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ジムカーナ Archive

TRYGYMKHANA 第2戦比較動画

スタートのシグナルサウンドを揃えて比較した動画。
左上:つがたく 右上:うらいけ(第1ヒート)
左下:キョウ  右下:てけてけ

UNOさんの動画をベースにしているので、コース中盤までしかありません。また、1分以降は黒い画面が続きますが手違いでこうなってしまいました。1分以降は何も写っていません。

スタートで出遅れるイタさがよくわかります。また、信じられないことにGROMが前半の高速セクションでNSRと互角に走っています。バイク、いよいよよく分からなくなってきました‥。

こちらはスタートのタイミングを揃えた動画。音は4動画とも消していないので、シグナル音のズレからすると0.2秒か0.3秒くらいスタート時点で差がついているという感じです。

いやあ、いろいろ勉強になる大会でした。たくさん走れる練習会よりも、大会に数多く出る方が速くなれるのは間違いない。

GROM TRYGYMKHANA第2戦

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TRYGYMKHANA第2戦は香川県のHSR坂出での開催でした。最初は土曜日に家族と四国入りしてうどんツアーや美術館巡りなどの観光をしようと考えていたのですが、土曜日に幼稚園の夏祭りが入っていたので、キョウちん・とね君とGROM3台積みで当日朝出発となりました。5時スタートで、高速道路から見る東の空はピンクからオレンジにどんどん変わっていく素晴らしい朝焼け‥ハンドルにぎるんじゃなかったわ‥。

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3台積みに際して、前日の土曜日にうちにある2台のGROMを積んでみました。3人乗車なので2列目シートを出したまま、GROMの張り出したパーツ類を外さずにまっすぐ突っ込むと結構ギリギリで積めるか積めないか怪しい感じ。何か他に良い方法はないかと考えた結果‥斜め積みという案が浮上。最初は冗談のつもりでしたが‥

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2台目も積んでみたら、案外これいけるのかも‥。まぁ、タイヤハウスはメッコリと凹みましたけれど。

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結局左右両サイドに寄せて突っ込んで、最後に少し前後をずらした位置関係で3台目を真ん中でホイールクランプ固定という方法でスッキリ収まりました。この方法はGROMの前後長が短い上に3台ともリアフェンダーを外しているので収まったという感じです。

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四国のGROM友達の皆様が観戦に駆けつけてくださったので、お昼時はパドックの一部がGROMミーティング会場になりました。ジムカーナ関係車両ばかり見慣れている目からすると、他の選手の皆様にとってはカッコよくまとめられたピカピカのGROMが並ぶ姿がとても新鮮だったことでしょう。GROMで来場された皆様もジムカーナ車両が普段見慣れないカスタムをされていて、面白かったんじゃないかと思います。

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会場には全国チャンプのトミー号と、長らく僕の愛機だったNSRのサトカーナ号の並ぶ姿も。心の中が感涙で満たされました。じーん‥。

さて、配られたコース図を見て愕然としました。コテコテを期待していたら、ほぼ高速セクション。これはキョウちんの独壇場‥。

もう、暑さにやられてちゃんと走れるか心配でしたが、今回は人もマシンもベストを尽くせたのではないかと思います。
昨夏の九州の大会にツーリング帰りにお邪魔して走った時は、2Vヘッドのオイルクーラーなし仕様で油温が110度を越えたりして、そうなると一気にパワーダウンしてしまいウォーミングアップもタイヤを温める程度しかできませんでした。今回4Vヘッドで発熱量が圧倒的に上がっているにも関わらず、オイルクーラーと強化オイルポンプのおかげか油温が100度を超えることもほとんどなく、油温を気にして走りを控えるというようなことにはなりませんでした。

第1ヒート終了時点で、トミー・うらいけ氏に続いて3位折り返し。フリーセクションのトミーのエゲツない走りを見て会場全員がどよめきの声を漏らしましたが、同じ走りをしないと純粋なトップ比がわからなくなるので挑戦したところ、どうにかクリアできて最終的にトップ比103.133%のタイムとなりました。上位陣は軒並みトミーのフリーセクションラインにトライして自沈していったおかげもあって、今大会はクラス優勝・トミーに次ぐ総合2位という快挙! 西日本の大会に出場して、これ以上の喜びはありません。正直GROMでここまで来るとは思いませんでした。

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棚ぼた感満載だし、103%といっても優勝が確定したトミーの第2ヒート比であって、ウイニングランでさらに1秒上げたトミーのタイムから考えたら104%。あー、でも僕の生タイムとトミーのウイニングランで比較しても103%だから、105%切るところまでは持ってこられました。

とにかくGROMで105%切りは大きな目標の一つだったし、NSR勢と競るのも目標の一つだったので、今回は本当にGROMにかまけてきた時間が報われました。

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帰り道、高速道路のPA・SAにはポケモンがたくさん配されていて、これはいい息抜きになりますね。ポケモンだけじゃなくて、ジオキャッシュもほとんどのPA・SAに設置されていますから、そちらもお忘れなく。あー、でもジオキャッシュは一度獲ってしまうとそのPA・SAに寄る必要がなくなってしまいますが、ポケモンは何回も寄る意味があって良いですね。

【追記】もくもくさんが第2ヒートをフルで撮ってくれていました。ありがとうございます。

オートバイ三昧

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朝からNUDAに乗りたくて、いつも通り目が覚めたので日が昇る時間に家を出て、2時間ばかり走ってきました。この時間帯に三倉岳付近を走るのは初めてでしたが、今日は雨は落ちてこないものの湿度たっぷりの空で、山の風景がとても幻想的。特に三倉のそそり立つ岩壁にかかる雲は普段と違う風景を見ている感じでちょっとお得な感じがしました。

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さて、日中は広島西飛行場跡地でオートバイの練習会でした。木下サーカスさんが南側を使われるということで普段より北側でしたが、変更された会場までの進入路は車もハマるくらいのドロドロの道‥見兼ねた木下サーカスさんの駐車場担当の方がご厚意でサーカスの駐車場を通っても良いということにしてくださったので、事なきを、ということにはなりました。ただ、はるか奥のテントからみるみる埋まってくる車の数に圧倒されていたら「サーカスが終わったら出庫80分待ち」とかいう情報もいただき、それと鉢合わせしないように退場しなくては‥という状態でした。

今日の目的は、タケガワの4バルブヘッドに交換して主にギア比をどの辺にするかを確かめるという内容でした。パワーが上がっている分、これまでよりドライブスプロケット1丁上げのロングにしてワイドレンジになるかと思っていたのですが‥結局低回転域はこれまでよりもパワーが極端に上がったという感じもしないのでこれまでと同じギア比に落ち着きました。ただ、上は気持ち良くタコメータを振り切っても回り続けて速度が伸びるので、走りはこれまで以上に良くなったんじゃないかと思います。2次減速がこれまでと一緒ということで、違和感なく走れているのも。
かなり面白いのですが、これでしばらく壊れなければいいんだけれど。逝くとしたら腰下のような気がしてなりません。めんどくさー。

同じくエンデュランス製4Vヘッド化したキョウちんのマシンはこれまた5000回転以上はモーターのように回る。似たようなパーツ交換をしながら、乗り手の好みに合わせてかなりマシンの方向性が違ってきてきているので面白いです。どちらかというとキョウちんのマシンはカチっとしてビュンビュン、僕のはもっさりしてしっとりという感じ。まぁ、それぞれの走りそのものを体現しているようなマシンになってきています。

愛媛ダンロップ杯2016 第1戦

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ムスコはガッチャマン選手のタイヤウォーマー用の発電機から電源をいただいて、3DS三昧だった愛媛ダンロップ杯第1戦当日。午前中薄曇り、午後は晴れて暑かった!

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ワルいおじちゃんがワルいことを教えに来ました。

この大会、特筆すべきことが本当に盛りだくさん!なんといっても午前のヒートが終わって、Aシードトップはキョウちん(GROM)、2位つがたく(GROM)、3位おかぢむ(CRF)と、GROMがワンツー!Tractionがトップスリー!Bシードトップのガッチャマン(総合では2位)を含めると上位4名が中国地方!というすごいことになっていました。

午前中のリザルトからうかがうと、優勝を狙えるポジションに7人は居ました。これは近年にない緊迫した面白い展開!

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TwitterのGROMつながりの方々も見学に来ていただいて、土手でGROMミーティングも実現。キョウちんや僕のGROMも結構手が入っているのですが、デコレーティブなGROMと並べるとジムカーナ用マシンはまるっきり目立ちませんでしたよ‥まぁ目的が違うからいいんですけど。

第2ヒートの動画の前に、僕が初めて2年半前にGROMをジムカーナ大会に持ち込んだときの動画です。これ見ると、いろいろノーマルに近いGROMだと競技に使うにはかなり厳しいなぁ‥って思えます。

さて、午後のタイム計測は午前中のミスも抑えて走りましたが、淡々と走って終わってしまいました。

最近感覚的につかめるようになってきた、ザクザクっと刺すように走る感じが本番で実践できなくて、これじゃタイムは期待できません。1発目から、というか常にザクっといく練習が必要‥。回転などの細かい部分は非常に信頼できる良いハンドリングになってきたので、タイム計測で走ること自体は本当に面白くなってきましたよ。

絶好調だったキョウちんとの第2ヒートの比較動画。ほぼ全面的に負け。

というわけでクラス4位、総合5位で全体的に見ても負けな大会でしたが、異様に楽しい大会でした。あと1秒稼げる走りができるようになったらもっと面白いな!まだまだコーナリングスピードを落としすぎていたり回転の進入がヘタクソだったりと、GROMの強みになる部分を活かしきれていません。メンタルでもあと1秒はいけそうな感じするし。今年はバイクを作ったり走りを研究したり、もうしばらくは楽しくジムカーナできそうです。

最後の走りこみでおかぢむのCRFと走ってみても、コーススラロームオンリーで速度レンジがあがると足回りが弱すぎてついていけない。前後の足を固めればコーススラロームマシンは作れそうだけれど、ジムカーナの総合的な走りに向いているかといわれるとちょっと違うようにも思う。なんだか常に過渡期な感じ。だから続いてきたんだろうけど。

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普段は大会後はまっすぐ帰りますが、5月の日の長さは危険です。帰りに今治城へ寄ろうという気も起きてしまいました。

帰宅したらもちろんクタクタなのですが、今週もとても充実した楽しい週末でした。遊んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
さて、GROMの白煙問題を解決しなくては。

充実の週末 トライジムカーナ編

撮影はunoさん。いつもありがとうございます。

前日全然ダメだと思っていたのに、ウォーミングアップに入ったとたんにスイッチが切り替わりました。なんか調子悪くない。

1本目も2本目も同じところでパイロン引っ掛けるあたりが結局ダメな感じでしたが、走りそのものは楽しめました。ただ、路面の傾斜が‥前日の練習会では回転や低速のセクションが思うようにきまらず、短い時間の中でセッティング変更しても全く効果がなかったので「ダメだ」と思い込んでしまったのですが、ここは路面の傾斜が結構あるため車速が落ちたセクションでの車体の動きが予想外になってしまっていたのだと思います。NSRの時はそれほど感じませんでしたが、パワーも車重も少ない軽量車で特に顕著になってしまうのでしょう。

第1ヒートも第2ヒートも、回転や270度ターンでバイクが思うところを走ってくれないので、ものすごく待たされる感じでした。また、下り坂で加速すると意識して身構えていてもオーバーラン‥。

でも、この半年作り込んで来た甲斐あって、また少し上位が近づいてきた感じです。昨年の夏のツーリングついでに九州の大会に寄ったあたりがGROMの本格的大会デビューでしたが、1年も経たずになんとか形になってきた実感があります。勝てなかったし完全には絞り出しきれませんでしたけれど、次に繋がる手応えが十分にあったのがとても嬉しく、また方々のたくさんの皆さんとお会いすることができてとても楽しい大会でした。

これからが楽しみ!になってきたところですが、夏は大会出たくないんですけれど‥。

愛媛ナントカ練習会(仮)の気づきなど

愛媛ナントカ練習会(仮)は5人の講師の5つのセクションへノービス選手の皆さんが好きなように参加して講習を受けるという内容で午前の部がスタートしました。

利点は‥
参加者が講師と内容を自由に選べるという点。

難しかったところは‥
今回僕は講習内容に入る前にその練度を高めるため、座学の時間を5分程度設けたのですが、バラバラと不定期に入ってこられる新しい方への座学中は先に実習に入った方の走りを見ることができず、タイミングによっては「ほぼ自習」となってしまう方もいらっしゃいました。

参加者をグループ分けして、スライド式で各講習を受けるという方法にしますか?という相談もありましたが、今回のようにあちこちのぞいてみて自分の好きな講習をしっかり受けるという「ディズニーランドアトラクション方式」の方が受講する側からすれば自由度が高くて良いように思います。ただ、「ノービス選手」という限定したレベルの層を対象にしても、技量的には結構な幅がありましたので、「この方だったらもうちょっと高度な内容でも‥」と思うことも。参加者を技量別にグループ分けして、各講習をスライド受講する、というのであればそれはそれで教える側も聞く側も都合が良いのかな、とも思いました。

僕の講習は段階的に実習コースを3段階にステップアップさせていくつもりでいましたが、次々に新しい受講者がいらっしゃいますので2時間の講習では結局ファーストステップの反復練習だけで終わってしまいました。まぁ、今回のような練習会は主催側の都合で、というよりは参加された方の満足度で成果を量った方が良いと思いますので、参加されている方の事後の感想が大切だとは思います。

不定期にやってこられる方に対応するために、要点をまとめた印刷物をあらかじめ用意するとか、説明パネルを用意しておくとか、事前にできる準備もあったかと思います。また、講習内容そのものを、事前説明不要で走れば実感できるものにすればよかったのかとも思いました。

それと、これは仕事でも思うことなのですが、「なんとなくうまくなりたい」と思っている方への指導は難しいですね。「なんとしてでもウライケの首、獲ったるで!」とか思っている方へはガンガン言えますが、相手の目標が見えないとどの程度声をかけて良いのかが難しくて、結局あまり声かけが出来なかったのです。請け負った時は、「参加されている人の走りをみて、気になるところを指摘すれば良いんじゃん?」って思ったわけですが、セクションのレベル設定と参加されている方の技量によっては、「もう、言うことありません」みたいなことになっちゃったりして。

最後の計測コースはジムカーナコースの基本となるセクションを全て含むコースだったので、このコースの攻略について各セクションに分かれて講習っていうのもアリかもしれませんね。

GROM ナントカ練習会タイム計測

愛媛ナントカ練習会(仮)の午後のタイム計測で、講師は最後に走る時間枠を設けてもらいました。

僕のGROMはビッグスロットルボディを入れて初めてのコース持ち込みで、パワーの上がったマシンにわくわくしていたのですが‥ピックアップが良くなったことで、ドン突きがひどくて、ウォーミングアップでいきなり面食らいました。特に回転がしづらいどころか、できない。ハンドルフルロックしてもアクセルを少し開けるだけでグンと前へ行こうとするので、ハンドルが戻ってしまったり車体が起きてしまったり。特にGROMでは得意だと思っていた右回転が、アクセル側の右ハンドルが手前になってアクセルを開けづらくなることもあってデリケートなコントロールができない‥これはタイム計測どころじゃありません。

でも、ウォーミングアップの限られた時間の中で何とかしようと努力してみました。アイドリングをあげてみるとわずかに解消。さらに仕方なくドライブスプロケットを14Tから15T(ドリブンは36T)にしてさらに少し解消。はじけるような加速をして吹け上がっていたエンジンは相当ダルになりましたが、コーススラロームはまだこちらの方が走りやすい。

ということで数本走った結果、NSR勢に追いつけはしませんでしたが、深いターンは思いとおりに走れなかった割にはほとんど互角に近いタイムは出ました。

シフトダウンでギア抜けしてオーバーランしたり、右回転は車体が起きてしまってイライラするくらい遅かったりといろいろありましたが、大会のように衆目の中を本気で走るしかない環境でのミスやトラブルは一つ一つが貴重なデータになります。

ドン突きの問題を抜きにしても、GROMで大きなコースを走るとなると厳密に選んだ前後ギアセットが重要だということが前回11月の大会にも増してわかりました。排気量が小さいので、とにかく走れるエンジンの回転幅が狭い。加速に関しては今回つくったセットよりももう少しショートにしたいし、それでドン突き問題を解決するようにしなくちゃいけないという目標ができました。

愛媛ナントカ練習会にむけて

週末、ノービスライダー向けの講師を依頼されまして、愛媛の二輪車交通公園で「ナントカ練習会」というジムカーナ向けの講習することになりました。テーマは複数居る講師それぞれに任されているので、僕は「車速で旋回半径をコントロールする」ということをメインに講習しようと思います。その(自分向けの)メモ。

◆序:バイクはどうやって曲がっているのか
自動車はハンドルを切って進行方向を変えていますが、バイクはハンドルが進行方向を変えているのではなく、最初の旋回力を生んでいるのはリアタイヤです。1輪車や手放し運転の自転車でも好きな方向に曲がっていくことができることから分かる通り、自分の手でハンドルを切らなくてもバイクは曲がっていくのです。

自動車のタイヤは断面が四角いのですが、バイクのタイヤは断面が丸く弧を描いています。スリップを防いだりすることを目的とするなら、自動車みたいに四角くして接地面を増やせばよいのでしょうが、そうするとバイク特有の軽快なハンドリングが失われます。バイクのタイヤを外して、傾けて転がしてやると、傾いている側にタイヤは曲がっていきます。同じ動きが車体に固定されているリアタイヤにも起こります。車体が傾くと、リアタイヤが傾いている側に曲がろうとする旋回力がターンのきっかけとなるのです。
その際、フロントタイヤ‥というかフロントのステムにくっつているフロント一式は車体の傾いた方向にパタンと倒れて舵角がつきます。これによって倒れた分だけ強く曲がることができます。強く、というのは、曲がるきっかけを作るのはリアタイヤでも、フロントタイヤが曲がる方向を決めている、ということに間違いはないからです。その証拠にハンドルはまっすぐ固定したままバイクを傾けて押すと、バイクは傾いたまままっすぐ進みます。

キャスター角(フロントフォークの寝ている角度)が浅いと、車体の傾きに対してすばやくフロント一式が内側に倒れてくるのでクイックに曲がります。アメリカンバイクのようにフォークが寝ていると、車体の傾きに対してフロントの反応が悪くなります。これは一見ネガティブに感じますが、考え方を変えれば直進安定性が高いということですから、ひたすらまっすぐ走ることを目的とするならアメリカンのようなフォルムはポジティブな車体構成といえます。

◆本題:バンク角一定でも旋回半径は変えられる
バイクはバンクすることでハンドルが内側に落ち込んできて曲がります。旋回半径はバンク角の深さ、ハンドルの切れ角でコントロールできます。しかし、バンク角、ハンドル切れ角以外でも車体の旋回半径をコントロールしているものがあります。それは車速です。

ジムカーナにおいては基本的にフルバンクに近い角度を維持し続けて走るので、車速による旋回半径のコントロールは非常に重要です。起こさなくてもよいところで車体を起こすとタイム的には間違いなく損をします。
イメージしやすいように例を挙げると、10円玉を斜めにして転がすと回転の中心に向かって渦巻状にラインを変えながら旋回半径を小さくしていきます。なぜ旋回半径が小さくなっていくのかというと、別に10円玉がバンク角を変えながら転がっているわけではなく、速度が落ちているからです。同じバンク角でも車速が低い方が遠心力による外への引っ張りが弱くなるので旋回半径が小さくなります。
ということで、バンク角は一定でもアクセルのオン/オフやブレーキングでスピードを変えるとラインを変えることができます。同じ方向にターンが続く場合は、車体を起こす必要はありません。車速のコントロールでラインを変更しましょう。
今日の実習は、連続右ターンのセクションでそれを実感してもらいます。

◆おまけ:ポジションのセット
ジムカーナ用に限らず、マシンづくりの重要なポイントは「気になる部分をなくしていく」ことにあると思います。そのためには気になる部分に気づける人になることが大前提ですが‥。
僕は着座位置、ステップ、ハンドルの高さや角度が少しでも気になるとその場で直しています。それだけではなく、ペダルの足へのかかり具合、レバーの位置、クラッチやブレーキのかかりはじめる握り代まで、ちょっとでも気になったら直しています。気になる部分への気遣いは間違いなくタイムに影響します。
サスペンションやタイヤのセッティングを自分の走りに合わせていくにはどうしたら良いのか、というのはちょっと高度な技術や経験が必要になりますが、ポジションのセッティングなら気構えずにすぐできると思います。自分にとって合っているのか合っていないのか、自分に嘘をつかずに整えていくだけでずいぶんライディングに集中できるようになりますし、そのままタイムに直結していくでしょう。

◆おまけ:タイムを稼ぐジムカーナの楽しさ
おそらく、同じ走りを何度繰り返してもタイムは伸びません。僕の感覚では、走りながら重箱の隅をつつくようにタイムの稼ぎどころを見つけた上で、さらに重箱の隅の隅をつつく感覚が得られるようになってくると、取りこぼしていたタイムがボロボロとほじくりだされてくる感じです。個人差はあるでしょうが、自分にとってのギリギリのさらにその上のギリギリを拾ってくる感じが普段の生活と違う、また同じライディングでも一般道では味わえない面白さだと思っています。

愛媛大会最終戦など

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家族に完全放置してもらった3連休は土曜日に練習会・日曜日に愛媛大会最終戦・月曜日にしまなみ海道ツーリングという予定てんこ盛りの3日間。

土曜日の夜明け前から松山へ向けて出発して、しまなみ海道で朝焼けを拝もうと思いましたが‥ちょっと読みが甘くて三原のあたりで夜が明けてきました。でも丁度東向きの移動だったので、空が焼けて太陽が覗くまでの15分間をたっぷりと楽しむことができました。。

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生口島の瀬戸田PAで車を停めて、そういえば‥とジオキャッシュを調べてみると、以前バイクでこの辺りを訪れたときに多々羅大橋の自転車専用側の通路に仕掛けられたキャシュを4個ほど拾えていなかったのでした。今回、夜の松山市街へ繰り出すために自転車を積んでいたので、PAで降ろして歩行者用の通路から高速道路外へ。

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こういう使い方は想定していないのか、歩行者と車椅子専用のバリアになっていました。

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橋の東詰のキャッシュ、ゲット!

夜明け直後の多々羅大橋は爽やかすぎて誰もいないし、朝日を浴びてペダルを漕いで前へ進むだけでなんとも言えない充足感に満たされます。

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橋の真ん中の、広島県と愛媛県の境界にあるキャッシュもゲット!

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橋を支える支柱のキャッシュに到着すると、原付道には置いていなかった「多々羅鳴き龍」の看板が。ご丁寧に拍子木までおいてあります。

拍子木を叩くと、気持ちよい反響音がします。バイク道側でもできますので、ぜひお試しください。

松山市街へ向かう途中でもいくつか取りこぼしていたキャッシュを拾い、道後温泉で自転車を降ろして1時間ほどキャッシュハントして2輪公園へ向かいます。

動画はスギさん撮影(ありがとうございます)。
大会前日練習会は、午後にもなると関東から鹿児島までかなりの台数のバイクが集まりました。僕は10月のジムカーナJAPAN以来のジムカーナです。ファイナルをショートに(といっても15-34Tのノーマルセット)に振ったくらいで特にいじることもなく走りましたが‥キョウちんやキング作田さんのGROMも絡んでくれてそれはもう、走り終わったらワハハハハと笑うしかないような楽しい練習会となりました。

その後、大会前日のゼロヒート会場へ向かうまでに、松山市街を自転車で巡ってキャシュハント。本命は松山城のロープウェイ乗り場のキャッシュだったのに、ここだけDNF‥また来ます。

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参加者38名という大宴会になったゼロヒート。こちらも関東から鹿児島まで、初めてお会いする方もたくさんいらっしゃって、お知り合いがたくさんできました。

今回の大会は勝負しに来たわけじゃなくて、大会翌日のツーリングがメインという感じでもあったので、僕としては珍しくゼロヒート後の0.5ヒートにも参加しました。おかげでチャンプトミーの歌を聴けましたよ。この日は松山市街の駐車場で車中泊。

第1ヒート動画はUNOさん撮影(ありがとうございます)。

第2ヒート動画はまいなー夫妻撮影(ありがとうございます)。
まぁ、大会なので結果負けると悔しいんですけどね。今回トミーが2位に2秒差の割と虐殺タイムを出して優勝でしたが、キョウちんが105%切り。キョウちんは僕以上に練習していないのですが、ジムカーナでタイムを詰める練習をしていなくてもマシンさえちゃんとつくればGROMでも105%あたりのタイムが出るってことが、全国のGROM乗りの皆さんの福音になるのかどうなんだか。でもホントに、ジムカーナ向けに回転の練習とかもっと速度を落とさない走り方とか練習すれば、もうちょっとタイム伸びると思います。

ずっと雨予報が続いていた翌日月曜日の天気を気にしつつ、因島で2日目の車中泊して、しまなみ海道ツーリングに備えました。夜、空には星が‥これは!?

ジムカーナJAPAN2015

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10月の3連休は‥金曜日の夕方に関東へ向けて出発して土曜の朝に茨城県のトミンモーターランド会場着→土曜日は練習会に参加して→夜は0ヒート→翌日ジムカーナJAPAN‥というのがこれまで何年も続いたこの時期の過ごし方でした。
それが今年は土曜日の昼に岡山発で大会だけ出てさっさと帰る‥というとてもさっぱりした参戦ということになりました。大会前日の土曜日の朝にいつも通り自宅で朝を迎えるというのはとてもとても新鮮。
というわけで土曜日のお昼に岡山でおかぢむと合流して、大会エントリー用のGROMと新しいオーナーさんへ届けるためのNSRとスペアパーツ一式(NSR、手放すことにしました)をコースターに積み替えて出発です!

夕方、現地で練習会に参加していたうらいけさんから電話が‥「僕のNSR、焼きついちゃったようなので、ツガさんが持ってきているNSRに僕のNSRの足回りを移植させてもらえませんか?」と。新しいオーナーさんのサトカナちゃんの許可はとっているということで、それなら問題ありません、というわけで、会場につく前からドラマチックな出来事が始まっていました。

車中泊の翌朝、会場に到着すると早速僕のNSRは四国代表テントへ連れて行かれ、男どもに剥き剥きされはじめました。なにせ受付が終わるまでに車検まで済ませなくてはなりません。タオルはちまきの親方の怒号の飛ぶなか、端から見ている分にはあっという間に足回りとハンドルの移植が終わりました。

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できあがった俗称「つがいけ号」。いつものうらいけさんのマシンに比べると、少し善人そうな雰囲気のマシンになっていました

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さて、今年はコース図を見た瞬間「‥GROM殺し!」と絶句してしまうくらいの開け開け設定。「GROMではジムカーナしない」と言っていた割にはジムカーナJAPANにまで参加することにしてしまった僕のGROMですが‥午前中ハーフウェットだったので第1ヒートはセットしてきた15-34のファイナルを16-34とロング目にして遠慮なく開けられるセットにして走りました。

動画はプライムレーシングさん。ありがとうございます。

第1ヒートはギア比がどうこういうような走りではなく、スタート直後の折り返しが頭のなかでイメージしていたパイロン配置と違っていて、コース外へはみ出すというミス。ライン踏みでは2本引かれたラインの奥を踏まなくちゃいけないのに、進入で手前を踏むラインで入ってしまい、気がついてリカバーしたけれどチビパイロンをなぎ倒すような走り。でも、生タイムは思っていたほど悪くはなくて、それなりに勝負できるんじゃないか?という手応えがありました。

<<動画がアップされ次第貼ります>>

第2ヒート。路面もほぼドライ。シフトアップしなくちゃいけないのはどんなギア比でも同じなので、ファイナルを15-34に落として臨みました。気持ち良く走って1分31秒台。結果、ジムカーナJAPAN初優勝の作田さんのトップ比で105.46%と、タイムで0.4秒ほど105%に届きませんでしたが、GROMに特化した走りをしていない割には上出来なタイムです!
正直言ってGROMではC1級入賞レベルの走りはできても105%は切れないんじゃないかと思っていました。今回はその思いどおりといえば思い通りなのだけれど、ギリギリ頑張ってそこなんじゃなくて結構カンタンにこんな成績が出てしまったののミソです。はっきり言って驚きました。ちゃんと練習すればGROMで105%は切れるってことですよ!なんとも安上がりな昇格が可能です!
NSRと何が違うって、大会が終わった後の疲労感が全然違います。何事もなかったかのようです。NSRのころはウォームアップを控えめにしないと本番までにくたびれちゃっていたのですが、GROMだと油温が上がるので少し控えめに走りはしたものの、ひたすら走ってタイヤを温めることができます。

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大会が終わって、作田さんのハイエースに続いて走って到着したのは‥とある博物館のようなガレージハウス‥。家主様と作田さんとおかぢむと、ひたすらバイク談義‥放っておいたら朝まで話しそう。本当にみなさんバイクお好きなんですね‥。

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いつもは大会が終わったらひたすらフラフラになりながら夜通し走って翌朝広島到着、というパターンなのですが、今年はガレージハウスに泊めていただいて、翌朝スッキリと出発です。往路も復路も夜中に静岡を通過するのが常なのでなかなか拝むことができない富士山も、素晴らしい青空をバックしばらく長い時間楽しむことができました。

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帰りは完全にパッセンジャーで、おかげ様でこの日記も帰りの車中で打たせてもらっています。

練習会にも0ヒートにも出ずに行って帰るだけ、GROMで成績も期待できなくて例年になく味気ない遠征になると思っていたら、意外なほど成果や思い出の残る大会となりました。遊んでいただいた皆様、どうもありがとうございました!サトカナちゃん、NSR、おもいきり楽しんでね!

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以下、帰宅後の記事。
自宅に戻る途中、コンビニ駐車場でBMWにぶつけてしまいました。思い出テンコ盛りもり。

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