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ジムカーナ Archive

GROM 愛媛ダンロップ杯第3戦

ここ2か月ほど街乗り用のGROMのフォークをいじり倒していたせいか、ジムカーナ用のGROMのフォークがやけに硬く感じられるようになってしまっていたので、1か月ほど前のトライジムカーナ大会で走った状態からフロントフォークの油面を少し下げて、そのまま試走もせずに持ち込むことになった愛媛ダンロップ杯の最終戦。

今年も関東から著名A級選手の皆さんがやってきているので、全国基準での自分のポジションを測るつもりで臨みました。

以前僕の乗っていたNSRのカラーのまま、サトカーナ号も参加。このNSRには思い出がいっぱい詰まっているので、オレンジ色のキーとかヨシムラのマルチメーターとか、昔の名残がまだ感じられるところがうれしく思います。

さて、空気圧を若干高めにしてウォーミングアップに入って、走りながら抜いていくのはいつものことなのですが、今回はタイヤに熱が入った(といってもとても寒い日だったので人肌程度ですが‥)ところで温間の空気圧も図ってみました。前後1.0~1.05kgf/cm2くらい。低い。でもこれ以上入れるとフロントは信用できなくなるし、リアは曲がらなくなるし、でこのくらいに落ち着いています。ノーマルホイールにBT-601SS、今回フロントはソフトコンパウンド、リアはミディアムコンパウンドという組み合わせ。

油面を下げたフォークがどうなるのかにはとても期待していました。タイヤを温めるまでの走り始め、様子を見ながら走る状態ではフロントの入りが早く軽快で好感触だったのですが、力を入れて走り始めると底の方の突っ張りはこれまで通り、というセッティングした影響がそのまま出るようなハンドリングで、スっと入るのに気を許して曲がろうとすると奥まで入り切らないので気持ちとフロントの旋回がいまひとつマッチしない状態。ウォーミングアップが始まった状態では今更どうしようもないので、こまめにリアの減衰をいじったり空気を抜いてみたりして、それなりに走れる状態で第1ヒートに臨みます。

恐ろしく長い直線のあるコースで、2速にあげて引っ張りながら「あれー、なかなかレブリミットに当たらないなぁ‥」とか考えながら引っ張り続けたら‥オーバーランして草の上を走りました。

第2ヒート。前半恐ろしくリラックスして走っていて、こんなんで良かったっけ?と後半気合が入りましたが、長い直線で3速まで上げてシフトダウンが遅れて、またまたオーバーランしました。

普段2速全開から突っ込んで回転とかいう練習をしない‥というか練習そのものをしないので、スピードがいつも以上に載った状態からのブレーキングで減速に必要な距離が経験不足で分かってないんですね。最近GROM殺し的なワイドコースを走る機会が増えたので、シフトアップが必要なくらいのスピードから一気に1速でターンするという練習をどこかでこっそりする必要があるようです。

大会後の練習走行では(元)僕のNSRをトミーが駆る姿も‥胸が熱いわ‥。

遠慮なく思い切り自分にできることをぶつけることができる場所。とても貴重な機会を年に何度か与えれもらえていることに感謝感謝。

今回は結果3位でした。なんだか最近は勝った負けたとか順位とか割と気にならなくなって、そりゃ上位に入りたいけれど自分のできることを出し切れずに勝ったか負けたか言ってもしょうがない気がして。トリプルRさんも似たようなこと言っていましたけれど、タイムや順位はあとからついてくるものですから、自分にとってのウソのつけない自己評価を自分自身にする、という場になっているように思います。

上位4台比較。リザルト上4位はぴたさんなのですが、ビデオが1ヒートのモノしかなかったので作田さんにご登場いただいています。

SM450R(左下)のトリプルRさん、前半はブッチギリです。後半の細かいセクションでスピードが落ちていますが、見た目セッティングが決まっているわけでもない感じ(僕の目には硬そう)なので、これでバイクがもっとしなやかに曲がるような走りになってきたら手を付けられなくなりそうです。
僕のGROMもまだまだ乗り手が仕事していない感じありますし、実際限界ってまだまだ先の方にあるような走りをしていますから、これは真面目にコツコツ腕を磨いていけば恐ろしいことになりそうです。練習しなさそうなので、多分恐ろしいことになりませんけれど。

2017TRYGYMKHANA最終戦

TRYGYMKHANA第3戦、今年の最終戦に参加してきました。

路面の傾斜が無視できないくらいの角度で、苦手な岡山会場。タイヤも新しくしたので、珍しく前日から練習会に参加してセッティングでも‥とバイクを降ろしたら、あれあれ、シートが純正シートだ。普段のジムカーナでは、クッションを削って加工したシートを使っています。純正シートは着座位置の調整ができないんだよなぁ。
そこへやってきたちか君が、

「あれ?これタイヤのパターン違ってませんかぁ?」

もしかして、逆履き?と調べてみると、逆履きでした。言われなきゃ気が付かなかったのに。気づくと気になるじゃないか。

ドライコンディションの練習会を走る分には正履きでも逆履きでも、ほとんど溝がないところしか使っていないので、大して問題なさそうなんですが、本番に向けてどうしようかと考えましたよ。一応スペアのホイールにコンパウンドの1段階硬いタイヤを嵌めて持ってきていましたし、現地で交換する人もいたのでこのタイヤを外して付け替えることも可能でしたが‥今回はこれでいってみることにしました。

夜は焼肉。会場の近く、というか会場に近い風呂屋の近くに、安くて美味しい焼肉屋さんがあるのです。

車中泊して大会当日の朝。しっかり寝てお酒も残っていない。朝6時過ぎには路面清掃のためにブロアのエンジンがかかりました。

この日のコースは開け開けのワイドなコース。GROMに不利かと思いましたが、気持ちを強くもって対峙するしかありません。ただ、気持ちを大きくしすぎて、細かいセクションがガタガタになってしまって、タイムを落としてしまっています。毎度この会場でうまくクリアできない回転については、前日に斜面に対してのすべての方向からのアプローチをしてみて、車体がどんな挙動になって自分がどう動けばよいのかを確かめておいたので、今回はじめて回転に対しては苦手意識を持たずに走ることができました。

結果、大会は総合3位でしたが、ポイントランキングで今年のTRYGYMKHANA杯年間チャンピオンになることができました。どうも、GROMですみません。来期もGROMだと思います。

GROM 愛媛ダンロップ杯第2戦

大会に向けて、新しいBT-601SSを履かせたホイールに組み替えます。

これまで競技用マシンに履いていたタイヤはホイールごと通勤用GROMに履かせて供養です。このタイヤ、7月のトライジムカーナ大会まで使ったタイヤなのですが、空気圧を測ってみると1.05kgf/cm2とあまりに低く、これは何かの間違いだろうと補充しておきました。

5月の愛媛大会に引き続き、会場までは自走で。自宅から宇品港まで16km、松山観光港から会場まで14kmですから、走る距離は全然大した距離ではありません。

この時期はちょうど始発便が日の出の時間で、見事な朝焼けを見ることができました。

普段なかなか本を読む時間もとれないので、片道約3時間の船内でじっくりと片づけていきます。

連日晴れても涼しい日が続いていました。この日も秋らしい天気ですが、日差しが強くて暑いことは暑い。トランポがないと荷物が限られるので、温度対策などいろいろ競技に集中するためのコンディション作りが難しいです。

新品タイヤにそれなりに空気を入れて走ってきたので、ウォーミングアップで皮むき走行しながらその日の気分に合わせて抜いていくわけですが、エアゲージも使わず感覚でかなり抜きました。最初はコレ闘えないわ‥と思うくらい曲がらなくて跳ねるマシンでしたが、抜けば抜くほど曲がるマシンになっていきました。

46秒台でトップ折り返しの第2ヒート。ここまでの他の人のタイムを知らずスターティンググリッドにつくと自分の前の番のてけさんが45秒台で帰ってきました。そこで44秒台を狙って出走して、帰ってきたタイムが45秒台。その後、てっちさんが44秒台を出していたということを後で聞いて、この大会はてっちさんに負けは確定したわけですが、単純にてっちさんに負けたんじゃなくて、自分で勝手にその日のラインを決めて走って全力を絞り出すことを怠った自分の弱さに負けたなぁ‥という残念な思い。

ジムカーナは競技中誰かと競って走るわけじゃないので、順位云々は結果でしかありません。だから常に狙うのは自己ベスト。なのに、あのタイムを超えれば勝てるとか考えた時点で、もうダメなんだと思います。ついつい考えちゃうけど。自分を追い込む要素として、勝ち負けについて考えるのはアリだと思いますけれど、本当に強くありたいならそういうの関係なく自分の死力を尽くして全力で走りきる力を身につけなくてはならないと思います。今回その点で、負けの上に負けを塗り重ねるような負け。

上位4台の比較動画。スタートのシグナル音ではなく、スタートラインを踏んでいるタイミングをあわせて編集しています。なので、純粋に走る速さの比較です。ゴールに飛び込むタイミングを見ると、かなりの接戦だったことが分かります。シグナルスタートでフライングギリギリを狙うことがいかに重要かがよくわかる。

各クラス、優勝者の言いなりにならなくてはならないので、記念撮影はてっちさんのキメポーズのコマネチで。

大会自体はとても楽しい大会でした。

翌朝、タイヤの空気圧を測ってみたら‥1.05kgf/cm2でした。7月のトライジムカーナ大会で使ったタイヤと同じ空気圧‥。恐ろしく低いのね、僕の適正空気圧。

2017 TRYGYMKHANA 第2戦

2週間前の同じ会場での練習会で、深いターンに入るフロント動きがとにかく鈍い。DCR製のハンドルストッパーを取り付けて切れ角調整用のシムを3枚にした切れ角の浅いセットでは回転も径が大きくてタイムにつながらない。という反省があったので、この大会にはフロントフォークの突き出しを7mmから8mmに、ハンドルストッパーのシムを1枚にして、これまでに比べて前下げ・ターンの細かさ重視で試乗せずに会場へ持ち込みました。

ウォーミングアップでフロントの入りはいい感じ。ハンドリングの微調整はリアショックの伸/圧の減衰で。ハンドル切れ角は深すぎて車体が起きるので薄いシムを1枚増やして2枚のシムで臨みました。
路面温度は抜群に高いのでグリップに対する不安は一切持たずに、気持ちで前へ前へ走らせた第1ヒート。午前が終わって上位陣がバタバタとミスや転倒という結果、なんとトップ折り返し!第2ヒートは思い切り気合が入りました。

ところが‥コース前半のぐるぐる回るセクションで結構なバンク角で突っ込んだ結果、シフトペダルが接地して折り込まれた状態になってしまっていました。走行中気がつくはずもなく、中盤のレブリミットが当たるセクションでは第2ヒートでシフトアップしようと思っていたのにつま先をペダルに入れられずモタつきました。そのまま減速して次のセクションに入る際も、シフトアップができていたのか出来ていなかったのかわからなくてクラッチレバーを握ってバタバタとシフトダウンさせていた分、結構なタイムロスが出ていたと思います。結局第2ヒートはタイムが伸ばせずに終わってしまいました。

誰が優勝か分からない状況で、ウィニングランに呼ばれたときはもう、無茶苦茶嬉しかったです。トライジムカーナ初優勝ですもの!岡山会場ではまず勝てないので勝つなら坂出しかないな、と思っていましたが、毎回関東からトップライダーがやってくるので今回も厳しいだろうねぇ‥と思っていました。

マシンが出来上がってきたな、と思えるようになった昨年7月のトライジムカーナ以降、マシントラブルがなかった大会では確実に結果が残せた1年間でした(運もあるけれど)。

2016- 7 トライジムカーナ第2戦  2位(優勝はトミー)
2016- 9 愛媛D杯第2戦      優勝
2016-11 トライジムカーナ第3戦  プラグキャップ抜けのトラブル
2016-11 愛媛D杯第3戦      3位(優勝は作田さん、2位トミー)
2017- 4 トライジムカーナ第1戦  ハンドルストッパー破損のトラブル
2017- 5 愛媛D杯第1戦      優勝
2017- 7 トライジムカーナ第2戦  優勝

こうしてみると、トライの岡山会場ではコースの傾斜云々以前に毎回マシントラブルが起きてるな‥たまたまなんだろうけれど鬼門だな‥。

GROM 四国行脚4泊5日 その3

3泊目が明けました。夜は全く目立たないハンモックも、明るくなるとさすがに目立つので夜明けとともに早々に撤収です。

今回持って来たのは「ウルトラライト バックパッカー A-sym」というコンパクトな薄手のモデル。A-symは「アンシンメトリック」の略で、ハンモックの形状が左右非対称で、非対称な対角線で寝ると体がそれほど「く」の字に俺曲がらずに安定して眠れるタイプです。収納すると写真の通り、下手なシュラフより小さなサイズになります。

香川県のMSGCジムカーナ練習会へ向かう途中のPA・SAでキャッシュを拾えるだけ拾って向かいました。早起きしたからね、時間には余裕があるよ。

現地到着して準備をしていると、カラカラと乾いた音を響かせながら、白いGROMが到着‥でた!うるふさんのモノアームGROM!しまった!カメラのアングルが悪くて、モノアームが分かりにくい!分かっている限りで世界に2台の、over製片持ちスイングアームのGROMです。

この日の午前のベスト。最終的には0.2秒ほどアップ。

今回、新しいバックステップとハンドルストッパーを取り付けて、タイヤを新品にして持って来ました。本当ならこの日もツーリングにするつもりだったのですが、さすがに操作系のパーツを交換していきなり2週間後のトライジムカーナ第2戦に持ち込むのはギャンプル過ぎるだろう、というわけでセッティングのために参加した練習会です。参加して良かった、持ち込んだままのセットでは全然曲がらず、空気圧をガンガン落としてリアショックを固めて行く方向で、最終的には回転の入りもスルリと潜り込めるようにはなりました。けれど、深いターンが気持ちが悪いくらい遅い。フロントの旋回にやけに時間がかかる。

この日、僕よりタイムがよかったてけさんとの比較動画。前半は差がないのに、ゴール前の連続ターンで差が開いています。フロントが旋回しない、ターンの入りもパイロンに近すぎて小さ過ぎるあたりが走っていても分かっていましたが、セッティングで詰めるとしたらフロントの油面を下げるなりして、もう少し加圧した状態での前の旋回力を高くしたい。ハンドル切れ角をもう少し増やすのもアリかも。

このあと、夜には前夜祭があるというのに暑い中思い切り走ってしまったよ‥だってマシンのセットが決まらないんだもの、仕方がないじゃない。

新居浜の中央公園の横が駐車可能なスペースになっていたのでこちらに車を置かせてもらって会場近くの銭湯へ行くと、脱衣場で今回の飲み会やミーティングをいろいろ段取ってくださったパパさんとスッポンポンでご挨拶。浴室でMatsuさんの隣に座ってシャンプーシャンプー。なんだここw

定刻に会場到着するとみなさまお揃いで。かつおちゃんなんかお会いするの3回目だけどすっかり仲良くなりましたし(勝手にそう思ってる)、はしるひと君なんかGROMミーティングでの遭遇率100%だし、数えるくらいしかお会いしていない人が多い割にはみんなすっかり手の内知れてる感じ。GROMの話とGROMの話とGROMの話と、あとジムカーナとモタードの話と‥あと何話したっけ?と酔いもまわったところに、大阪から仕事明けで駆けつけて来たMAVさん登場。話は尽きなくてエンドレスになるかと思いましたが、よくよく考えればみんな明日の朝早い時間に集合してGROMミーティングじゃないですか。

結局寝たの何時だったかも覚えていないのですが、翌日の天気も期待できるので僕はいつも通りハンモックを吊って寝ました。

GROM 2017愛媛ダンロップ杯第1戦

先々週壊してしまったハンドルストッパーを取り払って、ハンドル切れ角のセッティングが決まらないまま臨んだ愛媛大会の第1戦。第1ヒート3位につけるものの、トップのキョウちんからは丸々2秒のビハインド。芝生を踏んでぐらついたのと最後のフリーセクションの無駄なラインを直せば2秒は短縮できるので、あとは走りで1秒縮めてトップ争いに絡めるか‥と第2ヒートは久しぶりに猛烈に気合いを込めつつ、一つひとつのコーナーを小さく丁寧に曲がってゴールしたところ、なんと4秒アップ!他の上位陣が伸び悩んだのものあって、結果2位に2秒差のブッチギリタイムになりました。
GROMに限った話じゃありませんが、とにかくグラついたらダメ。フロントフォークがガコガコした時点で0.1秒くらいロス。10回もそれがあれば1秒になります。最近、練習しないこともあって人間側の技術はさっぱり向上しませんが、その日の天気や気分に合わせてマシンをウォーミングアップの時点でちょこちょことつついて、グラつきやガコつきがなるべくないようなセットにするのには長けてきました。今回は気温や路面温度が十分高かったので、ウォーミングアップではタイヤを温めるというよりもスルリと走れるマシンをセットすることに時間をかけました。

さて、自宅から会場への道程で、最近感染中の「侍レッドダンス」を恥ずかしげもなく撮りまくって、まとめた動画を作成しました。侍レッドさんのオリジナルはこちら。

おもしろい。ただただ笑える。この無駄にキレのある感じや非常にナンセンスなシチュエーションを僕も再現出来ないものかと作成してみたのがこちら。

こうして上下に並べて再生して見ると、圧倒的に僕のはスピード感・キレが足りません。オリジナルはゼロスタートからいきなりトップスピード、しかも動作が正確。オリジナルに対して僕のは10%近く遅い。愛媛大会では勝ちましたが、侍レッドダンスはまだC1クラスレベルのようです。

ちなみにこのダンス、「感染」がテーマというか鍵になっていて、表彰式では表彰台のみなさまへ感染して差し上げました。

2017 TRYGYMKHANA 第1戦

第1ヒートの出走直前のウォーミングアップエリア8の字で転倒して、前日かなり厳密に位置を出した左のハンドルストッパーが曲がってしまいました。急いで応急処置して出走したものの、左右同軸でつくったハンドルストッパーなので、応急処置の際に右のハンドル切れ角も深くなってしまっていて、コースで最初の右の深いターンで想像以上にハンドルが入って転倒。第2ヒートは鳴かず飛ばずで、タイムもそれに応じたもの。

転けたら壊れるパーツつけたマシンでジムカーナに参戦してはいけない。

前日の練習会で、コースとその時の自分の状態に合わせたセッティングはものすごく大事だなぁと実感しました。自分の走りそのものはもうそれほど速くはならないので、あとはピタっと決まるセットが作れるかどうか、にかかっています。今回は前日からコツコツと積み上げてものすごくキマったマシンができていたつもりだったので、転倒ひとつでデリケートに積んできたものが一気に壊れたのは悔やまれる‥もうちょっと強いマシンつくらなくゃ。

MSGC練習会

昨年11月の愛媛D杯第3戦以来、実に4ヶ月ぶりのジムカーナです。1年の1/3をオフシーズンにしてしまって、果たして復帰できるのか自分でも不安でしたが、走ってみれば普通に走れました。
D杯のセッティングのまま、タイヤをソフトからミディアムコンパウンドに変えただけのマシンで走った結果、昨年よりも前下がりなセットの方が乗りやすい感じ。回転がとにかくしっくりこないので、今年の稼ぎどころはそこをどうまとめるか、です。

来月から大会シーズンが始まりますが、それまでにバイクつくり込むための練習会に参加するかなぁ‥。

GROM 愛媛D杯比較動画

第2ヒートでギア抜けしてしまったうらいけさんが「もしギア抜けしていなかったら」という想定で比較動画を作ってみたのですが、せっかくですからA級の上位お二人にもご登場いただいて比較動画にしました。左上がGROMの僕、右上がうらいけさん、左下がキング作田さん、右下がチャンプトミー。日本一、というよりも世界一速い方々との比較です。スタートはフロントタイヤが動き出すタイミングで合わせています。実際のスタートシグナルの鳴るタイミング基準ではありません。

最初のメガネ1往復半、うらいけさんがここでタイムを稼ぐと思っていたので僕のメガネ対策がどのくらい功を奏しているのか一番比較したかったところです。驚いたことに、脱出はGROMが一番早い!ものすごく狙って慎重に走った箇所だけに、非常に嬉しいところです。
今回のメガネ対策は、

  • できるだけ奥深くまでブレーキングしながら突っ込む
  • 切り返しや脱出のアクセルを開けられる距離を長くとる
  • ターン中車体を起こさない、ターン中諦めないで車体を寝かし続ける
  • インベタ

なのですが、インベタはリアタイヤが縁石上を全速で走り続けるくらいのイメージで。全速でというのが大事、速度が落ちたら意味ないですからね。多分ここでイン側の芝生に落ちたという人はいないと思いますから、かなり寄せて行ったつもりでも相当なマージンを残していると思います。なので、相当な勇気を持って内側寄りを走らせます。

111

第1ヒートのカットですが、かなり寄ってます。いい感じです。

そこからスタートと反対の外周にある左連続巻きのセクションまでは、GROMでトップクラスと互角に走れているじゃないですか。コースの幅が狭いので有利ということもありますが、GROMでもトップクラスと並んで走れるという、もう、何なのバイク!?何が正義!?何なのジムカーナ!?って感じ。本当に不思議な競技です。
左連続巻きは低速セクションでも全然速度が落ちないトミーがサクっと抜けていきます。B級ライダーはここで慎重にクリアしようとして速度感がガクっと落ちています。自分の走りだけをみていると気づかないところですが、比較するとものすごい差が見えてきますね。「低速セクションでもリズムやテンションを落とさずサクサクとクリアする」というのが課題として見つかりました。

外周からチョコっと内側を引っ掛けて外周‥と続くセクションではコース幅の制約があまりないこともあって一気にA級の二人が差を開いていきます。180度ターンをクリアする速さもA級が断然速いです。何度も見比べると180度ターンへ入るスピードが落ちてない。僕の走りは慎重になりすぎてターンの速度が落ちている。「深いターンの突っ込みスピードを落とさない」というのは、なんかタイヤの一番美味しい部分に負荷をかけてチビるのを早くするような感じがして多分僕の苦手なところですけれど、結構な差になってしまっているのでなんとかしなくちゃタイム伸びません。これ、夏のトライジムカーナでトミーの走りと比較した時にも分かっていたんだけどな、練習しないから技術が身につかないよな。

オフセットスラロームや直線スラロームなど、どこで走っても一緒みたいな基本的なセクションは、圧巻ですね、A級がグイグイ伸びていきます。この辺は自分がここを走っていた時のテンションを思い出すと、中盤以降はちょっと疲れたというかメラメラした気持ちが少なくなったというか、慣れで走っていた部分があったと思うのです。直線スラロームも限界には程遠い安パイな走りをしてしまいました。「簡単な基本的なセクションこそ気持ちを込めてギリギリまで攻める」というより「スタートからゴールまで呼吸しないくらいのつもりで攻めまくる」という気持ちが抜けないように意識すれば、ゴール後のやりきった感ももっと高まるようにも思います。

最後のライン踏みセクションは、もう僕はまるで苦手で目標物がなくなるととたんにターンが弱くなってしまいます。こういうところはぴたさんとかムチャクチャ目的意識もって走っている感じしますもの。「何もなくても強く深く速くキビキビターン」をどこかで練習したい。

という感じで、ホントつくってみてよかったと思える比較動画でした。何度も見直してしまいます。

GROM 2016愛媛ダンロップ杯第3戦

前日入りもできず、1週間前の地元の練習会ではパッとしない1日だった状態で、今年最後の大会となりました。5時前出発で3時間半の一人旅で会場到着すると、もうほとんどの皆さんが集まっていました。

第1ヒート。いきなりフライングでピロピロです。芝踏んでふらついたり2か所もターンする場所を間違えかけたりして煮え切らない日和った走りで38秒というタイムが良いわけないだろうと思っていたら、午前中作田さんが34秒台とか。んー、105%も怪しい‥。走り終えた感じではあと2秒、36秒台くらい出さないと勝負にならないだろうなぁ、と思っていたらうらいけさんはキッチリと36秒台で帰ってきていました。

第1ヒートのウォーミングアップをしていて、タイヤの温度に安心感が持てるくらい走り込んでも夏と違って体力的にしんどいということはなかったので、午後のヒート前にスローペースのジョギングしてみました。自転車通勤をすると、朝一で職場に到着後頭に血が回っているのが実感できて饒舌になるという経験から、脳に血を回そうというのが目的。スタートしたのが早すぎてジョギングから帰ってきても出走まで相当時間があったので、心拍数を落とさないように地味に反復横跳びしたりしてみたりもしました。ウォーミングアップも大きな声で熱唱しながら入ってみたりして、頭の回転を落とさない状態で第2ヒートに臨みます。でも、第1ヒートの結果の壁は分厚い‥てけさん、うらいけさんに加えてA級のぴたさん、トミー、作田さん‥分厚い、おそらく日本最大級に分厚い壁が目の前にあって、壁の向こうに何があるのか想像もできないような感じを受ける第2ヒート突入でした。

第2ヒート。ちょっとしたオーバーランが結構タイムに響くので、丁寧に攻めました。走り終えてヘルメットを脱ぐとき、最善とはいえなくても僕が今本番で出せる精一杯だったと思えて、何故か涙が出てきました。喜びなんだか悔しさなんだかよくわからない感涙です。

第2ヒートが終わって36秒台に3人並んでいたのは分かっていましたが、表彰式でぴたさんよりも後に名前をよばれた時には驚きました。優勝作田さん、2位トミー、3位僕です。ジムカーナやっててこんなにうれしいことは滅多にありません。リザルトは家宝です。

というわけで最終戦、とてもうれしい結果で終わりましたが、昔だったら「ジムカーナ楽しい、うれしい」だったのに、今はこのうれしいにたどり着くのが結構大変で「ジムカーナ苦しい、うれしい」というのが本音です。2週間前にトライジムカーナで惨敗してから、ジムカーナをやめるその日まで毎日走るかスクワットするかを1日も欠かさないというのは続いています。おかげで今回の2ヒート前の予備運動とかを試す余裕ができたのだと思います。気持ちを持ち上げるのも、昔なら一人で盛り上がって勝手に勝てたように思いますが、今回はトライで負かしてくれたてけさん、GROMのキョウちん、うらいけさんに勝つ!と自分の中じゃないところに目標を置かないと盛り上がれない始末。実際、午前中のてけさん、うらいけさんにタイムで負けていたことや、第2ヒートをうまくまとめたキョウちんの走りを見て、これはいかんと自分を焚き付けた次第です。

この辺の加齢に伴う衰えとジムカーナとの付き合い方については、作田さんをと話をさせていただいてとてもためになる話を伺えました。走り込んだら体力的には若い人には勝てないだろうけれど、雑な走りをせずにこれまでに貯めてきた経験を活かした走りで2本にかける、というところは僕のこれからに生きる言葉でした。
あと、トミーに前々から気になっていた「あの深いバンク角は、勝手になっちゃうの?それとも自分で決めてるの?」という質問を投げてみました。答えは「なるべく小さく速く回ろうとしているだけ」ということだったのですが、ウォーミングアップでそれを意識してみると、今のセッティングじゃ物足りなくなっちゃって、目的ができちゃったからバイク作って早く試したい、でもすぐ第2ヒートだし‥みたいなワクワクも得られました。速い人、というか凄い人と話をするのって、大事ですね。

帰りの道すがら、いろいろ試してみたいので毎週愛媛大会があればよいのにと思ったりしましたが、それで気が付くのはいろんな方のおかげで相対的な自分の立ち位置が見えてきているわけで、本気で遊びに付き合ってくださっている皆様には本当に感謝感謝、ありがたいと思いますし、逆にお互い様と言ってもらえる自分でありたいなとつくづく思った愛媛最終戦でした。

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