は中低速ワインディングで一気に縦方向の移動。そこを登り切り、今度は遙か遠くに阿蘇が横たわる横長の風景が目に入るころには、すでに脳の中でジュワっとしみ出した何かの汁に体が犯されているのに、まだこの先にも幸せが続くの?と言葉にできないくらいの幸せが続くわけです。

以前、いつかのツーレポでも書きましたが、阿蘇を目指す九州ツーリングの楽しみは、目的地が見えるところにあると思います。それも遙か遠くに。この風景の中に自分が取り込まれていくんだなぁ‥という予測と結果の楽しみというか。阿蘇の外輪山はモコモコした黄緑色の風景の連続で、これまたそれ以外に何もないのがいい。阿蘇初体験の彼女のために、大観峰に向かいました。阿蘇の造作を把握するのには分かりやすい風景が広がっている場所です。

シューッッッっと鋭い音を立てながら大きなラジコングライダーが数機、この上ないたっぷりとした風景をバックに舞っていました。外輪山から阿蘇の内側へ下りて、阿蘇山上へ行ってみると、運悪くガスがでていて(というか、ガスはいつも出ているので風向きが問題らしい)お釜まではいくことができませんでした。

しかたがないので草千里まで戻って、道でもなんでもない草原を小一時間ほど歩いてまわり、牛の間近まで近づいて写真を撮ったりしていると‥

遠くにキラリと山上のお釜へ向かう道を車が走っているのが見えました。どうやら通行できるようになった様子。んー、ラッキー。

というわけで無事山上を訪れることができました。ここもまた今さら語るまでもない異空間。お釜の特濃メロンクリームソーダの水をみて、連れが「海地獄じゃん?」と。そうね、別府で別の地獄を巡っておけばよかったかね。宿泊は昨年に引き続き、阿蘇ライダーハウス。名物(?)の管理人の口上を連れに聞いてもらいたいために泊まったようなもの。うそ。楽しい上に安いからというのがホントの理由(宿泊900円)。この周辺は映画「黄泉がえり」のロケ地なので、数日前に黄泉がえりを観て予習しておきました。宿で自転車を借りて街を巡ってきましたよ。
宿へ戻ってみると、夜はバーベキューという予定だったのに、到着が遅れる人がいるためお流れということになりました。それはそれで、内牧温泉街を肌や舌で味わう機会を得られるからいいんです。今回のヒットは、街の中の洋菓子屋でみつけた桃のタルト。

桃が丸々1個ドカンと載っていて、種をくりぬいた穴には甘さを押さえたクリームがたっぷり。二人でつついて食べるのに丁度良いくらいのボリュームでした。
晩飯は昨年のヒットだった、旅館のステキな中庭で食べられるピザ屋のピザ。入浴・宿での歓談後、朝までぐっすり眠りました。

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